コンバットフライトシム「DCS World」で最新アップデート2.7が配信。公式e-Shopでは最大50％オフのセールを開催

　コンバットフライトシム「DCS World」の開発・運営を行うEagle Dynamicsが，最新アップデートのリリースを報告するトレイラーとパッチノートを公開した。このアップデートを記念して，公式e-Shopでは最大50％オフのセールが実施されている。セール期間は5月2日まで。

「DCS World」公式サイト

DCS 2.7.0.4625 Open Beta パッチノート

　「DCS World」は，最低限の機体としてSu-25TとTF-51D，そして地形モジュールなどが同梱されたセットを無料で入手し，気に入ったプレイヤーがEagle Dynamicsやサードパーティの拡張モジュールを購入するというビジネスモデルが採用されたタイトルだ。クライアントはリリース以降，長らくオープンβというステータスだが，頻繁なアップデートが繰り返されており，トレイラーを見れば分かるように，グラフィックスやフライトモデルはハイレベルを保っている。


　これまで，2.5のマイナーアップデートが続いていたが，作業の規模が大きいという理由で2.6をスキップし，新たにアップデート2.7として配信されている。それだけに，アップデートの内容は多岐にわたっている。詳しくはパッチノートを参照してほしいが，雲の表現やプロペラおよびエンジン関連の新技術の投入がハイライトとして挙げられており，また，同社の機体モジュールである「DCS: F-16C Viper」と「DCS: F/A-18C Hornet」では，100か所以上の改修やバグフィックスなどが行われているとのことだ。
　なお，Steamの展開中の「DCS World Steam Edition」でもアップデートの実施が報告されているが，今のところセールは実施されていない模様だ。いつものように，数日後からスタートする可能性も高いので，Steamプレイヤーは楽しみにしていよう。