パッケージ
OCTOPATH TRAVELER II公式サイトへ
読者の評価
90
投稿数:1
レビューを投稿する
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

OCTOPATH TRAVELER II

OCTOPATH TRAVELER II
公式サイト https://www.jp.square-enix.com/octopathtraveler2/
https://store.steampowered.com/app/1971650/
発売元・開発元
発売日 2023/02/25
価格 7800円(税込)
ジャンル
レーティング
備考
その他

他のプラットフォーム

Xbox One版 OCTOPATH TRAVELER II
Xbox Series X|S版 OCTOPATH TRAVELER II
Nintendo Switch版 OCTOPATH TRAVELER II
  • RSS
  • レビューを投稿する
  • このページのURL:
このゲームの読者の評価
90
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
  • 150時間以上プレイしてコンテンツ完全制覇した結果 90
    良い点
    1:基本操作やシステムが簡単
    完全攻略した前作から4年半ほどのブランクがあったにもかかわらず、体験版をプレイしただけで操作方法を一瞬で思い出したほど。
    自分でもかなり驚いたが、それぐらい遊びやすい作品となっている。

    2:耳に残る音楽
    これも聞いただけで前作の楽しかった出来事が脳裏に浮かんだ。
    各主人公や場面にマッチした雰囲気のBGMで、ストーリーをさらに奥深いものにしていると思う。

    3:細かい演出
    例えばゲーム開始のオープニング画面で昼夜を切り替えられるが、それだけで音楽やキャラの背景などが若干違ったものになる。
    3Dゲームではないにもかかわらず、随所で各キャラの躍動感あふれる動きも堪能可能。

    4:引き込まれるストーリー
    胸糞悪いキャラや話が多々登場するが、逆を言えばそれだけプレイヤーが感情移入出来ている証拠。
    これを8人分+α用意しているのだから、開発陣のかなり頑張った様子が垣間見える。

    5:レベリングと金策が簡単
    ゲーム内で入手可能な特殊アクセサリーを装備し、適正レベルエリアをあちこち移動するだけで簡単に稼げるのはよい。
    オズワルドで開始し、全敵の弱点を暴きながら行ける限りのダンジョンを攻略し終えた時点でLv80超え&金30万以上手元に残る。
    しかも船入手(10万必要)&道具屋と武器屋の全商品を軒並み購入してこの状態だ(他7人のストーリーは1章すらやっていない)。

    6:最初からイベントがスキップ可能
    話を読まないと各ストーリーが理解出来ないため、最初からすっ飛ばす人はほぼいないと思うのにこの仕様。
    本当にごく一部(重要なボス戦など)のみ強制的に演出が入る程度のため、全くストレスを感じない。

    7:自由度の高い戦闘
    強力なボスの弱点や攻撃に対するアビリティの組み合わせや立ち回りが出来れば、4種類の特殊ジョブでなくても問題なく討伐可能。
    攻略サイトなどに『これが最適』という組み合わせが載っていないのはこのためで、プレイヤー独自の戦略が存分に楽しめる。

    8:やり込み要素がボリューミー
    所謂裏ボスやNPCから依頼されるクエストなど、攻略しなくても特に影響しないコンテンツが多い。
    とことんやり込み勢な自分にとってはうれしい限りで、これだけでもかなりの時間遊ぶことが出来た。

    9:最初に選んだ主人公以外も簡単に全章クリア可能
    どれだけレベルを上げていても、酒場で主人公切り替えをして1章をプレイした場合、Lv1と初期装備に戻されてしまう。
    物語を楽しんでもらうための措置だと思われるが、2章以降はPTメンバーに組み込んで連れ回すだけでよい。
    強い防具を装備させてひたすら防御に徹していれば、他3人が容赦ない高火力で因縁のボスをタコ殴り&軽く殲滅してくれる。
    苦労することなく各章を進められるため、時間短縮にもつながり一石三鳥。

