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「ポケパーク カントー」ってどんなところ? 体験して分かった楽しさと,来園前に知っておきたいポイント
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開業まであと10日ほどとなった1月26日,メディア向けの内覧会が開催され,4Gamerもこれに参加しパーク内を冒険してきた。
本稿では実際に体験したルートをたどりながら,「ポケパーク カントー」がどのような施設なのかをお届けする。
あわせて,これから来園を予定している人が気になるであろうポイントや,事前に把握しておくとよりスムーズに楽しめそうな点についても紹介していきたい。
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600匹を超えるポケモンが生息する森と街――「ポケモンフォレスト」で自然を散策
あらためて「ポケパーク カントー」について説明すると,本施設はよみうりランド内の既存施設を大規模改修するとともに,未利用エリアを整備して誕生した約2.6ヘクタールの新規屋外型常設施設となる。
エリアは大きく分けて「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」の2つで構成されており,その名の通り森と街,それぞれ異なる雰囲気を楽しめる。パーク全体では600匹を超えるポケモンが生息しているという。
エントランス広場では,ピカチュウ,イーブイ,フシギダネ,ヒトカゲ,ゼニガメが揃ったウェルカムサインが来場者を出迎える。
広場の右手にはパーク限定アイテムも取り扱うグッズショップ「ポケモンだいすきショップ」があり,左手には「セッコク博士研究所」が設けられている。
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ショップについてはのちほど紹介するとして,まずはエリアの入り口となる「セッコク博士研究所」へ向かってみよう。
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セッコク博士はカヤツリタウン出身で,この地のポケモンの分布や生態を研究する人物。オーキド博士に憧れて研究者の道を志したという。研究所内には博士のデスクや調査機材が並び,思わず「ゲームで見たことがある!」と感じるようなデザインになっている。
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博士は普段,ペンとノートを片手にフィールドワークへ出ているようで,研究所にはその姿はない。ただし日によってデスク上の小物や配置が変化することもあるそうで,訪れるたびに細かな発見がありそうだ。
そんな博士の記した「研究ノート」を受け取り,研究所のなかを抜けて「フォレストエリア」に向かう。
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全長約500メートルにおよぶ同エリアは,森の中を歩く散策路や木道,坂道のあるルートなど,複数の環境に分かれている。場所ごとに景色や雰囲気が変化するので,エリア全体を歩きながら,多様な環境の中で暮らすポケモンたちの姿を観察していこう。
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各地ではポケモンたちが土の中にもぐっていたり,木の枝の上で休んでいたり,きのみを集めて食べていたりと,それぞれの暮らしぶりが自然に描かれている。どんな場所で生活しているのかが視覚的に伝わり,生態や特性を観察する楽しさがある。
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さらに興味深いのは,同じポケモンでも一匹ずつの違いがしっかり表現されている点だ。体の大きさはもちろん,表情やしぐさもそれぞれ異なる。たとえば群れで姿を見せるホシガリスも,よく見ると頬のふくらみ方で木の実をほおばっている量が微妙に違うのが伝わってくる。
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なお,フォレスト内のポケモンたちは手の届く範囲であればそっと触れることもできる。
種類によって触り心地も異なるので,無理のない範囲で優しく接したいところだ。もちろん叩いたり引っぱったりといった行為は厳禁。ポケモンたちが安心して暮らせる森を保つためにも,マナーを守って楽しもう。近くにスタッフがいる場合はひと言声をかけるとより安心だ。
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フォレスト内は「ピカチュウとイーブイのもり」や「ビッパのかじりば」といったように,その名を冠したポケモンを中心としたスポットに分かれているが,それ以外のポケモンも数多く生息している。「こんなところにあのポケモンが!」という発見も随所にあり,散策そのものが探検のように感じられるはずだ。
