プレイレポート
[G-Star 2018]3体のキャラを同時に操作する「ToS」ライクなMMORPG「Spiritwish」のプレイレポートを紹介
本作では冒険に赴くとき,手持ちのキャラの中から3体を選び,まとめて操作することになる。画面内のタップした場所へ3体が移動し,それぞれの索敵範囲内に敵モンスターが侵入すると,あらかじめ設定した条件に応じて各キャラが自動で行動するというシステムだ。
この行動条件は,キャラごとにとても細かく設定できる。一例を挙げると,HPの残量が一定の割合未満になったら回復ポーションを使ったり,味方のバフが途切れたらすかさず掛け直したり,大型のモンスターが出現したときはタンク系のキャラに挑発のアビリティを使わせたりできる。これらのカスタマイズにより,傍から見ると生身の人間が操作しているように見えるわけだ。
プレイヤーが操作するのは移動だけで,アクティブスキルなどは勝手に使ってくれることもあり,初見プレイでも難しさは感じなかった。スマホ向けRPGによく搭載されるオートバトルと違い,AIが優秀に動いてくれるかどうかは自分のチューニング次第なので,そこを突き詰めていくのが本作の醍醐味になりそうだ。
現時点では総勢25名のプレイアブルキャラが実装されており,メインシナリオで深く関わる個性的なNPCが一行に加わることもあるそうだ。パステル調で描かれたキャラはとても可愛らしく,たとえば「Tree of Savior」などのファンなら,AIのチューンも含めたっぷり愛着が湧いてしまいそうだ。
今回のプレイアブル版では,同じNexonブースに居合わせた計28名のプレイヤーが同時に参加する,レイドバトル系のコンテンツにも挑戦できた。このレイドバトルでも,各プレイヤーは3体のプレイヤーキャラを操作するため,実際のエリア内には最多で28×3=84体がひしめく大規模バトルとなるわけだ。
なお本作は,基本的にスマホの画面を横にした状態かつクォータービューで進行するが,G-Star 2018の開幕に合わせて公開されたムービーを見ると,サイドビューのゲームモードもあり,スマホを縦にしても遊べるようだ。
ブースにいたスタッフに聞いたところ,韓国では2018年クローズドβテストを実施しており,上々の反響だという。現在は2019年上半期の配信開始に向けて,最終調整中だそうだ。
公式サイト(韓国語)
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