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[TGS 2019]「Dusk Diver 酉閃町」ステージレポート。台湾の実在する町を舞台としたゲームの魅力を開発者と声優陣が語った
ステージイベントでは,本作でプロデューサーを務めるチュ・ランスロット氏,主人公「ヤン・ユモ」役の佐藤利奈さん,「ネメア」役の水桐けいとさんが,本作のゲーム内容についてトークを展開した。また,水桐さんの主題歌のライブも行われたので,その模様をレポートしたい。
本作では,台湾に実在する「西門町」を舞台に,その町の異世界である「酉閃町」に飛ばされてしまった主人公ユモが不思議な力を使って,世界を元に戻すために戦うストーリーが描かれている。
ユモは,自分の進路を決められずに悩む平凡な高校2年生の少女だ。演じた佐藤さんは「平凡な中にもきらりと光るものがある」と述べ,面倒ごとを避ける性格ながら,周囲にいる面倒な人達に一生懸命に応えるという,純真さを持っていると語る。
一方,水桐さんの演じるネメアは,西門町に突然現れる謎の美少女で,ユモをはじめとする周りの人間に迷惑をかける存在だという。物語の核となる部分にも関わっている重要なキャラクターだと説明した。
こうしたキャラクターの設定について,ランスロット氏は「キャラクターはそれぞれ違ったアプローチで設定した」と述べる。たとえばユモなら,台湾の女子高生に人気があるボーイッシュなファッションを踏襲し,スカートではなくパンツルックで設定している。また,ネメアについては,開発陣からの「ロリキャラが欲しい」という要望に応え,身長が低く,可愛らしさを強調したキャラクターとして作ったそうだ。
また,西門町を舞台とした理由については,ランスロット氏がかねてから実在する日本の都市を舞台にしたゲームやアニメがうらやましいと感じていて,自分が住んでいる町を紹介したかったという思いが込められているという。
この西門町は日本統治時代に作られ,台湾がそれを発展させてきたという歴史があり,新旧文化が混じり合い,「台北の原宿」「台湾の渋谷」などと呼ばれ,若者の町として知られている。
開発中のゲームをプレイしたという水桐さんは,町にはいろいろな店舗があり,お店に入ると実際のメニューが出てくるといった作り込みを実感したと話す。中には日本食レストランもあって,そのメニューには「タケノコのサラダ」があってビックリしたそうだ。ちなみにタケノコのサラダは,台湾ではよく食べられているメニューとのことだ。
ランスロット氏は,町には実在する店舗などとコラボしたスポットなどもあって,本作を遊ぶことで西門町に興味を持ってほしいという点を強調。自分たちの住む西門町そのままを再現した町の中で,気軽に楽しめるアクションゲームをじっくり味わってほしいとアピールした。
ステージの最後には,本作の主題歌「閃閃少女」を歌う水桐さんによるライブが開催。水桐さんによると「ゲームのいいところで流れる」とのことなので,ゲーム中に曲が流れるシーンも楽しみにしたい。
「Dusk Diver 酉閃町 -ダスクダイバー ユウセンチョウ-」公式サイト
4Gamerの東京ゲームショウ2019特設サイト
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Dusk Diver 酉閃町 -ダスクダイバー ユウセンチョウ-
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(C)2019 JFI Games Inc. All Rights Reserved. Licensed to and published by Justdan International Co., Ltd. in Asia/Japan. Published by PQube Limited in mericas/Europe/Australia.
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