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そして思っている以上に,あちこちにポケモンがいる! 想像以上の数で,さまざまな方向から鳴き声も聞こえてくるため,風景も相まって本当にポケモンの世界に迷い込んだような気持ちになった。
……といいつつ,ジェットコースターのコースが見えたり,ときおり乗客の絶叫が聞こえてきたりもして,それはそれでここならではのちょっと面白い感覚がある。
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ポケモンに囲まれながらのんびり&イベントでワクワクできる「カヤツリタウン」
「ポケモンフォレスト」を抜けると,もうひとつのエリア「カヤツリタウン」へ。まず目に飛び込んでくるのは,「アシレーヌの噴水」だ。
噴水のまわりにはワニノコやミズゴロウ,ポッチャマといったみずタイプのポケモンたちが集まっており,ときおり口から“みずでっぽう”のように水をぴゅっと噴き出してくれる。
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街の中心はマーケット通りとなっていて,噴水広場から「カヤツリジム」までまっすぐ伸びている。
この通り沿いにはショップや飲食店が並び,タウンエリアのにぎわいを感じられる空間になっている。
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マーケット通りの入り口付近には,「ポケモンセンター」と「フレンドリィショップ」がある。
「ポケモンセンター」では,笑顔のお姉さんとラッキーがトレーナーたちを出迎えてくれる。ゲームでおなじみの「かいふくマシン」でポケモンが元気になる流れを体験できるのがポイントだ。
一方の「フレンドリィショップ」では,ここでしか味わえないオリジナルドリンクを購入できる。「ポケモンフォレスト」での冒険を終えたあと,ポケモンを回復させつつ自分自身もひと息つく……そんな体験が自然な流れでできるのがうれしい。
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マーケットに進むと,そこにはグッズ満載のワゴンが立ち並ぶ。お土産にぴったりな「ポケパーク カントー」限定アイテムのほか,「Pokémon fit」や「monpoké」といったぬいぐるみ,モンコレシリーズなど,パークで出会えるポケモンたちを中心としたさまざまな商品が揃っている。
今回はまだ準備中だったが,ポケカのフレームを借り,タウン内でそのフレームに該当するポケモンを探して写真を撮るという,ちょっとしたパーク内イベントも用意されているそうだ。
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飲食店も充実しており,「ピカチュウのおにぎりや」「イーブイカフェ」「チルタリスのはねやすめキッチン」など,こちらもユニークな名前のお店が並ぶ。園内には屋外テーブルや腰掛けられるスペースも随所に用意されているので,購入したフードを片手にひと休みしながら街の雰囲気を楽しむのもよさそうだ。
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「カヤツリタウン」には,2つのアトラクションも用意されている。
ひとつめは「ブイブイヴォヤージュ」。イーブイとその進化形たちが集まったメリーゴーランドで,ポニータとギャロップが引くクルマや,風船に吊られて空を飛ぶようなイスなどに乗って幻想的な時間を過ごせる。
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もうひとつが「ピカピカパラダイス」。30匹を超えるでんきタイプのポケモンたちが動かすライド型アトラクションで,ピカチュウたちとの“デンキなパラダイス”を楽しめる。
ライドの支柱や周囲にはでんきタイプのポケモンたちがぎっしり。さらに大きなピカチュウの乗り物にも,それぞれ別のでんきタイプたちが乗っていて,とにかくかわいい。「あれ? この子は?」なんていうポケモンが紛れ込んでいたり……。
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そのメインと言えるのが,“でんきぶくろ”を持つポケモンたちだ。
「パモ! デデ(ンネ)! パチ(リス)!」と,でんきタイプ好き,その中でもいわゆる“電気袋族”が大好きな者としては,思わず大きな声が出てしまったほどたまらない空間だった。
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街のあちこちにもフォレストと同じようにいろいろなポケモンがいる。ガーデンに集まっていたり,建物のそばで寝転がっていたり,鳴き声が聞こえてきて見上げると屋根の上に……なんてこともある。森はもちろん,街でもポケモンたちの暮らしがしっかり見えてくるのが楽しいところだ。
