プレイレポート
「レインボーシックス エクストラクション」初の“クライシスイベント”「SPILLOVER」先行インプレッション。REACTは新たな脅威に挑む
なお,記事内に使用している情報はプレビュービルドのものであり,正式実装時には異なっている可能性がある。その点をご了承いただければ幸いだ。
「SPILLOVER」とは?
未知の存在「アーキエン」に対処するために結成された「REACT」の活躍を描く本作にて,「SPILLOVER」は期間限定のチャレンジングなコンテンツとして実装される。
アーキエンが渦巻くホットゾーンにて,REACTはかつてない規模のパラサイト変異を検知した。同時にアーキエンの「スプロールコロニー」が出現し,これに対処するため「溶解剤キャニスター」を「Mira」率いるチームが開発。REACTチームが現地で設置を行いコロニーを浄化,状況の打破を試みる……というのが本イベントのあらすじになる。ゲーム的には既存の「目標防衛系」の任務に近い形だが,進行方法が従来とは異なり,「防衛」に特化した内容になっている。
マップ各所に出現するコロニーへキャニスターを設置すると浄化が開始されるが,同時に周辺には多数のアーキエンが出現する。これらからキャニスターを90秒間防衛するとエリアを確保できる,いわゆる「ウェーブ戦」に近いスタイルだ。「レインボーシックス シージ」のプレイヤーであれば,「テロハントの爆弾解除」といえば理解してもらいやすいだろう。なお,出撃マップはランダムに決定されるが,ミッション内容に変化はない。
キャニスターは携行式となっており,弾薬や回復などの各リソースが配置された,スタート地点兼回収地点のポッドから各コロニーに運んで使用する。着目したいポイントとして,作動中であるか地面に投棄したものであるかにかかわらず,アーキエンはキャニスターを優先的に攻撃する性質を持つため,「1つはコロニーへ設置,残りを囮として周囲に配置」といった戦術を取ることが可能だ。スクワッド全体での同時所持数に上限(3つまで)はあるものの,キャニスターはポッドから無限に回収できるので,臨機応変に活用してほしい。
コロニーには特性があり,アーキエンが“クローク”(透明化)状態でプレイヤーに襲いかかる「スプロールコロニー クローク」,体中に“ブラインドスポア”をまとった状態で特攻を掛けてくる「スプロールコロニー スポア」,通常個体に混じり,一部の個体が大幅に強化された状態で出現する「スプロールコロニー エリート」の3種が存在する。
特に「スプロールコロニー クローク」で出現する「クロークアーキエン」は,純粋に視認性が悪くなるので,肉眼に頼る目視だけでは戦闘に限界を感じる場面が多々あった。探知能力を持つオペレーター「LION」や,REACTテック「スキャン地雷」が有効な対策になるだろう。各特性は事前に判別できるので,しっかりと確認してからキャニスターの設置に臨もう。
コロニーは出撃マップに「9つ」存在し,キャニスター所持数の上限である「3つ」まで同時に浄化を行うことが可能だが,一定数の浄化を終えるごとにフェーズが進行し,「より強力で,より多くの」アーキエンが出現するようになる。つまり進行すればするほど,難度は上昇していくということ。やや長めに設定されているとはいえ,おなじみの時間制限も存在している。すべてのコロニーを浄化せずとも,通常ミッションと同様に道中での帰還(回収)が可能なので,リスクを考慮して挑戦しよう。
今回,筆者はオペレーターが全員レベル「6」での挑戦となったが,スクワッドを組んだメンバーが全員「FPS慣れ」していたということもあり,そこまで難しいとは感じなかった(ボイスコミュニケーションがない場合の印象はまた違ったものになるとは思う)。
筆者のスクワッドは射撃メインの“フィジカルでゴリ押す”スタイルでプレイしたが,先行体験会では「設置物やトラップを駆使する」「防衛適性を持つオペレーターの能力を活用する」といった頭脳派プレイのスクワッドもいたようで,ゲームバランスとしては「正解が1つではなく,多様な戦略で挑戦できる」難度を狙っている印象を受けた。押し寄せる敵からの防衛戦闘という目的であるため,サプレッサーはほぼ必要がなく,残弾にさえ気を配ればトリガーハッピープレイも存分に楽しめる。
「出撃オペレーターが自由に選択できる」「補充リソースは多め」「ステルス要素はほぼない」ことから,難度が優しめの「防衛版メイルストロム・プロトコル」といった趣だが,差別化はしっかりと図られている。本作のプレイヤーであれば楽しめるコンテンツだろう。
「ZOFIA」が「エクストラクション」に参戦&新REACTテック「自動ターレット」
「SPILLOVER」の開催に合わせて,「ZOFIA」がREACTに参加する。「レインボーシックス シージ」プレイヤーであれば,言わずと知れたオペレーターだろう。インパクトグレネードとスタングレネードを切り替えて発射可能な「KS79ライフライン」を固有ガジェットとして持ち,様々なミッションに対応できる汎用性の高さが特徴だ。メインウェポンは初期装備の「LMG-E」ライトマシンガンに加え,オペレーターレベルのアップにより「M762」アサルトライフル,「SCORPION EVO 3 A1」サブマシンガン,「FO-12」ショットガンが使用可能になる。
先に紹介した「SPILLOVER」には複数のチャレンジ要素とリワードが用意されており,その内の1つが新REACTテックの「自動ターレット」だ。REACTテックのギア枠で携行可能な装備となっており,設置すると自動で敵への攻撃を行う自律型の攻撃デバイスである。
置いておくだけで勝手に敵を攻撃してくれる優秀なガジェットだが,「弾薬に60発の制限がある」「敵からの攻撃で破壊される」「射角は正面のみ」「連射性能は高くない」点には注意が必要。1発あたりのダメージはそれなりに高く,FPSゲーマーには「ボルトアクションのスナイパーライフルがターレットになった」とイメージしてもらえると分かりやすいだろう。戦闘の補助としては優秀な性能を持ち,一度アンロックすれば「SPILLOVER」だけでなく他のミッションでも使用可能になる。
このほかにも,「SPILLOVER」配信開始と同時に,それまでの「メイルストロム・プロトコル」のスコア,リワードがリセットされるとのことだ。
発売1週間でプレイヤー数が300万人を突破した(関連リンク)ことでも大きな話題を集めた「レインボーシックス エクストラクション」。アーキエンとの戦いが終わりを見せる気配はまだまだなさそうだが,今後の展開にも引き続き注目していこう。
「レインボーシックス エクストラクション」公式サイト
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