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[TGS2022]ブロックチェーン基盤の格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS ARENA」を紹介。事前登録は9月28日開始
NetmarbleとSNKのコラボタイトル第2弾となる本作は,キャラクターNFTやゲームトークンといったブロックチェーンシステムを適用した対戦格闘ゲームだ。開発はNetmarbleの子会社であるNetmarble Neoが担当する。
「THE KING OF FIGHTERS ARENA」公式サイト
登壇したネットマーブルジャパン ゲーム事業部長の山下大和氏によると,「THE KING OF FIGHTERS ARENA」はクリプトユーザーのためのPlay to Earnだけでなく,多くのスマホゲーマーにも楽しめるゲームを目指して開発中とのこと。KOFシリーズに登場する主役キャラクターを集結させて,夢の対戦を実現するタイトルになるという。
また,近年のスマホ向け格闘ゲームはガチャによってキャラクターを手に入れるものが多いが,本作ではキャラクターのガチャや収集要素は存在しない。リリース当初の実装予定である37キャラクターをはじめ,アップデートで追加されるキャラクターも課金は不要。なお,ゲームのバランスを壊さない範囲で成長システムは存在するとのこと。
操作システムはスマホ環境に最適化されたうえで,コマンド入力は必要ないが格闘ゲームならでは駆け引き,バトルの楽しさを追求したという。
KOFシリーズと言えば,3人対3人のチーム戦だ。本作では各プレイヤーが1キャラクターを操作する,6人対戦(3人対3人)も可能になっている。
ブロックチェーンゲームである本作のトークノミクス(経済システム)は,クリプトユーザーと一般ゲーマーでは異なる仕組みによって構築される。
本作ではゲーム内で購入する「コントローラー」を保持して対戦すると,勝利した際に「ファイトマネー(FM)」を獲得できる。FMはトークンに交換できるゲーム財貨だ。
一方でコントローラーを保持していなくても,マスタリーポイントが獲得できる。こちらはトークンに交換できない。
FMとマスタリーポイントに共通する部分は,勝利すれば得らえる財貨であり,キャラクターを成長させる機能に活用できることだ。
ゲーム財貨であるFMをFCTトークンに交換する過程において,インゲーム領域からウォレット領域に移る。このとき,1FMと1FCTは同じ価値ではなく,需要と供給によって交換比率が決まる仕組みだ。ウォレット内のトークンはMBX(ブロックチェーン通貨)に交換できるが,その比率も変動する構造になっている。
ゲームをプレイしなくても収益を得られる要素として,本作には「ファイターカード」が搭載される。
ゲームプレイによってマイニングをして,獲得した財貨をトークンに交換する。こうした典型的なP2E構造は,昨今の投資者には魅力的な要素にはならないと考え,収益構造の改革を実現したいとのこと。
たとえば,草薙 京のファイターカードをマーケットプレイスから購入して,ウォレットに保有している場合だ。インゲームのシーズン内に草薙 京を選択したプレイヤーが獲得するFM,その総計の一定の割合がシーズン終了時の配当として獲得できる仕組みになっている。
ファイターカードの投機によって,獲得できる配当の比率も変動する。より多く選択されるキャラクターのファイターカードほど,配当も大きくなるとのことだ。
今後のスケジュールとしては,9月28日に事前登録を開始し,10月〜12月のリリースを予定している。展開地域は後日公開となる。また,eスポーツ大会を開催する構想も明かされた。
山下氏によると,事前登録の開始に合わせてゲームの新情報を公開するべく,準備を進めているとのことだ。
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(C)SNK CORPORATION (C)Netmarble Corp. & Netmarble Neo Inc. All Rights Reserved.
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