文明崩壊もそんなに悪くないかも。廃墟ビルの屋上でまったり暮らす「I Am Future」の最新トレイラー公開

　パブリッシャのtinyBuildは，アルメニアのゲームデベロッパMandragoraが手がけるサバイバルシム「I Am Future: Cozy Apocalypse Survival」の最新トレイラーを公開した。2023年8月8日（日本では8月9日）が予定されているアーリーアクセス版の公開を記念した映像で，ゲームの概要が紹介されている。

「I Am Future」公式サイト

　「I Am Future」は，諸般の事情で人類文明が崩壊し，大津波によって水没した大都会を舞台に，たった1人で生き残ったクリストファーが，廃墟となったビルの屋上に居心地のいい住み家を作り上げるという作品だ。

　周囲を探索して，古い電子レンジや電気ポット，PCなどを見つけ，分解してパーツを取り出し，必要なものを作り出す。さらに，釣りをしたり農場を作ったりして食料を生産し，住み家のメンテナンスを行ったりしてサバイバルを続けていくのだ。仲間となるのは，日常の仕事を手伝ってくれるAI操作のロボットたちで，彼らの悩みや心配事を聞いてあげることで，関係を深めたりできるという。


　クリストファーに深刻さは微塵も感じられずなく，手に入れた魚で地中海料理を楽しんだり，屋上に作った庭の手入れをしたりなど，悠々自適なサバイバル生活をエンジョイしている。突然変異した生命体から住み家を守るという要素もあるようだが，思わず，彼のような暮らしをしてみたくなってくる。


　アーリーアクセス版はSteamとEpic Gamesストアでリリースを予定しており，Steamではデモ版の配信も行われている。アーリーアクセス期間中は，機能やコンテンツの追加とバグ修正に重点を置き，プレイヤーのフィードバック次第ではあるが，なるべく短期間で終わらせたいとのことで，ロードマップも公開されている。インタフェースとテキストが日本語にも対応しているので，のんびり系のポストアポカリプスものという異色作が気になる人は，発売をお楽しみに。