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英雄コナンをモチーフにしたRTS,「Conan Unconquered」の開発者ビデオダイアリー公開
「Conan Unconquered」公式サイト
ロバート・E・ハワードのヒロイックファンタジー小説,「英雄コナン」シリーズのライセンスを取得したMMORPG,「Age of Conan: Unchained」(2010年)やオンライン専用のサバイバルアクション「Conan Outcasts」(2018年)などの作品を送り出してきたFuncomだが,「Conan Unconquered」は,おそらくこれが初めてとなるコナンもののRTSとなった。
開発を担当するのは北米のPetroglyph Gamesで,同社は,RTSジャンルの礎を築いた「Dune II」(1992年)や「Command & Conquer」(1995年)などで知られるWestwood Studiosの開発メンバーが多く集るデベロッパだ。2006年にラスベガスで再結成されて以降,「Star Wars: Empire at War」(2006年)や「Grey Goo」(2015年)などのRTSを作ってきた。
そんなPetroglyph Gamesの「Conan Unconquered」は,原作小説シリーズの1つである「Black Colossus」をベースにしたもの。ハイボリアに逃げ延びたコナンが,一国一城の主になるべく城塞を築く途中,襲ってくる敵の軍隊や獰猛な生物から城を守っていくという時代が背景となる。
興味深いのは,ほかの多くのRTSに見られる,「物語に沿ってマップを順に攻略していく」というスタイルではなく,2017年に発売された「They are Billions!」のように,次第に強力になっていく敵軍の来襲から拠点を限界まで守り抜くというシステムになっていることだ。
プレイヤーは,敵の来襲の合間に資源を獲得して城壁を強化したり,施設を作って新たなユニットを生産したりして次の来襲に備えるというシンプルな,いわゆる“マゾ系ストラテジー”などとも呼ばれる作品にまとめられている。敗北すれば新たなマップが自動生成されるため,何度もプレイを繰り返し,「どれだけ生き長らえるか」に挑んでいくわけだ。
Co-opも実装されており,仲間と一緒に戦うのも面白そうだ。発売までにさまざまな情報が公開されていくはずなので,続報を楽しみにしたい。
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