「Grime」の無料大型DLC“Grime: Color of Rot”配信開始。リリース時期は未定ながら，コンシューマ機版の開発も明らかに

　Akupara GamesとイスラエルのClover Biteは，2021年に発売されてスマッシュヒットを記録したゲームタイトル「Grime」の無料大型DLCとなる「Grime: Color of Rot」をリリースし，ローンチトレイラーを公開した。合わせて，すでに発表されているNintendo Switch版に続いて，PlayStation版とXbox版の開発を明らかにした。

「Grime」公式サイト

　「Grime」は，時空の崩壊によって有機的な存在が消滅した謎の世界を舞台とした横スクロール型のアクションRPGで，主人公は，なぜか頭がブラックホールになっているという，かなりシュールで衝撃的な設定だ。立ちはだかるモンスターや，この世界に住む人々は岩のような素材でできており，プレイヤーは彼らを倒しながら，奇妙な世界からの脱出を目指す。

　リリースされた「Grime: Color of Rot」では，さらに広大な世界が追加されるほか，新たなボスや敵，アビリティ，武器，音楽などが用意されている。また，「バックトラック」というチャレンジが登場し，攻略済みのステージでシークレットを探すことで，新たな報酬が得られるという。


　もっとも，Clover Biteは「Grime: Color of Rot」に手こずっていた様子で，今回の発表に続いて公式Twitterアカウントにも書き込みを行い，コンシューマ機版の発売開発が遅れそうであることを明かしている。Steamでは高評価を維持しており，日本語対応も行われているだけに，コンシューマ機版にも期待したいところだ。

We have an update to share with you: pic.twitter.com/UT40Yw3qIi

— Grime (@Play_Grime) August 24, 2022