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「野狗子:Slitterhead」,憑依対象を探すモードや敵の視界を盗み見る「鬼子眼」など,ゲームシステムに関する情報が明らかに
本作は,猥雑さを色濃く残す街「九龍」を舞台に,記憶と肉体を失った「憑鬼」と人間に擬態する怪物「野狗子(やくし)」の戦いを描いたアクションアドベンチャーゲームだ。
プレイヤーが操作する憑鬼は,人間に取り憑くことで物理的な行動を起こせるようになっており,他者の体で街を駆け回って,野狗子と戦いを繰り広げていく。今回は,魂の状態から憑依対象を探し出す「憑依モード」や,野狗子にある程度近づくと,その視界を盗み見て居場所を推察できる「鬼子眼(サイトジャック)」など,基本的なシステムが明らかにされた。
続いてはキャラクター情報だ。街の中には,憑鬼とのシンクロが強い「稀少体」と呼ばれる者が存在しており,今回はその中から「ジュリー」「アレックス」という2人の情報が公開された。前者は,野狗子に襲われ瀕死の重傷を負ったところを憑鬼に救われ,最初の稀少体となった女性。後者は,黒社会の人間を相手に非合法に営業する外科医で,野狗子を追う「猟人」である。
ジュリー |
アレックス |
各々は敵を攻撃する,HPを回復するなど,さまざまな効果を持つ固有のアクティブスキルに加えて,所持しているだけで効果があるパッシブスキルを習得しているとのこと。なお,プレイ中に入手可能な「スキルトークン」で,各スキルの強化も可能だ。強化を続けることで新たなスキルが開放されるため,どの稀少体を優先的に育成するのか,プレイヤーの判断に委ねられるという。
さらに,ゲームシステムやキャラクターに加えて,ステージ「九龍迷窟 −Kowlong Slums−」のスクリーンショットも掲載しよう。
また,Bokeh Game Studioの公式YouTubeチャンネルでは「Kowlong Express: Bringing forgotten fragments into Slitterhead」と題した映像が公開された。こちらは,同社CEOでクリエイティブディレクターを務める外山圭一郎氏が舞台設定に対するインスピレーションを掘り下げる特別映像で,活気溢れる街の様子や,世界的に有名なスポットである「重慶大厦(チョンキンマンション)」を訪れる様子などが収録されている。
主要キャラクターやステージ、憑鬼の力やスキルの概念などゲームの詳細を公開!
Bokeh Game Studio(ボーカゲームスタジオ)は2024年11月8日(金)発売予定『野狗子:Slitterhead』の主要キャラクターである「アレックス」と「ジュリー」の紹介、ステージ「九龍迷窟」の紹介、ゲームのプレイの基本となる憑鬼の力やスキルの概念を公開いたします。
また、Bokeh Game StudioのYouTubeチャンネルにてクリエイティブディレクター・外山圭一郎が『野狗子: Slitterhead』の舞台となる「九龍」の面影を探り、在りし日の世界へ想いを馳せる特別映像「Kowlong Express: Bringing forgotten fragments into Slitterhead」も本日より公開いたします。
■憑鬼の力
記憶と肉体を無くした憑鬼は、人間に憑依することで物理的な行動が可能となる。
プレイヤーは憑鬼となり人間の体を駆使して街を駆け、野狗子を探し出し、時に危険なエリアへの潜入を行っていく。
【憑依モード】
プレイ中はボタンを押すことで瞬時に憑依モードに切り替わる。憑依モード中はゆっくりと時間が進み、カメラを操作して憑依対象を探すことができる。憑依可能な対象にはマーカーが表示されるので、任意の対象を選択していく。なお、憑依モードではある程度の範囲で周りを見渡したり、魂の状態で空中を移動することも可能。この操作が移動や探索、戦闘に至るすべての行動の基本となる。
【野狗子の気配の察知】
敵である野狗子の存在を探し出す際は、憑依した人間を操り街の中で気配を感じ取っていく。気配は気流のように流れているので、カメラを操作して流れを探り、その方向を目指していくことで野狗子に迫ることができる。
【鬼子眼(サイトジャック)】