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そんなふうにポケモン探しやマーケットでの買い物,アトラクションを楽しんでいると,どこからか賑やかな音楽と行進の笛の音が聞こえてきた。街の名物パレード「ピカブイバブルカーニバル」の登場だ。
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衣装に身を包んだピカチュウとイーブイ,そしてパフォーマーたちが行進し,いくつかのスポットでかわいらしいダンスを披露してくれる。パレード中には無数のシャボン玉が舞い上がり,幻想的でちょっとフェアリーな気分に包まれる。一緒についていきながら街を巡るのも楽しそうだ。
なおオープン後は13:20〜と15:55〜の1日2回開催が予定されている。開催期間や時間は変更となる場合もあるため,詳細は営業カレンダーを確認してほしい。
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そして街のメイン施設といえるのが「カヤツリジム」だ。ここはピカチュウたちとパフォーマーによる特別なショーが行われるホールになっている。
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内観はとてもクールで落ち着いた,クラブのような雰囲気。壁には懐かしい姿のピカチュウのアートが描かれている。そして座席番号にはポケモン図鑑の番号に対応したシルエットが使われているようで,筆者の21番の席には「オニスズメ」が描かれていた。
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「カヤツリジム」では光や音楽,映像演出とともにピカチュウたちのパフォーマンスが展開される。
DJピカチュウ&イーブイによるDJタイムから始まり,物語仕立てのショー「ピカピカスパークス!」が開幕。詳しくは言えないが,迫力ある音楽とダンス,観客が手拍子をしたり手を振ったりして一緒に盛り上がれる演出もあり,トレーナーとして参加している感覚がしっかり味わえる。
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音楽にはシリーズ作品のBGMやサウンドを取り入れた楽曲もありつつ,全体的にはエレクトロ&クラブ・ダンスミュージック調。でんきタイプ好き,そしてテクノ・エレクトロ好きとしては“電気ビリビリ”でしびれる時間だった。
ショーは1日4回(11:50〜/13:00〜/15:35〜/16:45〜)開催予定となっている。こちらも開催期間や時間が変更となる場合があるため,来園前にカレンダーをチェックしておきたい。
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ショーを見終えてジム裏の出口を出ると,そこにはバトルコートが広がっていた。バンギラス&ガブリアス,ライチュウ&ギャラドスによるタッグバトルの真っ最中……という雰囲気で,迫力ある場面に遭遇する。
重量級ポケモンたちの力がぶつかり合ったかのように,地面にはひび割れや足跡,尾の先で削れた跡まで残されており,バトルの熱気がそのまま空間に刻まれているようだった。
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坂を下っていくと,「ポケモンだいすきショップ」の脇を抜け,エントランス広場へ戻る道へとつながっている。この旅の締めくくりとして,最後にショップ内の様子やグッズを写真で紹介しよう。
なお「ポケモンだいすきショップ」は先着方式の整理券エントリーが必要で,応募できるのは1日1回となっている点には注意しておこう。
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実際に巡って感じたこと,来園前に知っておきたいポイント
今回,実際のルートをなぞる形で先行体験してみて,「ポケパーク カントー」はふらっと立ち寄るというより,ちょっとした“冒険”として訪れる施設だと感じた。
筆者には小学1年生の子どもがいることもあり,小さな子どもを連れて行く場合を想像しながら体験した。その視点で,事前に把握しておくと安心できそうなポイントをまとめておきたい。
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■ポケモンフォレストは“森の散策路”そのもの
「ポケモンフォレスト」は,その名の通り森の中を歩く遊歩道のようなエリアだ。
本格的な自然の中へ出かけるときと同じように,動きやすく汚れても気にならない服装がおすすめ。両手が空くリュックなどを選び,大きな手提げ荷物などは避けたほうがよさそうだ。
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園内には段差のある道や階段,頭上注意の箇所もあり,舗装されている場所でも起伏のある坂道が続く。