    10:エクストラストーリーが面白い
    前作にはない新規追加項目のため、どういう展開になるか興味半分だったが、かなり引き込まれる話になっていて楽しめた。
    ネタバレになるため詳細は省くが、各主人公の章に登場するNPC達が、実は重要な役割を担っている設定で再登場するのがよい。
    確かに各主人公のストーリー進行中で疑問に思うような不可解な言動をいくつか取っていたため、それがここで一気に伏線回収される。
    悪い点で後述する某主人公の話が個人的にかなり不満でシナリオの評価をかなり下げようと思ったものの、それを汚名返上する出来でかなり満足した。

    11:遠距離のぼかしを消せる
    好き嫌いが分かれる設定になるが、steam版ではEngine.iniファイルをメモ帳などで開いて末尾に数行を追加すれば、霞がかったような遠景をくっきり表示させることが可能だ。
    自分は初期設定のままでも特に気にならなかったが、試しに導入してみるとかなり綺麗なグラに化けた。
    悪い点
    1:街にのみファストトラベルが可能
    飛べる街が一覧リストのような形にまとめられておらず、いちいちマップ画面を開いてカーソルを移動させたあとに目的の場所を選択する流れが面倒。
    また、一度行ったダンジョンを再訪するには、最寄りの街まで飛んでダッシュ移動するしかない。
    当然それまでの道中には敵が出現するため、エンカウント減少のアクセやアビリティを装備して極力戦闘回数を減らす工夫が必要。
    大した移動時間の短縮にはならないが、どうせなら一発で飛べる仕様にしても問題なかったと思う。

    2:エンカウント率が若干高め?
    前作もそうだったが、アビリティや装備面が充実している終盤はともかく、序盤では宝箱探し中に度々探索を中断される感じが否めない。
    個人的にはちょっとだけ残念に感じたため、あえて「こういう風に思う人もいる」程度で軽く認識していただけると幸いだ。
    逆にレベリング目的でエンカウント率上昇アクセを装備すれば、かなりの頻度で敵と鉢合わすため、このくらいの設定がある意味ベストなのかも。

    3:とある雑魚敵が出現しない
    ほぼ周知されていない稀有な内容だと思うが、steam版にてオズバルドで開始した場合、どうやっても2匹だけ一度も出現しない現象が発生する。
    東コールドケープ雪道などに昼間出現するスノーマモットと、同じく昼に北リュー砂道に出る砂漠のウォータン1(本来の表記では文字化けするため、あえてこちらの書き方にした)だ。
    前者の上位互換であるスノーテイルマモットはならず者の根城などで確認済み、後者は同種の2と3のみ出現する。
    エンカウント率を上げようが、あれこれ調べた上で1時間以上うろうろしようが、とにかく考えられる手を全て試しても出ない。
    モンスターリストなどがないため完全に自己満足の世界とはいえ、こつこつと弱点コンプをしていた自分にとっては許しがたい内容だった。
    始めに選択する主人公や機種によって発生するバグの類かもしれないが、非常に悔しい思いをしたので減点対象とさせていただく。

    4:某男主人公編のシナリオが超陳腐
    最初からボスを明確にしているヒカリやオズバルドは別として、基本的に他主人公のシナリオでは誰がラスボスになるかわからない。
    そこがこのゲームの面白い部分なのにもかかわらず、テメノス編に限っては1章開始時点から容易に推測が可能となっている。
    大聖堂内に潜入した男2人に対し、あとからやって来た聖堂機関副長クバリーがとんでもない失言をしてしまうのだ。
    ストーリーを読むだけですぐにわかるのだが、現場に到着したばかりの彼女が『殺害現場』と発言する場面があり、この時点で目が点になった。
    なぜ一瞬見ただけでこの言葉が出るのか理由は至極簡単、関係者でない限りわかるはずもないのだ(案の定、ラスボスは聖堂機関の親玉)。
    自分がテメノスの立場なら瞬時にクバリーへツッコミを入れる所だが、神官&聖堂騎士のボンクラコンビはそれに気付かずスルーしてしまう。
    別の言い方をするならば、「これから楽しみに見ようとしていた映画の結末を、冒頭の段階で暴露される」感じ。
    有名推理小説並みの話にしろなどと言うつもりは全くないが、テメノス編全章通じて素人探偵の自分ですら容易に予想出来るレベルの内容だった。
    「ここだけ別人が書いたのでは?」と邪推してしまうほど酷く、もう一度シナリオを書き直してほしいくらいだ。
    あえてかなりキツい言い方をさせていただくが、前作を含めた主人公のストーリー中最悪の出来と言わざるを得ない。

