紹介記事
Switchでプロスピが開幕! 3つの新モードや最大4人のローカルマルチプレイが熱い「eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム」を紹介
任天堂ハード向けとしても,ニンテンドー3DS版がリリースされた「プロ野球スピリッツ2011」(PlayStation 3/PSP/3DS)以来10年ぶりとなるプロスピ2021は,過去最大級のゲームモード数や最大4人のローカルマルチプレイが特徴となっている。そんなプロスピシリーズ最新作を発売前に試遊できたので,本稿にてゲームモードやその魅力をお伝えしよう。
「eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム」公式サイト
2021シーズン最新データで,“リアル”なプロ野球を体験しよう
プロスピのなによりの魅力となっているのが,リアルに再現された選手や球場で,臨場感ある試合が楽しめるところだ。グラフィックスや表現は前作「プロ野球スピリッツ2019」(PS4 / PS Vita)のPS4版に比べると控えめではあるが,それでも表情の豊かさやフォームの再現度などはさすがプロスピといった完成度。大画面のテレビやディスプレイはもちろん,テーブルモードや携帯モードで気軽に,かつ本格的なプロ野球が体験できるのはSwitchならではの特徴だろう。
見た目だけではなく,細かく設定されたパラメータや特殊能力,AIによって表現されている選手たちの能力や個性にも注目だ。
2021シーズン開幕時に支配下登録されている選手は,もちろんすべて収録。それら各選手のデータは,プロ野球ファンなら眺めているだけでも楽しめるくらいのボリュームとなっている。8年ぶりに日本球界に復帰した楽天ゴールデンイーグルスの田中将大選手や,プロ2年目で飛躍を見せているオリックス・バファローズの宮城大弥選手などの注目選手が,どんな能力になってるかチェックしてみよう。
2021シーズンを楽しんでいるプロ野球ファンが何より気になるのが,大きな活躍を見せているルーキー選手たちだろう。
投手では,楽天の早川隆久選手,日本ハムファイターズの伊藤大海選手,阪神タイガースの伊藤将司選手が先発ローテーションの一角を担い,広島東洋カープでは,ストッパーの栗林良吏選手を筆頭に,大道温貴選手,森浦大輔選手という3人のルーキーがリリーフとして多くの試合に登板。野手では,阪神の佐藤輝明選手や中野拓夢選手,横浜DeNAベイスターズの牧 秀悟選手がレギュラーとして試合に出場しているなど,例年に比べて多くの選手が1年目から頭角を現している。
試遊版では,2021年5月上旬時点の選手データが収録されており,ここで名前を挙げたルーキーたちの選手能力はなかなか高めな印象で,ゲームでも現実同様に活躍してくれそうだ。さらにシーズン中には,選手能力の無料アップデートが順次配信されるので,今シーズンで大きく伸びたルーキーや若手がどのような能力となるか追いかけるのも楽しいだろう。
3つの新モードを含むシリーズ最大級のモード数でたしかな遊び応え
プロスピ2021で目を引くのが,ゲームモードの充実ぶり。好きな球団を指揮して常勝軍団を作り上げる「ペナントレース」や,一人の選手となってプロ野球人生を歩む「スタープレイヤー」といったおなじみのモードに加え,新たに「グランプリ」や「チャンピオンシップ」,「東京2020オリンピック」が登場。選手データ一覧やチーム編成といったゲーム以外のモードを含めると,その数なんと15種類と,シリーズ最大級のモード数となっている。
新モード「グランプリ」は,監督としてオリジナルチームを指揮し,さまざまな大会に挑戦するモードだ。プレイヤーはスカウトで選手を集めてチームを編成し,「グランプリ」や「カップ」といった大会に挑戦し,試合で得た経験値やチャレンジ達成などでもらえるアイテムを使って選手を育成したり,スカウトやトレードで新戦力を獲得したりしてチームを強化し,さらなる強豪が待つ大会に挑んでいく。
基本的に監督プレイで進行する試合で,何より重要となるのが攻撃時の「積極的にいけ」「長打狙い」や,守備時の「ストライク先行」「打たせて取れ」といった作戦コマンドでの指示。「長打狙い」だと「三振狙い」に強いが「打たせて取れ」に弱い。「ストライク先行」だと「見ていけ」に強いが「積極的にいけ」に弱いといったように,コマンドにはそれぞれ相性があるため,均衡した戦力同士の対戦の場合はとくにそれらの一手が勝敗を分けることになるのだ。
