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「ゲームでもRyzenを選ぶ理由ができた」。日本AMDが秋葉原で第3世代Ryzen&Radeon RX 5700シリーズをアピール
初日の7月13日には,会場となった秋葉原のイベントスペース「LIFORK AKIHABARA II」の前に,大勢の人が列を作り,Ryzen 3000を解説するトークセッションでは,立ち見もでるほどの盛況ぶりで,いまのAMDとRyzen 3000の勢いを反映したものとなった。
会場となったLIFORK AKIHABARA II前には,開場前から多くの人が集まり,列を作っていた |
会場内は満席。立ち見がでるほどの盛況ぶりだ |
7nmプロセスの採用に加えて,マイクロアーキテクチャをZen2世代に刷新することで,マルチスレッドはもとより,シングルスレッドの性能も向上したと佐藤氏はアピールしていた。
セッション中には,「Ryzen 9 3900X」と,「Core i9-9900K」で,Cinebench R20を実行するデモも披露。シングルコアテストでは,「504」対「508」との結果でほぼ互角だったが,マルチスレッドテストでは「7224」と「4934」となり,1.46倍ほどの差がついた。マルチスレッドテストの実行時には,Ryzen 9 3900Xでの処理速度に会場から「おおっ」という声が上がったほどだ。
また,これまで弱点とされていたゲームでの性能でも,エントリーの製品から上位の製品まで,Intelの競合CPUと比べて同等以上の性能を発揮しているとして,佐藤氏は「死角のないCPUに仕上がった。クリエイティブ系のソフトだけでなく,ゲームでもRyzenを選ぶ理由ができた」と誇らしげに語った。
イベント会場には,マザーボードメーカー各社が,Ryzen 3000に対応したX570チップセット搭載マザーボードを展示するエリアも用意されていた。展示エリアにも多くの来場者が集まっていて,Ryzen 3000とX570マザーボードへの関心の高さがうかがえる。以下,展示の様子を写真で紹介しよう。
「AMD FAN FES in AKIBA」は,14日,20日と21日にも行われるが,それぞれトークセッションの内容が異なるとのこと。また8月31日には大阪・なんばでも「AMD FAN FES in OSAKA」の開催が予定されている。Ryzen 3000に関心のあるゲーマーは足を運んでみるといいだろう。
AMD FAN FES in AKIBA / OSAKAの詳細ページ
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