舗装された道以外の場所も足元にウッドチップが敷き詰められているなど,歩きやすさや水はけへの配慮は感じられるが,天候によっては地面の状態が変わることもあるため,足元には気を付けておきたい。
雨天時は傘よりもレインコートのほうが安全だろう。また荒天時には営業を中止する場合もあるとのことなので,入場についてはスタッフの案内をしっかり確認しよう。
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メディアプレビューでは人数が限られていたため混雑は感じなかったが,実際の営業時には前の人を押したり無理に追い抜いたりしないよう注意したいところだ。
それなりに高い段差もあるので,坂道や階段はとくに気を付けたい。広い場所や休憩スペースでの譲り合いを意識するといい。ポケモンだけではなく周りの人にも配慮して散策を楽しもう。
なお公式の案内にもある通り,「ポケモンフォレスト」は5歳未満の子どもや体調がすぐれない人,「ご自身で110段の階段を安全に上り下りすることが困難な方」など,安全管理上,入場に制限が設けられている。坂や段差も多く,休憩できる場所も限られているので,「ちょっと今日はしんどいぞ……」という人は無理をしないよう心掛けておこう。
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■「カヤツリタウン」は入場制限なし,タウン限定のパスも販売
一方で「カヤツリタウン」およびエントランス広場には入場制限はない。カヤツリタウンのみを楽しめる「タウンパス」の販売も予定されており(2026年2月1日より,2026年5月入場分の抽選販売開始),フォレストに入場できない人や街エリアだけを楽しみたい人にとって選択肢になりそうだ。
なおエントランス広場から「カヤツリタウン」はすぐ近くで,「セッコク博士研究所」にある入り口からスロープを上がると「カヤツリジム」のすぐ横に出られる。
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「カヤツリタウン」で知っておきたいのが,場内は基本キャッシュレス決済のみで,現金が利用できない点。アトラクションやショップ,ショーの観覧なども整理券が必要となるため,公式サイトや専用アプリで事前に確認しておくと安心だ。
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街は広く,休憩できるスペースはあちこちにあったが,これも人数が少ないメディアプレビューだったこともあり,オープン後は腰を落ち着ける場所が限られる場合がある。また現状,日差しや雨を避けられる場所も限定されていたので,夏場や天候が不安定な時期は,暑さや雨対策も考えておきたい。
また「カヤツリジム」のショーは迫力のサウンドが魅力だが,小さい子どもだとびっくりするかもしれない。イヤーマフなどを持っている人は荷物に入れておくといいと思う。
そのほか持ち込み品や利用ルール,チケットの抽選販売や各種パスの違いなどはけっこう細かい。分かりにくい部分も多いので,各種情報は公式サイトでしっかり確認したほうがよさそうだ。
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ポケモン好きなら“童心に帰れる”場所
こうして見ていくと「ポケパーク カントー」は,とくに「ポケモンフォレスト」を楽しむにはそれなりの準備が必要な施設だと感じた。しかし600匹を超えるポケモンたちが待つ空間は,ポケモン好きにとってたまらない体験になるはずだ。
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子どもはもちろん,ポケモンに詳しくない人でも「かわいい」「楽しい」と感じられるだろうし,シリーズを長年遊んできた大人ほど刺さるものが随所にある。子どものころにポケモンを遊んでいた記憶がふっとよみがえるような瞬間と,“そうさせてくれる”見せ方やしかけが確かにあった。
内覧会は冬で植物が葉を落としている時期だったが,これが緑に包まれる季節になればまた違った雰囲気になるのだろう,と想像も膨らむ。
あとは自然や生きものの観察が好きな者としては,小学館から刊行されている「ポケモン生態図鑑」を持っている人はそれを読み込んで,パークにも持参することをオススメしたい(「ポケモンフォレスト」内で読みながら歩かないようにだけは注意!)。
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「ポケパーク カントー」は2026年2月5日にオープン予定だ。すでにチケットは争奪戦の様相だが,興味のある人は自分が訪れたい時期を考えつつ,本稿や公式サイトでイメージを固めながら抽選・先行販売に挑戦してほしい。
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