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肉を“切らせずに”骨を断つ。「伝説対決」のヒーロー「バルダム」をサポートとして運用してみよう
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印刷2019/07/08 12:00

攻略

肉を“切らせずに”骨を断つ。「伝説対決」のヒーロー「バルダム」をサポートとして運用してみよう

 Tencent Gamesがサービス中のスマートフォン向けMOBA「伝説対決 -Arena of Valor-」iOS / Android)に登場するヒーロー「バルダム」を使い,サポートとしての基本的な運用法を解説していこう。

アビリティ3で範囲内にいる複数の敵をまとめて一定時間拘束し,無力化できる「バルダム」。サポート向きのタンクヒーローだ
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「伝説対決 -Arena of Valor-」ダウンロードページ

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 2019年6月18日に実装された「バルダム」は,強力な範囲拘束アビリティを持つタンククラスのヒーローだ。反面,攻撃能力はそれほど高くなく,ソロレーンで敵をキルするには決め手に欠ける印象があるが,そこはサポートとして運用すれば補える部分である。

 彼はパッシブアビリティなどによって物理防御が大幅にアップするため,集団戦においては積極的に前に出られる。「後方からチマチマ戦うのは性に合わない」「自分の手で集団戦の流れを動かしたい」といったプレイヤーにオススメなのが「バルダム」なのだ。


「バルダム」のアビリティ性能を解説

敵を奇襲&拘束せよ


 まずは,「バルダム」のアビリティ性能を詳しく紹介していこう。

 驚くべきことに,彼はパッシブアビリティによって物理防御が常時18%アップする。レーン戦ではそう簡単にデスすることはないだろう。割合上昇なので,物理防御を積めば物理ダメージに対して鉄壁となれる。

 また,アビリティ2「ワイルドスタンプ」で敵にダメージを与えると,その敵から受ける物理ダメージを25%軽減できるため,至近距離での殴り合いでは非常に打たれ強い。

「ワイルドスタンプ」は周囲の敵に物理ダメージを継続的に与えるアビリティ。ヒットした敵の移動速度を下げる効果もある
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 アビリティ1「ワイルドチャージ」は,自身が突進攻撃を繰り出し,ヒットした相手を自身の背面方向に放り投げられる。

 敵に対して一気に距離を詰め,味方のいる方向に投げれば容易にキルチャンスをつかめるという,味方との位置関係が重要なアビリティだ。

 ドラゴンレーンでは,ペアの片割れの敵を投げ飛ばしても,敵の相方に狙われてしまう展開になりがちだが,パッシブや「ワイルドスタンプ」のおかげで高耐久な「バルダム」ならば大体問題にならない。

味方のタワーを背にして敵と対峙しているときに「ワイルドチャージ」を使えば,自身とタワーによる挟み撃ちも狙える
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 アビリティ3「ワイルドプリズン」は,彼の唯一の遠距離攻撃となっており,指定範囲内の敵を3秒間“地下に拘束する”という特徴的な効果を持つ。

 地下に拘束した敵はダメージを受け付けなくなる代わりに,移動やアビリティの使用が一切できない。ゲームから一時的に除外されたも同然の状態になるため,集団戦では極めて強力なCCだ。

「ワイルドプリズン」による拘束中は,アビリティのクールダウンすら回復しない。複数の敵を巻き込むことができ,集団戦の戦況を一変させられる
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 「バルダム」には狙うべきコンボが明確に存在しないが,アビリティを使用する際は味方との連携を第一に考えるべきだ。

 例えば「ワイルドチャージ」を使う場合,敵を投げた際に味方が援護してくれる位置にいるか,敵を近寄せたことで逆にピンチに陥ることはないか。「ワイルドプリズン」であれば,味方がトドメを刺そうとしていた敵をうっかり拘束してしまわないかなど,しっかりと状況を見極めよう。


