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2021/12/23 17:33ニュース
「DCS World」の機体モジュール“DCS Mirage F1”のティザートレイラー公開。近日中のリリースを予定
Aerges Engineeringは2021年12月23日，ロシアのEagle Dynamicsが展開するコンバットフライトシム「DCS World」向けのアドオン機体，「DCS Mirage F1」のティザートレイラーを公開した。公式Facebookによれば，収録された映像はアーリーアクセス版のもので，価格や発売日などは今のところ正式発表されていないが，近日中にリリースするという。
ミラージュF1は，フランスのダッソーが開発した主力戦闘機で，初飛行は1966年。登場時期としては，NATO各国がロッキードF-104の代替を進めていた頃で，本機はシンプルで堅牢，かつ安価な機体を狙って開発されたことなどから，フランスだけでなくスペインや南アフリカなどでも使用されていた。ミラージュと聞くとデルタ翼が思い浮かぶが，このミラージュF1は通常型の水平尾翼を装備するというオーソドックスな設計で，超音速戦闘機として飛び抜けたところはなかったものの，1970年代から1980年代のフランス空軍の主力戦闘機として活躍した。
Aergesの公式サイトによれば，アドオンはスペイン空軍向けのミラージュF1CEで，そのほかに，ミラージュF1BE（複座），ミラージュF1EE（マルチロール機），そしてミラージュF1M（新しいアビオニクスを備えたバージョン）という，すべてスペイン空軍が採用した各改修型が収録される予定とのこと。
いささか古い話になってしまうが，約1年前となる2020年11月24日には，公式フォーラムでプロジェクトの現状が発表されており，そこで公開されたスクリーンショットを見る限り，コクピットのディテールは非常に繊細で，ややレトロな雰囲気のアビオニクスも美しく再現されている。
Aergesはこれまで，AvioDevの機体モジュール「DCS: C-101 Aviojet」などに向けたGPSナビゲーションモジュールなどを作っていたデベロッパだという。本格的な機体は今回のミラージュF1が初めてになるようだが，進捗に期待したい。
「DCS World」公式サイト
Aerges Engineering公式サイト
ミラージュF1は，フランスのダッソーが開発した主力戦闘機で，初飛行は1966年。登場時期としては，NATO各国がロッキードF-104の代替を進めていた頃で，本機はシンプルで堅牢，かつ安価な機体を狙って開発されたことなどから，フランスだけでなくスペインや南アフリカなどでも使用されていた。ミラージュと聞くとデルタ翼が思い浮かぶが，このミラージュF1は通常型の水平尾翼を装備するというオーソドックスな設計で，超音速戦闘機として飛び抜けたところはなかったものの，1970年代から1980年代のフランス空軍の主力戦闘機として活躍した。
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Aergesの公式サイトによれば，アドオンはスペイン空軍向けのミラージュF1CEで，そのほかに，ミラージュF1BE（複座），ミラージュF1EE（マルチロール機），そしてミラージュF1M（新しいアビオニクスを備えたバージョン）という，すべてスペイン空軍が採用した各改修型が収録される予定とのこと。
いささか古い話になってしまうが，約1年前となる2020年11月24日には，公式フォーラムでプロジェクトの現状が発表されており，そこで公開されたスクリーンショットを見る限り，コクピットのディテールは非常に繊細で，ややレトロな雰囲気のアビオニクスも美しく再現されている。
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Mirage F1 project update（2020年11月24日）
Aergesはこれまで，AvioDevの機体モジュール「DCS: C-101 Aviojet」などに向けたGPSナビゲーションモジュールなどを作っていたデベロッパだという。本格的な機体は今回のミラージュF1が初めてになるようだが，進捗に期待したい。
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