人気アクションスターが共演する「Crime Boss: Rockay City」の大型アップデート実施。HEATの再設計や新たなミッションタイプなどを追加

　505 GamesとIngame Studiosは，販売中のクライムアクション「Crime Boss: Rockay City」（PC / PS5 / Xbox Series X|S）の大型アップデート「Update 2.0」を実施し，ゲームプレイに関する数々の改善を行った。

「Crime Boss: Rockay City」公式サイト

「Update 2.5」パッチノート

　「Crime Boss: Rockay City」は，1990年代のフロリダにある架空の都市ロッケイシティを舞台に，裏社会の頂点を目指す主人公トラビス・ベイカーを操作して，強盗などのさまざまなミッションや，ライバルギャングとの縄張り争いをこなしながら成り上がっていくというゲームだ。トラビス・ベイカー役のマイケル・マドセンさんほか，マイケル・ルーカーさん，キム・ベイシンガーさん，ダニー・グローヴァーさん，ダミオン・ポワチエさん，そして敵対ギャングのボスとしてダニー・トレホさんやヴァニラ・アイスさん，ノーリス保安官役のチャック・ノリスさんなど，1990年代のスターたちが登場するのが大きな魅力の1つだろう。
　アップデートでは，数々のバグフィックスのほか，以下のような修正が行われた。

●「HEAT」システムの再デザイン
・キャンペーン モードでは，プレイヤーがミッションで行う行動に基づいてHEATレベルが変化するようになった。攻撃的なプレイをすれば，法執行機関からの攻撃的な反応を引き起こす可能性がある。

●クライムタイムにおける「リスペクト」のスタッツ関連
・クライムタイムの「リスペクト」数値は，成功したミッションで増加し，失敗したミッションで減少する。
・「リスペクト」は，利用可能なミッションのほか，武器や一般的なキャラクターランク，ミッション報酬，そしてミッション中の警察の強度（HEAT）に影響を与える。
・リスペクトレベルが「Connected（6つのレベルのうち上から2番目）」に達すると，Money Train，Import Export，The Hidden Vault，Dragon Dogsなどの大きなミッションが，契約としてのみ利用できるのではなく，通常ミッションとして地図上に現れる。
・「リスペクト」が低い場合，HEATも低くなる。

●ドロップアイテム
・FPSミッションでドロップした武器を拾うことができる。
・ミッション終了後も，チームメイトは元の武器をキープできる。
・地面から拾った武器アイテムは，ダメージが低めに設定されている。

●コントローラのための改善されたエイムアシスト
・対象物に近づいて照準を合わせると，エイム感度が低下。
・エイムアシストが，対象物の追尾をわずかにサポート。
・弾丸にわずかな重力が加わる。

●ベイカーズ・バトルの難度調整
・ベイカーズ・バトルの全体的な難度を低下。
・ミッション内のルートバッグの数は，難度とプレイヤーの数に応じて調整される。

●仲間のレベルアップ
・「クライムタイム」のキャラクターは，ミッションに派遣されることで経験値を獲得し，やがてプロモーション（昇進）の対象になっていく。昇進によって，より良いステータスと新しい特典を得られる。

●Place Bomb
・イベントを生成させるPlace Bombと呼ばれるミッションタイプを追加。成功すると，敵の支配地域（ターフ）を中立化できる。


　なお，公式サイトでは今後のロードマップも公開されており，「シーズン1」がスタートするほか，さまざまなアップデートが予定されている。現在，Epic Gamesストアで販売中のPC版は30％オフのセール価格になっているので，気になる人はチェックしておこう。