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有名実況者やプロ選手が「CoD モダン・ウォーフェア」でガチバトル! 「バンドルカードカップ」の模様をレポート
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印刷2019/12/10 13:51

イベント

有名実況者やプロ選手が「CoD モダン・ウォーフェア」でガチバトル! 「バンドルカードカップ」の模様をレポート

 2019年12月8日,東京・秋葉原にある「e-sports SQUARE AKIHABARA」にて,ストリーマーやプロ選手などのインフルエンサーと,一般参加者が対戦する「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」PC / PS4 / Xbox One)の大会,「バンドルカードカップ」が開催された。

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 今大会はプロeスポーツチームを運営するLibalentが主催するもの。大会名に冠される「バンドルカード」とは,カンムが運営するプリペイド決済アプリのことだ。ゲームのダウンロード販売など近年,加速度的に増加している状況なのはご存じの通り。ゲームとの相性がいいということで,Libalentが主催する今大会にメインスポンサーとして参画しているというわけだ。

 大会は「Free For All」,周りが全て敵となる個人戦で,予選では8人ずつを1グループとし対戦。各グループ上位2名が決勝を進出し,8名が優勝を目指して戦った。詳細については以下の通りだ。

予選
・予選はA~Dの4グループ,8人構成で戦う
・2ラウンド制
・1ラウンド,30ポイント(キル)先取
・2ラウンドの合計ポイントの多い各グループの上位2人が決勝トーナメントへ
決勝
・各予選ブロックを勝ち進んだ合計8人が決勝トーナメントへ
・決勝トーナメントも2ラウンド制
・2ラウンドの合計ポイントの一番多い選手の勝利

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 今回参加する一般参加者は20名,それを迎え撃つのは,有名実況者やプロ選手などインフルエンサー12名だ。一般参加者の中にはプロ選手の姿もあり,一筋縄ではいかない戦いが繰り広げられた

司会を担当するのはk4senさん
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出演者
メインMC兼実況担当:k4sen
出場選手
赤谷玲菜/WinRed/加齢た声/GenGar AX/コテつな/鈴木ノリアキ/ななか/Nicochaaaaaaaann/VODKA/みったん/ラーク/R1CHARD

左から,VODKAさん,ななかさん,鈴木ノリアキさん,コテつなさん,ラークさん,加齢た声さん,R1CHARDさん,赤谷玲菜さん,みったんさん,Nicochaaaaaaaannさん,GenGar AXさん,WinRedさん
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各グループの試合中,参加してないインフルエンサーが解説を担当する
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 グループAは,ストリーマーのみったんさんななかさん,プロ選手のGenGar AXさんと,一般参加者5名で試合が行われる。プロeスポーツチーム野良連合のGaliardさんBigfootさんが一般参加しており,約半数がプロ選手という初回からハイレベルなグループとなった。
 結果は,野良連合のGaliardさんとBigfootさんがトータルポイント1位と2位を独占し,決勝進出となった。

Galiardさん,Bigfootさん
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 グループBは,ストリーマーの赤谷玲菜さんコテつなさんラークさんと,一般参加者5名で試合が行われる。しかし,グループBにもプロeスポーツチームUnsold Stuff Gamingのころかんとくさんが一般枠で参戦した。
 1ラウンドめを制したTakusyanさんと,2ラウンドめを制したagreeさんが決勝に進出。プロも絶賛するハイレベルな戦いだった。

agreeさん,Takusyanさん
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 グループCは,ストリーマーの鈴木ノリアキさんR1CHARDさん,プロ選手のWinRedさんと一般参加者5名で試合が行われる。ここでも野良連合から,3人めの刺客となるU_Y_P_さんがエントリーした。
 1ラウンドめは鈴木ノリアキさんが2位のU_Y_P_さんから12ポイントという圧倒的差をつけてトップを飾る。2ラウンドは逆にU_Y_P_さんが2位の鈴木ノリアキさんに7ポイント差をつけて勝利する展開となり,両者が決勝に進出した。ちなみに鈴木ノリアキさんは,ここまでで初めて決勝に残ったゲストプレイヤーとなった。

U_Y_P_さん,鈴木ノリアキさん
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 グループDは,ストリーマーのVODKAさん加齢た声さん,プロ選手のNicochaaaaaaaannさんと一般参加者5名で試合が行われる。今回は一般参加者でプロ選手の殴り込みはなかった。
 1ラウンドめは一般参加者のx77_happy_77xさんが勝利。続く2ラウンドめも一般参加者のVEYKERさんが勝利した。接戦に次ぐ接戦で,手に汗握る戦いとなった。

VEYKERさん,x77_happy_77xさん
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 決勝戦は,ゲストから唯一残った鈴木さんと,一般枠で参加した野良連合のプロ選手3名,さらに予選でプロ選手を抑えて勝ち上がった凄腕の一般参加者が争う一戦となった。
 1ラウンドめからその展開には目を見張るものがあり,中盤から終盤にかけて4ポイント圏内で8人全員が争う大接戦に。最後はわずかな差でU_Y_P_さんが勝利を収めた。
 2ラウンドめは,序盤からU_Y_P_さんがポイントを伸ばし独走かと思いきや,Bigfootさんが見事な5連続キルを見せて食らいついていく。中盤,U_Y_P_さんは周囲が見渡せるマップの高所に「セントリーガン」を配置する戦略でさらにキルを伸ばし,最後は2位と6キル差をつけての勝利。両ラウンドを制して,U_Y_P_さんが優勝となった。

