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国内外の多種多様なビデオゲームが「exA-Arcadia」に集う! エイコーブースで遊べた新作タイトルをまとめて紹介
2022年2月10日,11日に千葉・幕張メッセで開催されたJAEPO 2023のエイコーブースでは,稼働中のタイトルから開発途中のものまで,計34タイトルのゲームがプレイアブル出展されており,多数の来場者を楽しませていた。本稿では,会場で遊べたタイトルの中から,初出展かつ開発中の7作をピックアップして紹介していこう。
ジツ・スクワッド
ジャンル:アクションカートゥーン調のグラフィックスが印象的なベルトスクロールアクション。制作はTanuki Creative Studioという本作を作り上げるために設立されたビデオゲームスタジオで,Kickstarterで資金を調達,今春にはPS4やNintendo Switch版の発売も控えているタイトルだ。
キャラクターのスピーディーかつ多彩なアクションが特徴で,例えば主人公(らしき)タヌキの忍者は,レバーを+攻撃と入力すると衝撃波による遠距離攻撃,レバー+攻撃ボタンなら対空斬りなど,格闘ゲームのような必殺技をくり出せた。
さらに通常攻撃も地上,ダッシュ中,ジャンプの上昇,下降中と,キャラクターの状況に応じてそれぞれ異なるモーションの技が出るなど,作りこみの深さを感じられた。
ドーナツドードードゥ!
ジャンル:アクション1980年代前半ライクな固定画面のアクションゲーム。ルールはシンプルで,ステージに配置されたミニサイズのドーナツをすべて回収したのち,巨大なドーナツにタッチするとステージクリアとなる。
攻撃する術を持たないドーナツ屋のおじさんBILLY,もしくは女の子のBELLAを巧みに操作し,先へ進めば進むほどトリッキーな作りになっていくステージで,ひたすらドーナツを集めていく。
単純明快なルール,レバーとボタン(ジャンプ)をひとつしか使わない操作,軽快な8bitミュージックなどは1周回って新鮮味すら感じられる。敵の攻撃はなかなかハードだが,気軽に遊べるアクションゲームになっている。
シノルビー PINKレーベル
ジャンル:シューティング本作は,2022年にSteamで発売された縦スクロールシューティング「SHINORUBI」に,アーケード向けの調整を施したグレードアップ版だ。画面を埋め尽くす弾幕,自機から放たれる極太レーザー,バージョンアップ版にピンク“レーベル”と名づけるセンスなど,日本製のシューティング――とりわけケイブ産の縦スクロールシューティングへのリスペクトを感じさせるタイトルになっている。
“縦シュー”に慣れていないプレイヤーへの配慮も行き届いているのも特徴のひとつ。通常のゲームモードでは被弾するとオートボムが働くため,ボムが尽きるまでは撃墜されることはない。そのうえ時間内ならいくら撃墜されてもゲームを続けられるタイムアタック的なゲームモードも用意されている。限りなく当たり判定が小さい自機との相乗効果で,シューティング初心者であっても“弾を避ける爽快感”が味わえる作品だ。
BATSUGUN EXAレーベル
ジャンル:シューティング80年代から90年代にかけて秀逸なシューティングゲームを生み出してきた,東亜プラン最後の縦スクロールシューティングが30年の時を経て復活。JAEPO2023では1993年稼働のオリジナル版を元に調整を施した,アレンジ版がプレイできた。
アレンジ版は画面の上下に自機の現在のレベル,道中で取った勲章の数,自身のスコアと筐体内に記録されたハイスコア,カウンター(ヒット数)などが表示されており,オリジナル版では体感に頼って把握していた情報を,数字で明確に知ることができた。
製品版では,今回遊べたアレンジ版に加えて1993年時と同内容のオリジナル版,一部仕様が異なるSPECIAL版,計3つのモードからいずれかを選択して遊べる仕様になるとのこと。また,パイロットたちに新規ボイスを追加するなど,演出面も強化される。
アクセルシティ2
ジャンル:対戦格闘ゲーム「アクセルシティ2」は,2D格闘ツクール 2nd.で制作された前作を経て,exA-Arcadia対応タイトルとなった新作対戦格闘ゲームだ。まず目を引くのが総勢40体ものプレイアブルキャラクター。各キャラクターが持つ必殺技も多めで,ボリュームはかなりのもの。キャラクターを操作するコンパネは,弱〜強パンチ,弱〜強キックが放てる6ボタン制が採用されている。
対戦部分では,いずれかのパンチとキックボタンを同時押しすると溜められるアクセルゲージ(超必殺技ゲージ)と,ダッシュ中にレバーをに倒しながらボタンを押すと放たれる特殊技に独自性が感じられる。とくに後者の特殊技は押したボタンによって効果の異なる打撃や特殊移動などが発動する。つまり全キャラに6種類の特殊技が備わっているということで,ダッシュをするだけで駆け引きや読み合いを楽しめそうだ。
アルカナハート3 LMSSS!!!!!! XTEND
ジャンル:対戦格闘ゲームプレイアブルキャラクターが全員美少女,同じキャラクターでも性能に違いを出せるアルカナの存在,豊富なジャンプに独自システムのホーミングアクションを合わせた機動力の高さなどで,2000年から2010年代に存在感を見せたシリーズの最新作。
今回プレイアブル出展されたバージョンの開発度は50%と表記されていたが,既存のキャラクターに加えてクラウドファンディングによって追加が決まった新キャラクターのピストリクス系29号やダークハート,新アルカナのパラセルシアを使って対戦できた。アーケードの「アルカナハート」が強く印象に残っている身としては,ディスプレイの画面比率16:9に合わせて広くなったステージにも新鮮味を感じられた。
稲歩町ダイナマイトボム!!
ジャンル:対戦格闘ゲーム「アクセルシティ2」に続いて,Gotcha Gotcha GamesとexA-Arcadiaのサポートからアーケードゲーム化したインディーゲーム第2弾。2014年にPLAYISMで発売された前作「稲歩町ダイナマイトボム」で使用できた8キャラクターに加え,2体の新キャラクターが追加されている。
操作はレバー,弱パンチ,強パンチ,弱キック,強キックに加えて,弱攻撃,強攻撃の同時押しボタンが用意されており,同時押しボタンを使った固有システムに独自性がある。印象に残ったのは,強攻撃同時押しボタンを押すと発動する,当たれば確実に相手の態勢を崩せる“ガード破り”と,つかんだ後にも読み合いが発生する投げまわりの攻防。防御側にも強い行動が用意されており,弱攻撃同時押しボタンで出せる“見切り”は投げ以外の攻撃を無効化する。システムを使った読み合いを楽しめる格闘ゲームと言えそうだ。
会期中には「デモンブライドexAGAIN」,「東方スカーレットディアブロ」の開発決定もサプライズ発表されたexA-Arcadia。ビデオゲームファンにとっては,2023年はもちろん,その先も新作の稼働が期待できる,見逃せない存在になりそうだ。
「exA-Arcadia」公式サイト
「JAEPO2023」4Gamer関連記事ページ
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- 関連タイトル:
稲歩町ダイナマイトボム!!
- 関連タイトル:
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- 関連タイトル:
AXEL CITY 2
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