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スクエニHDが2022年3月期連結決算を発表。予想を上回る経常利益を達成。「FFXIV」会員数は大幅増加
発表によれば,2022年3月期(2021年4月1日〜2022年3月31日)の連結決算は,売上高が3652億7500万円で,前年(3325億3200万円)に対して9.8%増。営業利益は592億6100万円で前年(472億2600万円)に対して25.5%増,経常利益は707億400万円で,前年(499億8300万)に対して41.5%増の増収増益となった。いずれも,前回発表された予想を上回っているが,これには為替差益による営業外収益が寄与したという。
セグメントごとの状況は以下のとおりだ。デジタルエンタテインメント事業では,「OUTRIDERS」や「NieR Replicant ver.1.22474487139...」「Marvel’s Guardians of the Galaxy」などのHDゲームが発売されたが,前年に「FINAL FANTASY VII REMAKE」「Marvel's Avengers」などが発売されたことから,前期比では減収となった。
MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」では,月額課金会員数が大幅に増加したことに加え,拡張パッケージのリリースもあり,前期比で増収。また,スマホやブラウザをプラットフォームとするコンテンツについては,既存タイトルが弱含みだったものの,収益表示方法に変更があったことから前期比で増収となった。その結果,事業の売上高は2796億7900万円で前期比6.0%増,営業利益は589億6000万円で前期比16.7%増の増収増益となっている。
アミューズメント事業については,前期,緊急事態宣言などによる店舗の臨時休業で,営業損失を記録したこともあって,当期は前期比で増収,黒字転換となった。売上高は458億8200万円で前期比で33.6%増,営業利益は20億300万円だった。
出版事業では,引き続きデジタル販売が好調だったことに加えて,紙媒体で「その着せ替え人形は恋をする」が大ヒットするなど,堅調に推移した。当連結会計年度の売上高は290億3200万円で前期比8.2%増,営業利益は122億2200万円で前期比4.6%増と,増収増益になっている。
ライツ・プロパティ等事業では,自社コンテンツの新規キャラクターグッズの販売などが好調だったことから,売上高は140億200万円で前期比48.1%増,営業利益は39億8000万円で前期比76.9%増と,大幅な増収増益になったとのことだ。
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