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落ちていく彼らは何味? スマホ向けアクション「Sticky Bodies」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第2076回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届け する。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,スマホ向けアクションゲーム「Sticky Bodies」(iOS / Android)を紹介しよう。
「Sticky Bodies」ダウンロードページ
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プレイヤーはイギリスの空から落下する人を操り,画面の最下部に到達するまでに,同じく落ちている人々をなるべく多くつなげていく。
空中で手と手を取り合った人たちを待ち受けるのは,大きく口を開いた異様な姿の巨人。説明文だけだとゴア表現を想起するかもしれないが,絵面を見れば一発で理解できる。このゲームは徹頭徹尾シュールだ。
落下中はスワイプで左右移動が可能だ。空中にいる同じ境遇(?)の人たちに体を接触させ,パズルゲームのようにつなげていこう。
また,空中には人以外にも食べ物やコインなどが浮いている。これらはタップするか接触することで取得でき,スコアアップにつながる。
画面最下部まであと少しという位置までくると,スロー演出が挿入される。大きく開かれた巨人の口を狙い,人々を取りこぼさないように進路を微調整しよう。
そうして巨人が人々を食べ終えるとリザルトに入る。ここではつないだ人数や取得したアイテム数など,プレイ内容に応じたスコアが算出される。ユニークなのは,例えばワルガキを食べたときは「こってりワルガキ」など,キャラクターごとの味わいが評価されるところである。
メニュー画面のランキングリストでは,これまでのプレイにおける「トータル摂取カロリー」や「触れ合った動物」,「壊れたメガネの数」などの詳細なカウントを確認できる。各項目のスコアが世界中でどれくらいのランキング位置になっているのかも,合わせてチェックしよう。
イギリスの町々を舞台に,どういう理由なのか人々が落下するというシュールな空気を醸し出している本作。独特な世界観の練り込みは,グラフィックスからもテキストからも感じ取れるので,興味を持った人はぜひダウンロードしてみてほしい。
著者紹介:H.H
ゲーム系分野で活動中のフリーライター。現役アーケード格闘ゲーマーとして,日々ゲーセンで第一線級のプレイヤー達と鎬を削っている。コンシューマやスマホアプリでは,ジャンルを問わずに面白いゲームなら何でもやる雑食系。
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