「レスレリアーナのアトリエ」が好調なスタートを切り，コーエーテクモゲームスの収益バランスも向上。Sensor Towerがブログエントリーを公開

　ゲームに関するさまざまなデータや分析環境を提供するSensor Towerは本日（2023年11月1日），コーエーテクモゲームスが運営するスマートフォンアプリ版「レスレリアーナのアトリエ 〜忘れられた錬金術と極夜の解放者〜」（以下，レスレリアーナのアトリエ。iOS / Android ※）にフォーカスしたレポートを公開した。
※PC版は2024年1月に配信予定。

アトリエシリーズのレスレリが星5：70％以上の高評価、KOEI TECMOの収益バランスも良くなり前年同期比2倍以上を記録

※記事内の画像はSensor Towerのブログより

　今回のレポートでは，レスレリアーナのアトリエがサービスを開始した2023年9月23日から10月13日までの期間，国内におけるモバイルRPG収益成長量で，MIXIの「モンスターストライク」に次ぐ2位にランクインし，3位以下のタイトルに大きく差を付けたことや，ダウンロード数成長量で大差を付けて1位を獲得したことが紹介されている。


　上記のように好調な滑り出しを見せた要因については，国内の「アトリエ」シリーズ人気に加えて，★3キャラクターの中から1名を確定で入手可能な有償ガチャや，ゲーム公式X（旧Twitter）と連動したデジタルギフトプレゼントキャンペーンといった，強力なプロモーションを実施したことが挙げられている。


　また，レスレリアーナのアトリエの配信後には，コーエーテクモゲームスの収益シェアにも変化が見られた。2022年7月14日から10月13日までの調査では，「三國志 覇道」が全体の約90％を占めていたのに対し，2023年7月14日から10月13日までの調査では，信長の野望 覇道が約41％，三國志 覇道が約23％，レスレリアーナのアトリエが約19％，「信長の野望 出陣」が約13％と，複数のゲームアプリがバランスよく収益シェアを構成する形になっている。


　そして，コーエーテクモゲームスの2023年7月14日から10月13日までの収益は約5800万ドルを記録したことも明らかにされている。2022年の同期間は約2600万ドルの収益を上げており，前年同期比で2倍以上の収益を達成した形だ。
　今後は，レスレリアーナのアトリエの伸びによって，同社の収益がより大きくなる可能性があると締めくくっている。

「レスレリアーナのアトリエ 〜忘れられた錬金術と極夜の解放者〜」公式サイト

「レスレリアーナのアトリエ 〜忘れられた錬金術と極夜の解放者〜」ダウンロードページ

「レスレリアーナのアトリエ 〜忘れられた錬金術と極夜の解放者〜」ダウンロードページ