「北斗リバイブ」名雑魚キャラ（？）のコラボカフェが吉祥寺にオープン。“世紀末酒場〜デカいバBar〜”ファンミーティングレポート

　セガが配信中のスマホ向けRPG「北斗の拳 LEGENDS ReVIVE」（iOS / Android。以下，北斗リバイブ）のコラボカフェが2022年9月20日から10月3日にかけて，東京都吉祥寺カフェゼノン＆ゼノンサカバにて開催中だ。


　そのオープン前日となる2022年9月19日に，同店にて「3周年記念ファンミーティング〜デカいバBar〜」が実施された。

　当日は「北斗リバイブ」の3周年を祝うべく，岩本プロデューサー，藤田ディレクターをはじめ，タレントのカナイさん，アメリカザリガニのひらいさんをMCに迎え，クイズ大会やゲーム対決，コラボメニューの先行試食会などが実施された。


　ファン同士の交流にも重点が置かれ，終始和気あいあいとした雰囲気を帯びていたイベントの模様をお届けする。

「北斗の拳 LEGENDS ReVIVE」公式サイト

「北斗の拳 LEGENDS ReVIVE」ダウンロードページ

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リアルサイズのデカいババアに加えて年表やグッズの展示も

　店内に入ると，今回のコラボカフェテーマとなったデカいババアがお出迎え。入り口の前に展示された等身大ケンシロウフィギュアよりも大きく，まさにデカいババアという言葉以外では形容できない威圧感を放っていた。


　さらにカフェの奥では，フィギュアや関連グッズに加えて，「北斗リバイブ」が歩んだ3年間の歴史年表が設置されていた。その中には，原 哲夫氏から「北斗リバイブ」3周年に際して贈られた記念色紙も。


　ファンミーティングでは，まずグループ対抗クイズ大会が実施された。ファン同士のアイスブレイクも兼ねたクイズ大会となっており，グループで知識を出し合って回答する場面も。クイズ大会の上位入賞グループは，手ぬぐいやマグカップ，ガッツリ容量のプロテインなどがもらえるリアルガチャのチケットや，特製パーカーが贈られていた。


　クイズ大会の問題は，キャラクターの身長や奥義名などのプロフィール情報に加えて，筋肉の一部画像で該当キャラを当てるマニアックものまで計10問が出題された。意外と正答率が低かったのが「原作で2番目の死兆星を見たのは誰？」という第1問。正解はマミヤだが，最初の問題から各グループの回答が分かれる波乱の幕開けとなった。

ユダの奥義「血粧嘴（けっしょうし）」の嘴を間違えるチームが続出。正解できたチームはわずかだった

　「北斗リバイブ」に関連した問題も出題されたものの，ゲーム内イラストの一部（肩の筋肉）からキャラクター名を答えるというマニアックすぎる内容だったので，駆け付けたファンたちも騒然。あまりの難しさに回答者は少ないと思われたが，出題直後に即答するグループが現れると，会場にはさらなるどよめきが走った。


　クイズ大会の後には，「北斗リバイブ」内のミニゲーム「牙一族を追え」という障害物を避けてゴールに向かうランゲームがアレンジされた，特製ゲーム「デカいババアを追え」が登場。岩本プロデューサーが出したスコアを参加者が超えることで，ゲームの全ユーザーに「ジュドル」や「ガチャチケ詰め合わせ宝箱」がプレゼントされるというコーナーが行われた。

　しかし，当日の岩本プロデューサーは緊張の影響か，次々と障害物にぶつかり，2万点ほどで終了。一方，ゲームに挑戦したファンは，100万点以上を叩き出し，圧倒的大差を付けてプレゼントをもぎ取った。


　ミニゲームの後には，コラボメニューの先行試食会が実施された。メニューは「デカいババァのババロア」「火炎放射ザコの炙りカルビ丼」「モヒカンドリンク」など，名雑魚キャラを中心に展開。


　さらに「北斗の拳」作中でデカいババアがケンシロウ一行に振舞った毒入りの水が「デカいババァのあやしい水」として登場。普通においしそうな他のメニューと比べて，味の予想が一切つかないため，思わず「ババァが先に飲んでみろよ」と言いたくなるようなドリンクとなっている。

既存拳士の「経絡解放」スケジュールやURユリア高潔なる眼差しが登場

　ミーティングの終盤に開催されたQ＆Aのコーナーでは，「北斗リバイブ」の新情報の発表や，事前に寄せられたお便りへの回答が行われた。

　まずは，既存拳士の「経絡解放」スケジュールの発表だ。今回の発表では下記画像の左から順に実装されていくそうだ。


　さらに，非戦闘拳士が編成の7枠目へ入ること，加えて非戦闘拳士の“URユリア 高潔なる眼差し”の実装が発表された。与ダメージ上昇効果など，さまざまな強化を味方にかけられる非戦闘拳士で，実装は9月末を予定している。


　さらに，開発中の拳士として，ジュウケイのラフ画像が公開された。こちらの登場時期は未定だ。


　このほか，コラボやサーバー統合に関するお便りへの回答がされた。コラボについては「北斗の拳」から離れたタイトルとのコラボは当分のあいだ控えると，岩本プロデューサーが打ち明けた。
　また，詳細は未定としながらも，コラボ拳士の奥義書に対応するためのアイテム導入が検討中であることも明かされた。


　「他サーバーのプレイヤーとフレンドになりたい」「他サーバーのプレイヤーとバトルしたい」といった要望に対しては，将来的に簡単なマッチング方法を考えているそうだ。サーバー統合に関しては，プレイヤー側のデメリットが多いことから，現状は検討されていないという。


　Q＆Aの最後には，今後の「北斗リバイブ」全体に関する方針が発表された。まず「北斗の拳」のストーリーを「北斗リバイブ」で描き切った後もゲームは続き，原 哲夫氏や集英社と試行錯誤したうえで新たな物語が展開されるそうだ。


　その一例として，「北斗の拳」に登場しなかった伝承者たち（ケンシロウより前の時代の伝承者や，次世代の伝承者）が原 哲夫氏監修のもと，「北斗リバイブ」内で描かれるとのこと。
　あくまでも検討段階とのことではあるものの，原 哲夫氏が関与する新たな物語ということもあり，今後も「北斗リバイブ」からは目が離せなさそうだ。

　最後には，原 哲夫氏直筆のサイン色紙をかけたジャンケン大会が実施された。岩本プロデューサーと全員がジャンケンをしていき，最後は二人のファンが残ったことで一騎打ちが発生。劇的な展開による熱気が冷めない中で，ミーティングが締めくくられた。

　「3周年記念ファンミーティング〜デカいバBar〜」は，3周年記念かつ初のオフラインイベントということもあって，参加者同士の交流も終始盛り上がっていた。これからの動向が気になる「北斗リバイブ」に，今後も注目していきたい。

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