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「崩壊:スターレイル」新章「仙骸に果て有り」は仙舟羅浮編クライマックス! 丹恒の秘めた力が放たれ,海を裂くシーンに鳥肌が止まらない【PR】
2023年4月にリリースされた,HoYoverseのスペースファンタジーRPG「崩壊:スターレイル」(PC / iOS / Android)では,7月19日に大型アップデートVer.1.2「仙骸に果て有り」を実施し,メインストーリーの新章やプレイアブルキャラクター「刃」(じん)が実装された。本稿では,新たな開拓クエストの見どころをお伝えすると共に,追加されたコンテンツを紹介していこう。
今回のストーリーでは,主人公と同じく宙駆ける「星穹列車」のメンバーである丹恒(たんこう)や,巨大な旗艦・仙舟「羅浮」(せんしゅう・らふ)の将軍・景元(けいげん),そして「星核ハンター」の刃らにスポットが当たる。
なお,本稿はネタバレを含むため,注意してほしい。
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仙舟羅浮編もいよいよクライマックス!
新章は引き続き,仙舟・羅浮が舞台だ。主人公はこれまでの開拓クエストにより,大樹「建木」(けんぼく)が生み出した鹿のボスを倒したり,暗躍する「薬王秘伝」のリーダー・丹枢(たんすう)と接触したりして,仙舟の事情を垣間見てきた。
新クエスト「重楼を遮りし百丈の雲樹」は,仙舟の要人である太卜の符玄(ふげん)との待ち合わせに向かうところから始まる。その道中には仙舟軍と薬王秘伝の衝突の跡があった。犠牲者が死屍累々と横たわる光景に驚く主人公一行だったが,案内人の停雲(ていうん)は大したことないといった様子だ……。長命種である彼女にとっては慣れたものなのだろうか。
合流した符玄からは,巨大な香炉のような「丹炉」(たんろ)を止めてほしいと依頼を受ける。丹炉には薬王秘伝によって薬が仕込まれており,その煙が仙舟の人々をモンスターのような「魔陰の身」(まおんのみ)に変えてしまうのだという。煙は長命種である仙舟人に作用するが,短命種である主人公たちには効かないため,白羽の矢が立ったというわけだ。
丹炉を停止させると,薬王秘伝の魁首である丹枢がヒトならざる容貌で現れる。そして駆けつけた符玄と押し問答となり,そのままバトルへとなだれ込むが,この場面では,なぜ薬王秘伝と仙舟人が対立しているのかがよく分かる。
不老不死を望む薬王秘伝たちは,それを司る星神「豊穣」を信仰し,秘儀を復活させようとしている。対して,かつて豊穣が与えた建木の実によって長生となった仙舟人は,結果として人の道を外れる豊穣の恩恵を危険視するようになったようだ。
平たく言えば,「不老不死になればいいじゃん。仙人になって高みを目指そうぜ」側と「豊穣の力はヤバいって分かったから,禁止するし滅するよ」側の戦いといったところ。丹枢がモンスター的な存在になってしまったのも,豊穣の力によるものだとすると,やっぱり危険なのか……。以前のクエストでも,仲間のヴェルトが「惑星の生態系を壊しかねない」と豊穣の力を危惧していた。
戦いの勝敗が決すると,薬王秘伝の魁首は息も絶え絶えに,「絶滅大君」(ぜつめつたいくん)に約束を果たせと呼びかける。その先には,これまで静観していた停雲の姿があった。彼女は「やれやれ」といった様子で開き直ったかと思えば,指先一つで周囲の兵士を敵であるヴォイドレンジャーに変えてしまった。
それと同時に,プツンと糸が切れたように倒れる停雲。その体からは不思議な炎が抜け出し,飛び去ろうとしている。そして周囲には声だけが響き渡る……。
声の主は絶滅大君の幻朧(げんろう)と名乗り,仙舟を滅ぼそうとしていると明かした。博識なヴェルトいわく,彼女はあらゆる世界を滅ぼそうとする「壊滅」の星神の配下らしい。それゆえ,仙舟の兵士たちを壊滅の軍勢であるヴォイドレンジャーに変えられたのか……。
ようやく黒幕が判明したものの,幻朧は逃げたようで,停雲の事情は謎に包まれたまま。内通者だったのか,操られていただけなのか。停雲の体が残されていないことから,幻朧が化けていたのかもしれない……。思い返せば,蘇った建木の実に興味津々だったり,悲惨な戦場を見ても反応が薄かったりと,節々で停雲は怪しかった。
ところ変わって,別行動をしていた丹恒はこれまでの成り行きで共闘していた素裳(すしょう)と羅刹(らせつ)と別れて,主人公たちと合流するべく進むことに。しかし,その先には星核ハンターの刃とカフカが待ち構えていた。復讐心なのか,敵意を露わにする刃と一触即発だ!
そこへ仙舟の将軍・景元の護衛,彦卿(げんきょう)が近づく。指名手配中の刃を捕らえに来たようだが,丹恒の顔に見覚えがあるようで……? そのやり取りの隙を突いて刃が丹恒に襲いかかり,彼の胸に剣を突き刺してしまう。
力なくうなだれる丹恒だったが,みるみるうちに体が水塊に包まれていく。再び水の中から現れた彼は,髪が腰まで伸び,頭に角が生えた姿になっていた。その変貌を目の当たりにした彦卿に対し,刃は「仙舟に大乱を起こした大罪人『飲月君』(いんげつくん)」であると教える。
彦卿は2人の罪人を捕らえるべく,剣を構える。丹恒は「仙舟に足を踏み入れたのも主人公たちの安否を確認するためで,騒ぎを起こすつもりはない」と説明するが,取り付く島もない。丹恒と刃は,図らずも共闘という形で彦卿に抵抗するが……?
