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「DCS World」,長く情報がなかった「DCS: Black Shark 3」の現状を報告。さらに「DCS: BlackShark 2」のバンドルセールを実施中
「DCS World」公式サイト
Eagle Dynamics:Weekly Newsletter
「DCS: Black Shark 3」のモデルとなっているのは,ブラックシャークの愛称で知られるロシアのKa-50攻撃ヘリコプターだ。1995年に初飛行し,現在も使われている現用機だが,Eagle Dynamicsは2008年に「DCS:Black Shark」をリリースしており,これは現在の「DCS World」の原型とも呼べそうな有償のコンバットフライトシミュレータだった。日本でも,マニュアルを翻訳した「DCS:Black Shark 日本語簡易マニュアル付 英語版」がリリースされているので,プレイした人もいるはず。
2011年に,現在のビジネスモデルを採用したFree-to-Playの「DCS World」が始まると,同じ年,機体モジュールとして「DCS: Black Shark 2」の販売を開始した。タイトルどおり,「DCS: Black Shark 3」は,Eagle Dynamicsにとって3度めのKa-50になるのだが,制作のアナウンスはかなり前のことで,その後,ほとんど開発状況の報告は出てこなかったように記憶している。
だが,ちゃんと作っていたというわけだ。発表によれば,新たに入手可能になった図面や写真によって機体モデルはより正確に作り直され,最新クライアントのビジュアルエフェクトに対応しているという。機体モジュールとしては初のことになるが,内部コンパートメントやエンジン,変速機などのコンポーネントも作り込まれている。
いくつかの追加機能もあり,個人携行の防空ミサイルシステム「9K38 イグラ」を翼端のパイロンに取り付けられるという。また,ミサイル発射を検出するIRおよびUVセンサーを備えたミサイル警告システムや,新たな慣性航法システムも用意される。
現在, 「DCS: BlackShark 2」と「DCS: Mi-8 MTV2 Magnificent Eight」または「DCS: Combined Arms」(地上部隊の指揮が可能になる)のバンドルパックが公式ショップおよびSteamで販売されており,どちらも,バラで2つ買うより45%〜50%お得になる。また,「DCS: BlackShark 2」の所有者には,割引価格で「DCS: Black Shark 3」にアップグレードできるパスが用意されるのとのことだ。
詳しくは,Eagle Dynamicsの公式サイトおよびSteamのストアページをチェックしてほしい。
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