レーン戦では「ワイルドチャージ」

集団戦では「ワイルドプリズン」がカギ


 基本的に「バルダム」はレーン戦,集団戦のどちらにおいても,チームの最前線に立って敵チームにプレッシャーをかけられるヒーローだが,シーンごとに最適なアビリティの使い方は微妙に異なってくる。

 ここでは,それぞれのシーンに合わせた効果的なアビリティ運用法を紹介していこう。

 まずレーン戦では,「ワイルドチャージ」のほうが「ワイルドプリズン」よりも効果的に作用する場面が多く,必然的に「ワイルドチャージ」をいかに使っていくかが重要になる。

 「ワイルドチャージ」が効果を発揮する場面は,敵にレーンを押されて,味方タワー付近で戦っているときだ。うまくいけば味方タワーとの挟撃が狙えるだけでなく,敵ジャングラーからの奇襲(ギャンク)が運悪く重なってしまっても難を逃れやすい。

こちらがプッシュしている際は,周囲に味方がいることを確認してから「ワイルドチャージ」を使いたい
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 ただし,もちろん敵も相手のタワー付近では「バルダム」を警戒してくるはずなので,こちらは早々に決まる手ではない。そこで有効になるのがタワーダイブだ。

 タワーダイブとは,文字どおりタワー下に引きこもっている敵に突っ込んでいき,キルを狙うこと。多くの場合,タワーの攻撃を引きつけるタンクと,ダメージ担当のマークスマンやアサシンが連携し,タワー下で孤立している敵にトドメを刺す目的で行われる。

 しかし「バルダム」であれば,高耐久かつ「ワイルドチャージ」で敵をタワー下から引きずり出せるため,タワーダイブを狙うハードルはほかのヒーローよりも格段に低くなる。さらに,2vs.2の状況では「ワイルドプリズン」で敵サポートだけを拘束し,敵マークスマンを袋叩きにするといった芸当も(操作難度はやや高いが)可能だ。

タワー下に逃げ込んで油断している敵に,お灸をすえてやろう
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 タワーダイブを確実に決めるためには,レーン戦の時点で敵のHPを削りつつ,迅速にレーンをプッシュすることが大切となる。いくら「バルダム」の耐久力が高いとはいえ,タワーダイブは失敗すれば即デスにつながる高リスク戦法だという点に変わりはない。
 なお,プッシュしている最中にギャンクを受けた際は,敵ジャングラーを「ワイルドプリズン」で拘束してすぐに撤退しよう。

 集団戦では逆に「ワイルドプリズン」の有用性が増し,「ワイルドチャージ」はやや使い勝手が落ちる。「バルダム」の高耐久はあくまで物理ダメージに対しての話なので,無策に「ワイルドチャージ」で突っ込めば敵メイジの餌食となるだろう。

 言い換えれば,「ワイルドプリズン」で真っ先に拘束すべき相手は敵メイジなのだ。うまく決まれば魔法ダメージに怯える心配はなくなるし,あえて敵メイジの少し手前を範囲指定して戦線から遠ざけるだけでも十分な働きと言える。

 もっとも複数の敵を「ワイルドプリズン」で巻き込めばそれに越したことはないので,とくに味方チームに機動力の高いアサシンやウォーリアがいる場合は,敵の前衛をまとめて拘束し,その隙にメイジやマークスマンを一気に叩いてしまおう。

 まとめると,序盤〜中盤は高耐久を生かして「ワイルドチャージ」で果敢にプレッシャーをかけ,(敵が防御貫通系のアイテムを積み始める)終盤では突出しすぎず,効果的なタイミングで「ワイルドプリズン」を狙っていくという戦法で戦いたい。

 「バルダム」の解説は以上となる。いくらパッシブアビリティにより耐久性の高い彼でも防御貫通系アイテムの前には無力なので,試合後半に向けて「棘の甲冑」や「イージスの盾」を購入しておくこともお忘れなく。

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