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「ブルーアーカイブ」と「グランブルーファンタジー」に見る水着イベントの効果は。ゲームエイジ総研が分析結果を発表
8月といえば,やはり「水着イベント」だが,今回は,若年層男性ユーザーの多い「ブルーアーカイブ」(iOS / Android)と,若年層の男女が多い「グランブルーファンタジー」(iOS / Android)について,同社が運用するマーケティングデータサービス「iGage」(アイゲージ)による分析を行っている。
ゲームエイジ総研によれば,6月に続いて2度めの水着イベントを行った「ブルーアーカイブ」では,20代の男性プレイヤーが大きく増加した。8月の水着イベント「出張!百夜堂海の家FC計画」は「ブルーアーカイブ」1.5周年記念イベントも兼ねており,メインユーザーである10〜30代の男性ユーザー数はイベント前と比較して,2倍近くに増加したとのことだ。
100連分の無料ガチャやゲーム内アイテムの配布など,水着イベントだけでなく,さまざまな施策との総合的な効果が現れたとしている。
男女総勢10名以上の水着キャラクターが実装された「グランブルーファンタジー」では,実装後からプレイヤー数が増加し始めたという。とくに,女性プレイヤー数が,30代男性を一時的に上回るなど,男女ともに増加しているのが特徴とのことだ。
どちらのゲームもメインユーザー層にリーチするようにキャラクターの実装が行われ,結果として,2タイトルともアクティブユーザーが増加している。ゲームエイジ総研は,ゲームを遊んでいるプレイヤーがどのような層なのか,その層にどのような施策を打つと喜んでくれるのかを理解することが非常に重要だと述べている。詳しくは,以下のリリース文をチェックしてほしい。
「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」公式サイト
「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」ダウンロードページ
「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」ダウンロードページ
「グランブルーファンタジー」公式サイト
「グランブルーファンタジー」ダウンロードページ
「グランブルーファンタジー」ダウンロードページ
『ブルアカ』『グラブル』で行われた
水着イベントの効果はいかに?!
両アプリともイベントによりメインユーザー層を多く獲得
男女に好まれる『グラブル』と男性に好まれる『ブルアカ』
8月も終わり、モバイルゲームで行われている夏をテーマとしたイベントの多くが終了しました。その中でも通称「水着イベント」とも呼ばれる、水着キャラクターの実装が行われたモバイルゲームが多くありました。今回はその水着イベントを行ったゲームの中でも、若年層男性ユーザーの多い『ブルーアーカイブ』と、若年層の男女が多い『グランブルーファンタジー』をiGageで見ていきます。
株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」として様々な分析を行っています。ゲーム市場規模をまとめた定期刊行レポートとして「Monthly Game Trend Radar(マンスリー・ゲームトレンドレーダー)」の発刊、プラットフォーム別のアクティブユーザー数や、ネットワークサービスでのゲームに関する情報取得などのデータも収集しております。また弊社が運用しているマーケティングデータサービス「iGage(アイゲージ)」では約240万名のスマートデバイスのユーザーのログを自動取得しており、動向やトレンドなども観測しております。
8月も終わり、モバイルゲームで行われている夏をテーマとしたイベントの多くが終了しました。その中でも通称「水着イベント」とも呼ばれる、水着キャラクターの実装が行われたモバイルゲームが多くありました。今回はその水着イベントを行ったゲームの中でも、若年層男性ユーザーの多い『ブルーアーカイブ』と、若年層の男女が多い『グランブルーファンタジー』をiGageで見ていきます。
iGageの詳細はこちら:https://www.gameage.jp/igage/
■『ブルーアーカイブ』は2度目の水着イベントでより多くのユーザーを獲得
はじめに『ブルーアーカイブ』を見ていきます。
『ブルーアーカイブ』は6月にも水着イベント「アビドスリゾート復旧対策委員会」を行っており、20代男性ユーザーが大きく増加しました(弊社プレスリリースより:https://www.gameage.jp/release/report/index_040.html)。2度目の水着イベントではどのようなユーザーの変化があったのでしょうか。
まずはイベント開始前である6月6週〜7月11週の『ブルーアーカイブ』のユーザー構成を見ていきます。『ブルーアーカイブ』は男性ユーザーの割合が非常に高く、全体の9割以上が男性ユーザーとなっています。また、その中でも全体の半数以上が20代男性となっており、20代男性を中心に、10〜30代男性がメインユーザー層となっていることがわかります。【グラフ①】
それでは、水着イベントでユーザー数はどのように推移したのでしょうか。今回の水着イベント「出張!百夜堂海の家FC計画」は『ブルーアーカイブ』の1.5周年記念イベントも兼ねており、水着限定キャラクターの実装や、100連分の無料ガチャといったイベントもあわせて開催されました。実装されたのは既存の人気キャラクターの水着バージョンで、その結果メインユーザー層である10〜30代の男性のユーザー数はイベント前と比較して、2倍近くに増加しました。特に20代男性は無料ガチャが開始された7月25週に大きく伸びており、週間アクティブユーザー数が20万人を突破しています。【グラフ②】
前回のイベント期間である6月20週と比較すると、今回のイベントではさらに大きくユーザー数を伸ばしていることがわかります。1.5周年に合わせた水着イベントだけでなく、その他、100連分の無料ガチャやゲーム内アイテムの配布など、施策との総合的な効果として表れた結果といえるでしょう。
■『グランブルーファンタジー』は男女共にユーザーが増加
次に『グランブルーファンタジー』を見ていきます。
『グランブルーファンタジー』は2022年夏に、男女総勢10名以上の水着キャラクターが実装されました。実装されたキャラクターの多くは、本作の男女人気キャラクターの水着バージョンです。
週間のアクティブユーザーを見ると、水着キャラクターが実装された7月25週からユーザー数が増加しています。特に20代の男女が増加しており、女性に関しては、元々2番目にユーザー数の多かった30代男性のユーザー数を一時的に上回っています。『グランブルーファンタジー』は女性キャラクターの方が多く登場しますが、男性キャラクターも少なくなく、今回のイベントでは人気が高い男性キャラクターの水着バージョンが実装されたこともあり、男女共にユーザー数が増加していました。
また、8月1週には多数の最新情報が公開された「グラブルEXTRAフェス2022」が開催されたことも重なり、20代男女のアクティブユーザー数は7月18週の約1.5倍まで増加しています。【グラフ③】
今回は水着キャラクターが実装された2つのゲームを見てきましたが、それぞれのゲームのメインユーザー層にリーチするようにキャラクターの実装が行われ、その結果、どちらもメインユーザー層のアクティブユーザー数が増加しています。自社のゲームを遊んでいるユーザーがどのような層なのか、そしてその層はどのような施策を打つことで喜んでくれるのか、それを理解することは非常に重要であることがわかります。今回のイベント分析の結果は、両アプリともメインユーザー層に対して明確にリーチすることのできた好事例と言うことができるでしょう。
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