1打席ごとの結果は1シーンで表示され,守備は最大で4倍速にできるので,試合はかなりテンポよく進んでいく。じっくり時間をかけてやりこむのはもちろん,空いた時間などに携帯モードでコツコツ進めていくこともできるので,自分のペースで最強チームを作り上げられそうだ。
オンライン対戦モードとなる「チャンピオンシップ」では,全国のプレイヤーとのリアルタイム対戦ができるだけではなく,プレイヤーの腕前(マッチングレート)などによって参加資格が異なる,さまざまな公式大会の開催が予定されている。
発売前なのでオンラインでの対戦はできなかったが,好きなレギュレーションでフリー対戦も楽しめるとのことで,トッププレイヤーを目指して各種大会に挑むだけではなく,気軽にオンラインで仲間と対戦が楽しめるのも嬉しいポイントとなりそうだ。
“この時期だからこそ”の特別なモードが「東京2020オリンピック」。2020年の実施が延期となり,この夏開催が予定されている東京2020オリンピックの大会方式をゲームで再現したモードだ。2グループに分かれてリーグ戦を行う「オープニングラウンド」と,変則トーナメントで行う「ノックアウトステージ」で強豪たちと戦って勝利し,金メダルを目指そう。
実際の内定選手を揃えるだけではなく,プレイヤー好みの選手を集めた「侍ジャパン」を編成することも可能。開幕戦の舞台となる「福島県営あづま球場」も収録されており,より現実的な侍ジャパンの戦いを体験できそうだ。
最大4人の対戦 / 協力プレイで,家族や仲間と盛り上がろう
最後にお届けしたいプロスピ2021の魅力は,TVモードとテーブルモードで行える,シリーズ初となる最大4人でのマルチプレイ。2人対2人や1人対3人に分かれての対戦だけではなく,4人対CPUでの協力プレイも楽しめる。
プレイヤーは個別で操作方法を変更でき,担当する守備位置の割り振りも自由に行えるため,ゲームをあまりしない人とも遊べるのもポイントだ。守備をオートにし,バッティングをタイミングを合わせて打つ「ゾーン打ち」に設定。さらに球速の“速さの見え方”を調整すれば,初めてプロスピを遊ぶ人でも少しずつ操作方法がつかめるはず。本作でプロスピをデビューする人は,家族や友人と対戦や協力プレイを楽しみながらマスターするのもいいだろう。
「グランプリ」「チャンピオンシップ」「東京2020オリンピック」という3つのゲームモードに,最大4人のローカル対戦 / 協力プレイという4つの新要素によって,まさにグランドスラム(満塁本塁打)なタイトルとなっているプロスピ2021。「ペナントレース」や「スタープレイヤー」のほか,2021シーズンのプロ野球日程と連動した試合のシナリオが楽しめる「プロ野球速報プレイ」,高校野球ならではの球音や応援が楽しめる「甲子園スピリッツ」といった各種モードも“打者一巡の猛攻”な充実ぶりと言えるだろう。
さまざまなプレイスタイルに対応した,Switchならではの遊びやすさが何よりの魅力。プロ野球好きの家族や友人を誘って,プロスピ仲間を増やすのにもってこいのシリーズ最新作だ。
ペナントレース |
スタープレイヤー |
「eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム」公式サイト
- 関連タイトル:
eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム
- この記事のURL:
キーワード
TM IOC/TOKYO2020/USOC 36USC220506.
(C)2021 IOC. All Rights Reserved.
一般社団法人日本野球機構承認 プロ野球フランチャイズ球場公認
ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2020年プロ野球ペナントシーズン中のデータを基に制作しています。
Japan Baseball Data(株)
データは、Japan Baseball Data(株)が独自に収集したものであり、公式記録とは異なる場合があります。
提供情報を手段を問わず、いかなる目的であれ無断で複製、転送、販売等を行う事を固く禁じます。
All other copyrights or trademarks are the property of their respective owners and are used under license.
(C)Konami Digital Entertainment
"eBASEBALL"は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントの登録商標です。