「Blind Fate: Edo no Yami」の最新トレイラーが公開。サイバーサムライがディストピアを駆け抜ける3Dプラットフォームアクション

　スペインのバルセロナを拠点にするTroglobytes Gamesは，2021年のリリースに向けて開発中のプラットフォームアクション「Blind Fate: Edo no Yami」の新たなトレイラーを公開した。またSteamのストアページでは，PAX Onlineに合わせてアルファ版のプレイ解説動画の配信も行っている。


　本作は，妖怪やロボット軍団があふれ出し始めた未来都市“エド”を舞台に，人々を救い出すために将軍家に要請されたサイバーサムライ“ヤミ”が事件の解決のために乗り出すという物語だ。


　メタリックな鬼面と陣羽織を身に着けたヤミは盲目という設定で，エンハンスされていると思われる“熱”“香”“音”という3種類の感覚を利用して敵と戦っていくのが特徴となっている。
　配信されている解説動画では，妖怪たちとの戦いが紹介されているが，その足音を聞き分けて戦い，倒した敵が残した青い溜まり血のようなものをカタナに吸収することによって，その特定のモンスターのデータを得ていくという仕組みになっている。
　1体の敵だけでは全ての特徴を把握できないようで，「Bestiary」と呼ばれる百科事典のようなものを完全にデータ化しきることにより，より強大な敵との戦闘に役立てていくことになるのだと思われる。


　また“熱”の感知を利用して，階下をとおる土管の存在などが確認できる。こうしたセンサーを上手く利用して隠された仕掛けを見つけていくことが可能なようだ。
　公開されているトレイラーでは，軽快なアクションのようにも見えるが，どちらかというと1体1体の敵とじっくりと戦いながらデータを蓄積し，その背景を追いながら事件の真相を突き止めていくようなスタイルになっているのかも知れない。


　6月に開催されたGuerilla Collective 2020で正式発表されたばかりの「Blind Fate: Edo no Yami」だが，今回のプレイデモに使われたのは「Version 0.1」となっており，完成までにはしばらく時間がかかる様子。ただ，更新されたSteamストアページでは日本語化も行われる予定であることが記載されているので，気になる人はウィッシュリストに追加して今後の情報を追っていくのがいいだろう。

「Blind Fate: Edo no Yami」公式サイト