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高山という劣悪な環境に耐えて生き残るハードな都市建設シム「Laysara: Summit Kingdom」,明日の発売を前に最新トレイラー公開
「Laysara: Summit Kingdom」公式サイト
「Laysara: Summit Kingdom」は,高い山の中腹に都市を築いて発展させるという都市建設シムだ。トレイラーでは,長い歴史を誇るレイサラ国は,あるとき謎の白い霧に覆われ,作物が枯れ,人や家畜が病気になったことから,霧の到達しない高い山に住み家を移すことにしたという設定が確認できる。
プレイヤーは,複雑な形の山のあちこちに街を建設し,効率的な交通網を構築したりしながら,レイサラ国の復興を目指す。地下資源を採掘できるが,場所が非常に危険だったりなど,どこにどんな施設を設置するかは慎重に検討する必要がある。ときおり襲ってくる雪崩に対応するため,森で自然の防壁を作ったり,壁で雪崩の方向を変えたりしなければならない。
レイサラ国は階級社会で,住民は3つの階層に分かれている。各階層でニーズが異なるらしく,街同士の交易ネットワークや生産チェーンにも細かい調整が求められる。ゲームの難度は比較的高めのようだ。
最終的な目標は,トレイラーにもあるように,山頂に立派な神殿を作り上げること。物資を上げていくのは難事業なので,道を整備したり,リフティング技術を磨いたりなど,事前の周到な準備が重要になる。役に立つヤクは,いつでも手に入るとのこと。自然そのものが厳しすぎるため,ゲームに戦闘要素はない。
本作を手がけるQuite OK Gamesは,ゲームクリエイターのMaciek Pryc氏とMichał Kubas氏が2021年にポーランドのカトヴィツェで設立した若いスタジオだ。
同社の公式サイトによれば,プログラマーのPaweł Oberc氏と,占い担当のYak Yakowsky氏が新たに参加したようだが,Yakowsky氏の写真はどう見ても動物のヤクなので,メインスタッフは3人だと思われる。
Steamのストアページによれば,テキストとインタフェースが日本語に対応しているとのこと。一風変わった,ハードなシティビルダーに挑戦してみたい人は,リリースをお楽しみに。
- 関連タイトル:
Laysara: Summit Kingdom
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