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Switchやスマホを充電しながらサングラス型ディスプレイ「XREAL Air」シリーズを使えるアダプタが登場
4月10日の発売を予定しており,Xreal公式ストアでの税込価格は5980円の見込みとなっている。
XREAL Airシリーズは,サングラスのような本体内に,小型の有機ELパネルとレンズを組み込んで,映像を見られるようにしたディスプレイだ。Xrealによると,日本のXREAL Airユーザーのうち33%ほどが,Switchを組み合わせて使っているそうで,ほかの国や地域と比べて多いという。
XREAL AirとSwitchを接続するには,すでに販売中のHDMI to USB Type-C変換アダプタである「XREAL Adapter」や,XREAL Airシリーズ用の多機能デバイス「XREAL Beam」が必要だ。ただ,この場合,ゲームをプレイしている最中はSwitchに充電できないため,Switch側のバッテリーも減ってしまう問題があった。「Steam Deck」や「ROG ALLY」といったUSB Type-Cポートが1基しかない携帯型ゲームPCでも同じことが言える。サードパーティ製のUSBハブを経由することで,この問題を回避することもできるが,配線がごちゃごちゃしてしまうのもネックとなる。
Xrealが今回発表したXREAL Hubは,XREAL Airとの接続用USB Type-Cポートと,電源用USB Type-Cポートの2つを備えている。XREAL Hubを使うことで,PCやSwitchを充電しつつ,XREAL Airを使えるというわけだ。配線もシンプルで直感的に使えるのもポイントである。
出力可能な画面解像度は,1920×1080ドットで,最大リフレッシュレートは通常で120Hz,コンパニオンアプリ「Nebula」利用時で最大90Hzとなる。XREAL Hubに入力できる電力は最大45W。XREAL Hub自身が消費する電力やXREAL Airに供給する電力を踏まえて,接続先の機器には最大39Wを供給できる仕組みだ。
Xreal公式Webサイト
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