野狗子にある程度の距離まで近づくと、その視界を盗み見ることができる。潜伏している野狗子の視界は追跡のヒントになる。風景の特徴から、路地や屋上など大まかな場所を推察し野狗子の居場所を特定していく。
【潜入・偵察】
自由に動ける街と異なり、時には敵の潜む建物内に潜入することも。潜入時は見つからないように身を隠し、憑依モードで周辺を偵察したり、憑依を活用した移動で監視の目を掻いくぐり先に進んでいくことも可能。
■憑鬼が出会う稀少体アレックスとジュリー
人間の中には憑鬼とのシンクロが強いものも存在し、彼らは稀少体と呼ばれる。
今回は、憑鬼が物語で出会う稀少体アレックスとジュリーを紹介する。
【アレックス −Alex−】
フルフェイスのヘルメットで顔を隠し、散弾銃を装備しバイクを駆り、人知れず野狗子を追う「猟人」。普段の顔は、黒社会の人間を相手に非合法に営業する外科医。
【ジュリー −Julee−】
野狗子に襲われ瀕死の重傷を負ったところを憑鬼に救われ、最初の稀少体となる。フードと仮面で正体を隠し、「血の爪」を武器として立ち回り、野狗子殲滅に奔走する。
■稀少体のスキル
稀少体は各種のスキルを所持している。これらスキルは戦闘時に使用することで強力な攻撃を繰り出したり、所持しているだけで多種多様な効果が得られる。
「アクティブスキル」
キャラクター固有のアクティブスキル。
スキルを選択してスキルボタンを押すことで任意に発動する。
自らの「血液(HP)」を消費することで強力な攻撃を繰り出せるものや、「思念力」を消費して血液量を回復するといった戦闘のサポートに効果的なものなど様々なものがある。
なお一部のアクティブスキルの中には通常の人間に憑依した際にも使用できるものがある。
ゲームを進めていくと、各ミッションを選択する際に、どの稀少体で挑むかを選ぶことになるが、その稀少体のアクティブスキルがコモンスキルとして通常の人間でも使用可能となる。
【ブラッディブラスト】
【ブラッドホール】
【タイムボム】
【ソニッククロー】
【リバイブオール】
【ブラッドリッパー】
「パッシブスキル」
所持しているだけで効果がある。
基本の血液量を増やしたり、武器の耐久力強化、攻撃を受けた際のリカバリー能力の向上など戦闘を有利に進められる多彩なスキルが用意されている。
■スキルトークンによる稀少体の強化
プレイ中に入手したスキルトークンで各スキルの強化が可能になる。これにより稀少体をより強くして各ミッションに挑むことができる。
また強化を重ねるうちに新たなスキルを解放することもできるため、どの稀少体を優先して育てていくか、プレイヤーの選択によってゲームプレイの過程も変化していく。
■ステージ紹介
ミッション選択、ステージ探索、野狗子の追跡と戦闘がゲームの基本的な流れとなる。各ミッションではそれぞれ固有のステージが登場し、自由に動き回れる街や、監視の目を掻いくぐる建物内などシチュエーションも様々。今回はそのひとつ「九龍迷窟」を紹介する。
【九龍迷窟 −Kowlong Slums−】
かつては警察の手も及ばない無法地帯と称された巨大スラム。数年後の解体が決定して住民の立ち退きが進められているが、行く当てが無く拒む者も多い。
■特別映像「Kowlong Express: Bringing forgotten fragments into Slitterhead」
『野狗子: Slitterhead』の舞台「九龍」は、1990年代のアジアの街並みのカオスと、当時のアジア映画で描かれていた異国情緒から生まれた架空の世界。
クリエイティブディレクターの外山圭一郎が憧れた古き良き世界、その面影を求めて現代を旅する特別映像を公開しました。
日常と非日常が混在する街を歩き、世界有数のディープエリア「重慶大厦(チョンキンマンション)」を訪れる様子など、外山自身が撮影した写真とともに本作「九龍」のルーツを探る追体験をお楽しみください。
Kowlong Express: Bringing forgotten fragments into Slitterhead
https://youtu.be/9RUBI-tKguU
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(C)2021 Bokeh Game Studio Inc.
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