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アニメ「シュタインズ・ゲート」の聖地に東京・千代田区が認定。神田明神で行われた「聖地認定プレート」の贈呈式をレポート
Nintendo Switch用ソフト「STEINS;GATE ダイバージェンシズ アソート」の発売日と同日に行われたこの式典には,神田明神の岸川 雅範氏と,アニメツーリズム協会の鈴木則道氏,そして牧瀬紅莉栖役の声優 今井麻美さんが出席した本稿ではその模様をレポートする。
「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」は,アニメツーリズム協会が2017年から発表しているアニメ聖地のリストで,世界中のアニメファンから寄せられたWeb投票の結果をベースに制定されている。2018年・2019年には「シュタインズ・ゲート」の聖地として,東京都・千代田区が認定されており,贈呈式はその活動の一環として行われたものだ。
また今回,神田明神に「聖地認定プレート」と「御朱印」が置かれることになったのは,2018年夏に神田明神資料館で行われた特別展示「起源探訪のインターレスト〜シュタインズ・ゲートと秋葉原の歴史展〜」がきっかけだそうだ(外部リンク)。
贈呈式の冒頭は,神田明神の岸川 雅範氏が登壇。「シュタインズ・ゲート」と神田明神は納涼祭以前にも何度かコラボしており,とても親和性を感じているとコメントした。
また,アニメツーリズム協会の鈴木則道氏によると,神田明神は外国人が訪れてみたいアニメファンの聖地として非常に人気があるのだそう。世界中の「シュタゲ」ファンが神田明神を訪れ,記念プレートを写真に撮ったり,特製スタンプを押して記念にしてもらえたら嬉しいと鈴木氏は語った。
現在神田明神の授与所では,「シュタインズ・ゲート」のお守りと絵馬が並べられているが,今井麻美さんは「シュタインズ・ゲートの特別な絵馬を作ってもらえるとは想像もしていなかった」と語り,初めて見たときは非常にテンションが上がったそうだ。
さらに今井さんは,今年で10周年を迎える「シュタゲ」を神田明神が初期から応援してくれていることに,感謝の意を述べていた。
さらに今井さんは,会場で挙がった「『シュタインズ・ゲート』で一番印象深い思い出は?」という質問に対して,劇場版「STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ」の試写会が一番想い出深いと答えた。
というのも,紅莉栖は主人公・岡部倫太郎を応援している立場にいることが多いため,「支える側」という意識があったそうなのだが,「負荷領域のデジャヴ」では紅莉栖が「一番頑張らなければならなかった立場」だったため,心持ちがほかの作品とは異なっており,試写会は特別な心境だったという。
今井さんは,「紅莉栖は非常に人間らしい性格で,そのときそのときで感情も大きく変わる。演じていて苦労する場面もあったが,同時にすごく楽しかった」と,紅莉栖への思いを語っていた。
なお,贈呈された認定プレートと御朱印は,神田明神文化交流館1Fに設置される予定だ。「シュタゲ」の聖地巡礼をするという人はぜひ足を運んでみよう。
「STEINS;GATE ダイバージェンシズ アソート」公式サイト
アニメツーリズム協会 公式サイト
江戸総鎮守 神田明神 公式サイト
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STEINS;GATE ダイバージェンシズ アソート
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