    5:成功確率が全く当てにならない
    前作でも同様だったが、NPCに対して『強奪』や『暴く』などのコマンドを実行した際、対応キャラのレベルなどに応じて数値が変動する。
    だが、85%近くにもかかわらず3回連続で失敗したり(65%程度なら5連続もザラ)、95%近くあっても簡単に外したりする。
    「100%でない限りそういうこともある」と思うかもしれないが、それがたまたまではなく頻繁に起こるのだ。
    強力な装備などを持つNPCはもちろんのこと、100%ではない場合は事前にセーブ(または画面切り替えによるオートセーブ)をしていた方がよい。
    失敗してもギャンブル感覚でぽんぽん進めようものなら、一気に街との関係が悪化して無駄なお金(改善費)を支払う羽目になる。
    逆にわずか8%が一発で成功することも度々起こり、正直訳が分からない。
    総評
    当方はMMOを含め、様々なゲームを25年以上プレイ中のおっちゃんです。

    現実社会の会社や病院でも支店や地域などで評価が分かれるのと同様、クソゲーや早期サービス終了を乱発する最近のスクエニではかなり頑張っている開発チームだと思う(あくまで個人的な感想)。
    体験版はオズバルドを選択(前作でも学者のサイラスでスタート)し、3時間という制限時間内に8人集めた状態でスタンバイした。

    steam版では2/25のAM2時にDLが解禁となり、レビュータイトルでは詳しく書かなかったが、他にも以下の内容をやり込んで遊び尽くした。
    1:全キャラLv99、JP&所持金MAX
    2:キャットリン3種&オクトリン10種を含む全モンスター(船入手後の海エリアも対象)および全NPCの弱点を暴く
    3:モンスター加工品を含む全アイテム&装備入手(全NPCから強奪&盗む)
    4:全マップ&ダンジョン踏破(宝箱も全て回収)
    5:全クエ&パーティチャット制覇
    6:全ジョブ開放&8人とも全アビリティ習得
    7:ヒカリに覚えさせる技を5つ&オーシュット用魔物6体厳選
    8:全トロフィー(実績)解除
    9:各主人公の長所(例えばオズバルドは属攻)を伸ばす装備やアクセ、アビリティ厳選(短所を補強するより、短期決戦狙いの超高火力仕様に強化)
    10:9を踏まえ、各主人公ごとのステータスをそれぞれ1つカンストさせる(HPのみ9999、他は999が上限)

    試行錯誤しながら様々な編成で強敵に挑めるのが本作の醍醐味であり、最も楽しめるポイントではないだろうか。
    最後に余談ではあるが、キャラの終章クリア後に酒場で発生するPTチャットについて少し述べておく。
    どこの街でもよい訳ではなく、条件キャラをPTに編成したあと、決められた酒場に行かなければならないため注意(攻略サイトには場所が未記載)。
    自分が存命中に3作目が発売されたら、ぜひまた遊んでみたいと思う。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 4 5
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
レビューを投稿する

4Gamer読者レビューは,皆さんがプレイしたゲームを評価するという読者参加型のコンテンツです。投稿されたレビューは,4Gamer.netに掲載されるほか,「読者の皆さんの評価」である「GameScore」の算出に利用されます。

レビューを投稿する
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月21日〜12月22日