 U_Y_P_さんには優勝トロフィーと副賞として海外版のスペシャルエディション限定の特典となっているナイトビジョンゴーグルがプレゼントされた。
 コメントを求められたU_Y_P_さんは,「これまで一生懸命やってきて,今年プロになったばかりですが,今,アマチュアで活動している皆さんも諦めずに努力をすれば,プロになれる思うので頑張ってください」とeスポーツシーンを目指すプレイヤーにエールを送った。

決勝では圧倒的な強さをみせたU_Y_P_さん
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改めて登壇したゲスト陣からはこういったカジュアルに楽しめる大会がもっと増えてほしいという希望も挙がっていた
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 出場選手と観戦者の距離が近く,そのプレイテクニックやリアクションを間近で見られる,和気あいあいとした大会となった。
 今回が第1回の大会となったが主催であるLibelentと,メインスポンサーとして参画し,運営をバックアップするカンムは今後もこういった大会を続けていく意向のようだ。
 改めて今回の大会の主旨や,共同の企画運営についてLibelentの寺田 光氏と,カンムの酒井雄太氏から話を聞くことができたので最後に紹介しよう。

左から酒井雄太氏,寺田 光氏
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――今回,主催である「Libelent」とメインスポンサーの「カンム」と企画段階からガッチリとタッグを組んだそうですね。

寺田 光氏(以下,寺田氏):
 企業さんがスポンサーになる場合は,大きなイベントで広告や看板を出す形が多いと思います。企画にまで入ろうとするとゲームやeスポーツの知識も必要だったりして結構ハードルが高い。ですが,今回はカンムさんが積極的に参画してくださり,一緒にコミュニティを盛り上げようという主旨でできました。

――共同での企画運営ということで苦労などはありましたか。

酒井雄太氏(以下,酒井氏):
 弊社がこの大会で発信したい事はゲーム大会を通して,「バンドルカード」というサービスを知ってもらう,という部分なんです。そういったメッセージをどういう企画にすればユーザーに伝えやすいか,ということを調整するのが大変でしたね。あまりプロモーション重視にすると,大会が盛り下がってしまうので,そのバランスをLibelentさんと詰めていった感じです。

寺田氏:
 ゲームタイトルの使用もハードルがあって,「モダン・ウォーフェア」っていう新作での大会もチャレンジングでした。

――逆に良かったところはなんでしょう。

寺田氏:
 今回参加してくれたインフルエンサーの皆さんが,積極的にやりたいと言ってくれたのは良かったところですね。案件によってはスケジュールの問題も出て来たりするんですが,今回はこの取り組みに興味を持ってくれた方々が非常に前向きに参加してくれました。

酒井氏:
 バンドルカードというサービス名がSNSを介して,すごくポジティブに広がったことです。今までオンライン上でメジャーなタイトルを利用した広告展開はした事はあったんですが,今回はインフルエンサーの方が「バンドルカードカップ」に出るということを発信すると,フォロワー同士で「バンドルカードって何?」という話になってサービスを説明してくれる事がありました。
 ゲームというエンターテイメントに紐づき,さらにコミュニティを活かしたプロモーションができたのは,非常に面白くて良かった部分だと思います。

――「Free For All」を採用した理由はなんでしょう。

寺田氏:
 CWL(Call of Duty World League)に出場しているLibalent Vertexが,国内の大会ではよい成績で結果をだせています。一方で,チーム単位での強さを決める大会はあるけど,個人単位で強いのは誰なんだろう,という疑問が弊社スタッフ内であったんです。
 個人戦の大会はあまりないと思いますので,やってみたら面白いのでは,というところからですね。あとはメジャーな大会と違う形式にして,差別化をしたかったという部分もあります。

――今後もこういった大会を開催したいと思いますか。

寺田氏:
 1回で終わらせてしまうのはもったいないと思っています。続けることで広がっていくものだと思うので,1回や2回,うまくいかなかったからといって終わりにしたくないですし,成功だけではなく,失敗も見て,他の人にも後に続いてほしいですね。
 eスポーツにはプロの大会みたいなイメージもあると思うんですが,コミュニティレベルで集まって楽しむ形も,もっと広がっていけばいいと思います。

酒井氏:
 我々としても続けていきたいと思っています。本来はバンドルカードのプロモーションではあるんですが,こういったゲームの大会を通してユーザーへのメリットを伝えることで,この会社は面白い事をやってるなと感じていただきたいですね。
 大会を続けることで,サービスの良さを知ってもらい,最終的にサービスのファンになってもらえればと思います。

「Libalent」公式サイト

「バンドルカード」公式サイト

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