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レトロなドット絵のサバイバルホラー「Holstin」,Steamでデモ版をリリース。最新トレイラーを公開
Sonka公式サイト
2023年1月に制作が発表された「Holstin」は,1992年のポーランドの田舎町イェジョルネ・コロニアを舞台にしたサイコロジカルなサバイバルホラーだ。主人公は,ここで消息を絶った友人バルテクを探すため,湖畔のこの町に足を踏み入れる。訪れたイェジョルネ・コロニアは恐ろしい災厄に襲われたらしく,スライムのような不気味なものに浸食されつつあり,正気を失った人々や,得体の知れない怪物が徘徊している。
プレイヤーは,町を探索して武器などのアイテムを見つけ,まだ正気を保っている住民に話を聞き,さまざまなパズルを解いて,この町に何が起きたのかを暴いていくことになるという。
「Holstin」は,「バイオハザード」シリーズと「サイレントヒル」シリーズに大きな影響を受けているとのことで,アクションだけでなく,ストーリーにも重点が置かれている。特徴は,手書き風のドット絵で描かれたグラフィックスで,通常は見下ろし型視点だが,バトルシーンなどでは主人公の肩越しの三人称視点にシームレスに切り替えることができる。ピクセルアートのレトロな世界にいきなり飛び込んだような雰囲気で,没入感は高そうだ。
さらに見下ろし型では,シーンをグルリと回転することが可能で,視点を切り替えることで,これまで死角にあったものが見えてくる。
ゲームではSonkaが独自開発した2XDと呼ばれるレンダリング技術が使われており,公開されたトレイラーでは,ピクセルアートでありながらリアルな照明効果が確認できるはずだ。スライムや怪物は光に弱いようで,光と影はゲームシステムとも深く関連する。
「Holstin」の発売日は今のところ発表されていないが,Steamのストアページによれば,インタフェースとテキストが日本語に対応するという(音声は,英語とポーランド語)。また,PC版のほかPlayStation版とXbox版,Switch版の発売を予定しているという。
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