3人の戦いに区切りをつけたのはカフカの一声だった。そして彼女に呼び込まれるように,景元将軍が登場する。彼はなにやら訳知り顔で刃たちを見逃した後,丹恒を誘って主人公たちがいるという「鱗淵境」へ向かう。
その道すがら,丹恒がこれまでひた隠しにしてきた過去が語られていく。彼は輪廻転生する龍の末裔,持明族(じみょうぞく)であり,「丹楓」(たんおう)という人物の生まれ変わりだという。その前世の丹楓と,今世の丹恒は異なる人格であるようだが,かつて丹楓が犯した罪のために仙舟を追放されている。
たびたび丹楓と重ねて昔話をする景元に対し,「俺とは関係ない」と主張する丹恒。それならばと,景元は丹恒のことを丹楓と見なさない代わりに,幻朧がいるであろう建木への道を開くよう提案する。現在,この道の封印を解けるのは,族長にあたる龍尊(りゅうそん)であった丹楓の記憶を持つ丹恒だけになってしまったらしい。
主人公たちと再会し,ともに建木へ進むと決めた丹恒は,海に手をかざして水面を2つに割ってみせる。その底から巨大な遺跡が浮かび上がった。かつて建木は切り倒されても,枯れたわけではなかったようで,仙舟人は持明族の力を借りて彼らの神殿に水没させることにしたのだ。
幻朧との対決には景元も同行することに。遺跡を進み,内部の仕掛けを解きながら最深部の根元にたどり着くと,建木から肉体を生成した幻朧が現れた。その巨大な体と豊穣の力で主人公たちを弄ぶが,景元と丹恒の息の合った攻撃が幻朧を退ける。ここで今回のストーリーはひと区切りを迎えた。
あらためて新章を振り返ると,まさに怒涛と言えるほどの見せ場にあふれていた。やはり最大のインパクトは,丹恒が海を割るシーンだろう。水の表現はグラフィックスの進化が如実に表れる部分であるが,その最先端を見てしまったような気がする。
そしてボーカル曲「水龍吟」により,興奮は最高潮だ。この楽曲は公式YouTubeチャンネルでも公開されているが,海のシーンを含む丹恒の名場面が収められている。もちろん,筆者は何度も再生してしまった。
ただ,ここまで紹介していてなんだが,こうした名場面はできれば最初はゲーム中の一場面として(なるべく高画質で)観てほしい気持ちもある。ここに至るまでに丹恒や仲間たちの思いが分かる演出があり,それが徐々に積み重なっているからこその,感情の高ぶりがあったからだ。丹恒が海を割るシーンの直前には,己の生い立ちに向き合い,自らの意思で動いたこと,そして彼に寄り添う仲間たちの温かい気持ちが伝わってくる。前述のボーカル曲も,実はこの場面から静かに流れていた。
今回の開拓クエストは長編とまではいかないが,とても濃密だった。さまざまな謎も明らかになり,本作の物語が一気に深く進められた印象だ。だが,残された謎もある。結局,丹楓が何をやらかしたのかは分からないままであり,停雲の安否も気がかりだ。
次の開拓クエストが待ち遠しいところだが,それまではキャラクターのストーリーなどを振り返って,今回の新情報と照らし合わせながら楽しむことにしよう。
新イベントや忘却の庭により,新章の舞台を追体験!
新たな開拓クエストをクリアすると,期間限定の冒険クエスト「講談奇譚」が開放される。これは「主人公たちの活躍を物語にしたい!」という講談師のシエン先生に振り回されながら,幻朧と戦った足跡をなぞっていくというものだ。バトルだけでなく,ミニゲームも交えたクエストになっている。
また,高難度ステージに挑む「忘却の庭」には,仙舟の記憶を基にした天艟求仙放浪記が追加された。敵にすると手強く,そして技がカッコイイ彦卿とも再戦を果たせる。
さらに,キャラクター強化に欠かせないプレイモード「模擬宇宙」に仙舟を再現した第七世界が登場したり,「戦歴余韻」に幻朧が加わったりもしている。
星核ハンターの剣士,刃を実装! 8月にはカフカも登場
開拓クエストで圧倒的な強さを見せつけた刃だが,イベント跳躍に登場している。彼のモチーフ光円錐「着かない彼岸」も同様に実装された。ちなみに,刃は自分のHPを消費して攻撃力を上げるタイプで,拡散攻撃も魅力だ。まだ獲得していない人は,恒例となっているキャラクターのお試しイベントで触れてみるといいだろう。
また,8月には待望のカフカの実装が予定されている。彼女の華麗なアクションを放てる日は近い!
なお,今回のアップデートでは視力保護モードが搭載されている。筆者は以前のプレイレポートで「明滅が軽減されたらいいな」なんてこぼしていたのだが,まさか本当に対応されるとは思わなかった。視力保護モードをオンにすると,確かに激しい光がマイルドになったようで,倍速でのオートプレイ時などではとくに助かる……。より快適に楽しめるように,進化を続けていく「崩壊:スターレイル」から目が離せない。
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