業界動向
「アークナイツ」のメーカーHypergryph,上海当局によるリーク対策を含む営業秘密保護政策の対象企業に選定
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本制度は,企業の営業秘密保護を目的に当局が打ち出した施策で,すでに複数の具体的支援策が整備されているという。制度面では企業の正当な権益を保護し,資金面では権利保護活動の支援など,多角的な支援体制の構築が進められている。
対象企業は,第三者機関が内部統制体制の整備や従業員向けの秘密保持教育が提供されるほか,被害発生時の証拠保全,司法鑑定,損失評価といったサービスを低コストまたは無償で利用できる見込みだ。
さらに,法律事務所や技術企業などの専門機関が常時参画し,情報セキュリティ管理を支援する体制も整備されるとしている。
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執行面では,営業秘密侵害への取り締まりを強化するとともに,市場監督部門,公安,検察院,裁判所の連携体制を構築し,被害企業の権益保護を図る方針だ。
近年は,継続的なコンテンツ更新によって長期運営型タイトルが増加している。一方で,未公開情報を事前入手して公開するいわゆるリーク行為が,企業の事業計画を妨害する事例も問題視されている。
「原神」リーク情報掲載サイトの運営者をCOGNOSPHEREが提訴。閉鎖と損害賠償を請求
miHoYoの海外パブリッシング子会社COGNOSPHEREが,「原神」「崩壊:スターレイル」などの未公開情報掲載を巡り,リーク情報掲載サイト「HomDGCat Wiki」の運営者を米国で提訴した。同社はサイト閉鎖,SNSアカウントの永久停止,および損害賠償を求めている。
実際に,miHoYoの海外発行子会社COGNOSPHEREが米国でリーク情報掲載サイト運営者を提訴するなど,権利保護を巡る法的対応も進みつつある。
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今回Hypergryphが選定されたことは,同様の課題を抱えるゲーム企業にとって参考となる事例となる可能性がある。制度の実効性や今後の運用状況に関心が集まりそうで,今後の動向にも注目したい。
(C)2017 Hypergryph Co., Ltd.(C)2018 Yostar, Inc. All Rights Reserved.
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