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[TGS2022]スクエニ配信番組「リュウジのバズレシピ feat.ドラゴンクエスト トレジャーズ!」レポート。モンスターたちの鳴き声も初公開
リュウジさんの元には,本作のプロデューサーである犬塚太一氏より「ダークライスとナイトサイダーをおねがいします」というメッセージが届いたという。おそらく本作に登場する料理であろう,ということで,想像で調理することに。
一品目のダークライスは,ライスや黒胡椒,スルメイカ,イカスミペーストなどを材料に調理開始。野菜を切り,イカをさばいて下ごしらえをしていく。イカは肝も使うそうだ。美味しそう!
フライパンにバターを入れて熱し,ニンニク,タマネギなど,具材を次々に炒めていく。火力はメラミ(中火)ぐらいとのこと。しっかりとドラクエネタをはさみつつ,調理していくリュウジさん。
イカの肝を入れるとコクが出て美味しくなるそうだ。「イカに色が付いたら火が通った合図なので,調味料を入れる」(リュウジさん) |
お酒などを入れたら,火力をメラゾーマにして水分を飛ばすような感じで調理するとのこと |
最後に,仕上げとして塩,うまみ調味料などを入れる。「黒胡椒は思っているよりも3倍入れる」(リュウジさん) |
というわけで,見た目が真っ黒なダークライスが完成した。
続いて,ナイトサイダーの調理へ。「勝手に大人のナイトサイダー(つまりお酒)にした」ということで,材料はパルフェタムールとブルーキュラソーというリキュール2種に加え,レモンとはちみつだ。
まずグラスにパルフェタムールを大さじ2杯入れ,そこにはちみつを溶かす。さらにレモン汁を加え,氷を入れる |
このとき,マヒャドではなくヒャドにすること(入れすぎないこと)がポイントだそうだ |
続いて,ブルーキュラソーを入れてから,静かにソーダを注ぎ,最後に月の形にカットしたレモンを添えれば完成。「ナイトサイダー」の名にふさわしい,とても美しいカクテルに仕上がった。
完成した料理を試食した犬塚氏は,ナイトサイダーに「おお! うめえ! すごい美味しいです!」と感激。一方,ダークライスには「イカスミはそんな強くないんですね。魚介の味がしてコクがあって,けっこう複雑な味がします。美味しい!」と,食レポをこなしながら料理に舌鼓を打っていた。
食事の後は,「ドラゴンクエスト トレジャーズ」の話題になった。東京ゲームショウ用のプロモーション映像について,リュウジさんは「まず,あのテーマ(序曲)で泣けるんですよね」とコメント。さらに「エイムで弓を撃っていたシーンが気になりました。コマンドバトルや,不思議のダンジョンみたいな感じを予想していた」とワクワクしながら語っていた。
犬塚氏は「かなり久々に登場するドラゴンクエストの新しいスピンアウト作品なので,ドラゴンクエストとしては新しい感じを出したかった」と,コマンドバトルではない点に言及した。また,フィールドでバトルするような,オープンワールドらしい雰囲気も取り込んでいるという。
「すべてが新しいものではなく,ドラゴンクエストとして守るべきところは守りつつ,チャレンジしている」と語る犬塚氏。「今のゲームを遊んでいる方であれば,普通に楽しく遊べるはず」と続け,ドラゴンクエストとしては斬新な作品に仕上がりそうであることを明かした。
また,リュウジさんは「ハック&スラッシュ要素があると思っていたのですが,プロモーション映像でモンスターが出てたじゃないですか。だから,ドラゴンクエストモンスターズのような感じになるのかなと。でも,タイトルが“トレジャーズ”なので,宝探しなのかな?」と,さらに突っ込んだ質問を投げかける。
犬塚氏は「ゲームの中心軸は“お宝探し”です。そのためのメンバーとしてモンスターを集めたり,モンスターに装備させるコインに若干のハクスラ要素があったりします」と答えた。
それを聞いたリュウジさんは「絶対買うってなりましたね(笑)」とテンションアップ。「僕はお宝集め大好き,コレクター癖があるので。めちゃくちゃ面白そうですね!」と興奮気味に話していた。
犬塚氏はお宝についても言及し,「歴代のドラクエで登場した“ロトの剣”や“王女の愛”,ドラゴンクエストIIIの主人公やモンスターのフィギュア,さらにはアリーナが壊した壁のフィギュアなど,さまざまなお宝が登場します。お宝は堀井さん(ドラゴンクエストシリーズの生みの親,堀井雄二氏)と相談して決めました」という具体的なヒントが明かされた。
「ドラゴンクエストXI」とのつながりには「唯一,ネタバレ要素があるのがそのへん。ざっくり言えば,ドラゴンクエストXIの物語の前,カミュとマヤがバイキングのところで働いていた時代に,異世界へ行ったというストーリー。彼らが帰ってきてから,ドラゴンクエストXIの物語につながっていきます」と時系列を解説した。
さらには「ドラゴンクエストXIとのつながりはそんなに多くないですが,映像シーンでのオマージュや,ストーリー上などでも少しあります」と期待を含ませていた。
気になるバトルについては,「見ていて楽しいプロレス」というイメージで作成したとのこと。前述の弓を撃つシーンに触れ,「あれは“スリングショット”というパチンコ。攻撃もできますが,モンスターに撃ってバフやデバフをかけたり,回復したりといた支援ができる。戦闘はモンスターに任せて,プレイヤーは軍師のように支持したり,支援したりするというスタイル」と,バトルシステムを詳しく解説した。
ラストの話題はパッケージ版について。特別版にはゲームソフトに加えて,カミュの髪の色と同じブルーのスライム型貯金箱と,「ルビーゴーレム」「キラーパンサー」「ピクシードラゴン」というモンスター3体のコードが付属する。
また,今回はモンスターにボイスがあり,複数の声優さんが担当しているそうだ。例えばスライムにはボイスが6種類ほど用意されており,仲間にした時に声が決まるという。かわいい「スラッ!」もあれば,低音の渋い「スラッ……」になったりもするという。
ちなみに,付属する3体のモンスターのボイスはルビーゴーレムが小倉 唯さん,キラーパンサーが中村悠一さん,ピクシードラゴンが内田雄馬さんのバージョンとなっている。
リュウジさんは「めちゃくちゃ楽しかったですね。僕はクリスマスで仕事納め,年末年始はゲームするって決めているので,ちょうどいい時期に発売してくれる(12月9日)。今年の暮れはトレジャーズ漬けということで,今から楽しみです!」と語り,番組を締めくくった。
「ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤」公式サイト
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ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤
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