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「ウォッチドッグス レギオン」をホッキング氏が紹介したUBIDAY2019ステージをレポート。「アサクリ シンジケート」との関係は?
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印刷2019/10/07 16:54

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「ウォッチドッグス レギオン」をホッキング氏が紹介したUBIDAY2019ステージをレポート。「アサクリ シンジケート」との関係は?

画像集 No.008のサムネイル画像 / 「ウォッチドッグス レギオン」をホッキング氏が紹介したUBIDAY2019ステージをレポート。「アサクリ シンジケート」との関係は?
 2019年10月6日,東京・ベルサール秋葉原でUBIDAY2019が開催された。本稿では「UBIch」UBIDAY2019出張特番である「ススムの部屋」の一環として行われた,「ウォッチドッグス レギオン」PC / PS4 / Xbox One。以下,レギオン)ステージイベントの模様をお届けしよう。

 このステージイベントにはMCのエレキコミック・今立 進さんのほか,「レギオン」のクリエイティブディレクターを務めるUbisoft Torontoスタジオのクリント・ホッキング(Clint Hocking)氏が登壇。日本含むワールドワイドで2020年3月6日の発売が予定されている「レギオン」のプレゼンを行った。

今立さん(左)とホッキング氏(中央,右は通訳を務めた岩本けい氏)
画像集 No.009のサムネイル画像 / 「ウォッチドッグス レギオン」をホッキング氏が紹介したUBIDAY2019ステージをレポート。「アサクリ シンジケート」との関係は?

 「レギオン」で舞台となるのは,貧富の差と管理主義が拡大された近未来のロンドン。富裕層の世界では権威主義と日和見主義が横行し,貧困層の世界では犯罪が多発し,国からの追放や“存在を消される”ことすらあるという。

 「レギオン」の特徴は,そのタイトルでも示されているように,プレイヤーがレジスタンス組織という“軍団”として管理社会体制と戦っていくことだ。ゲーム内の登場人物は,おおよそすべてをレジスタンス組織へリクルートできるようになっており,各人物にはそれぞれの特性やバックボーンが存在するという。リクルートした仲間にセッティング可能なクラスは3種類,重武装やガンカタといった戦闘系Perkを習得可能な“エンフォーサー”,ARクロークやショックウェーブなどステルス系Perkを習得可能な“インフィルトレイター”,スパイダーボットやドローンのハッキングなどステルス系にして戦闘向きのPerkを習得可能な“ハッカー”であるという。

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 ただ,プレイヤーキャラクターの命はひとつきり。戦闘で体力が尽きたプレイヤーキャラクターは,逮捕や拉致されてしまったり,最悪の場合は死亡することもある。死亡した場合はキャラクターロストとなり,復活させることはできない。

 こういった「仲間集め」ができるゲームだと,ゲームプレイは任意のキャラクターで進められてもカットシーンはお決まりの主人公キャラクターが登場するということはままあるが,本作ではどんなキャラクターでもカットシーンが進行するそうだ。しかも,プレイヤーキャラクターによってキャラクターボイスはもちろん,カメラアングルも変わるとのこと。各プレイヤーの間でプレイ体験が同一のものとなるケースは,まずあり得ないと言っていいだろう。

画像集 No.004のサムネイル画像 / 「ウォッチドッグス レギオン」をホッキング氏が紹介したUBIDAY2019ステージをレポート。「アサクリ シンジケート」との関係は?
仲間を集め,腐ったディストピアを叩き壊せ!
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 これに関して,今立さんが「メチャクチャ作るのしんどかったんじゃないですか?」と聞いたところ,ホッキング氏は「EASY!(簡単です!)」とうそぶいてみせた。また,登場人物が本作ほど多いと社内にモデルがいるのかという質問には,社員の顔をキャプチャして使っている部分はあるが,そのまま使うのではなく,福笑いのように分解・再構成することで多彩な登場キャラクターの顔を作っていると回答した。

 ステージの最後には,観客から質問を募ってのQ&Aコーナーが実施された。そこでの質疑応答によると,「レギオン」のタイトルロゴで“E”が“三”のようになっているのは,漢数字との類似は偶然だが“3”の意味,舞台が前作・前々作のアメリカからイギリスへと変わったのは,グローバルなアプローチを推し進めるためだという。

ロゴの特徴的な“E”は3作目であることを示すミーニング
画像集 No.007のサムネイル画像 / 「ウォッチドッグス レギオン」をホッキング氏が紹介したUBIDAY2019ステージをレポート。「アサクリ シンジケート」との関係は?

 また,とある観客から寄せられた「同じくロンドンが舞台だったUBIsoftのゲーム『アサシン クリード シンジケート』PlayStation 4 / Xbox One / PC版)。以下,シンジケート)とのリンクはあるのか?」という旨の質問は,ファン的には注目すべきポイントだろう。確かに「ウォッチドッグス」PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360)には「アサシン クリード4 ブラック フラッグ」PC / PS3 / Xbox 360 / Wii U)との関連を示唆するシーン,さらに「アサシン クリード オリジンズ」PC / PS4 / Xbox One)には「ウォッチドッグス」との関連を示唆するシーンがあったので,“ロンドンが舞台”という共通項があれば,「シンジケート」と「レギオン」にも何らかの新たなリンクが描写されるのでは……と期待するのが当然のファン心理。
 ホッキング氏はゲーム内のリンクには言及しなかったものの,Ubisoft Torontoは「シンジケート」を開発したUbisoft Quebecから開発システムをシェアされており,2作のロンドンの背景ビジュアルは同じシステムで描かれていると語った。また,ロンドンの街並みやイギリスの雰囲気などについても見識の共有を受けているとのことだ。

観客からの質問に答えるホッキング氏。それにしても,突発的なQ&Aだったのにコアな質問が飛び出てくるところには,いかにUBIファンがディープで熱心かが感じられる
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最後にUbisoft Torontoスタジオでマーケティング・PRを担当しているジュリーさんが登壇。日本のファンからトロントの開発スタッフへの声援をムービーで撮影した
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「ウォッチドッグス レギオン」公式サイト

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