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Intel,「Core i9-12900KS」を4月5日に発売。最大5.5GHz駆動のデスクトップPC向け最上位CPU
Core i9-12900KSは,2022年1月のCES 2022で予告されていた製品だ。Thermal Velocity Boostを利用した2コアまでのブースト最大クロックが5.5GHzと大きく向上したのが特徴だ。これに伴い,定格消費電力(Processor Base Power)も既存の125Wから150Wへと増えている。
8コア16スレッド対応の高性能コア(P-core)と,8コア8スレッド対応の高効率コア(E-core)からなる16コア24スレッド対応という点は,既存の「Core i9-12900K」と変わらない。また,L2キャッシュ容量や共通L3キャッシュ容量などもCore i9-12900Kと共通だ。おそらくは,2019年に登場した「Core i9-9900KS」と同じく,既存製品の高クロック版選別品という理解でいいだろう。
なお,秋葉原の一部PCショップでは,すでにCore i9-12900KSの予約を開始しており,税込価格は概ね10万5800円のようだ。
【予約受付開始!】来る4月5日22時に発売解禁となるインテル新CPU「Core i9-12900KSの事前予約を本日より開始いたします。お値段は10,5800円でMaxターボ時のクロックはなんと驚異の5.5GHzです! pic.twitter.com/KLHbIHtKUk
— パソコン工房秋葉原BUYMORE店 (@PCDIYFreeT) March 29, 2022
IntelのCore i9-12900KS製品情報ページ(英語)
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