リアルな孫悟空を描く「Black Myth: WuKong」，無双系アクションを連想させる最新トレイラーが公開

　中国のGame Science（游戏科学）が開発中のアクションRPG「Black Myth: WuKong」（原題：「黒神話: 悟空」）の新たなティザートレイラーが公開された。

「Black Myth: WuKong」公式サイト

　「Black Myth: WuKong」は，日本でもおなじみの「西遊記」に登場する孫悟空をリアルに描いた作品で，中国で一般に語られているらしい「孫悟空は本当は旅の途中で死んだ」などといった都市伝説的な話をベースに，「本当の孫悟空に何が起こっていたのか」を紐解いていくストーリーが展開するようだ。8月21日に掲載した記事で紹介したとおり，13分間におよぶゲームプレイのトレイラーが公開されるや欧米メディアやインフルエンサーなどがこぞって本作を取り上げ，如意棒や分身の術を使った面白そうなアクションはゲーマーの間で大きな話題になった。



　その後，正式アナウンスを伝えるトレイラーが公開され，巨大なモンスターや架空の動物，四天王や如来のような仏像と戦う様子が明らかになった。カメラ切り替えのないバトルシーンなどから，「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズのようなゲームを多くの人に印象づけたようだ。
　今回は，アナウンストレイラーから孫悟空が無数の敵と如意棒で戦うシーンをピックアップしてやや詳しく見せるといった内容になっており，無双系の爽快なバトルも用意された，多様なアクションをフィーチャーしていることが窺える。


　まだまだ謎の多い「Black Myth: WuKong」だが，アジアの神話や伝承をリアルにゲーム化したユニークな作品であるだけに，続報にも注目したい。