日本のインディーゲーム制作サークルであるGameProjectNandTは本日(2023年10月6日),新作PC用ソフト「
ヘレの海底都市計画 〜箱庭に空気を植えるSLG〜」を
Steamでリリースした。価格は1480円(税込)で,10月13日まではリリース記念セールで
20%オフ。
本作は,海底都市
「ガーデン」を舞台にした街づくりシミュレーションゲームだ。大規模な都市計画の途中に発生した前任者の失踪によって,住民と建物の双方を同時に失ってしまったガーデンを復興するため,主人公
「鯨津見(ときつみ)ヘレ」と共に新たな都市を作り上げていこう。
海底で人々が生活するためにはエアー(空気)が必要になる。そして,エアーを生産できる
「ミラの花」を栽培する土地には十分な
“繁茂値”が求められ,繁茂値は住民の活動によってランダムに増加していく。ミラの花がエアーを供給できる範囲は限られているので,それを踏まえつつ建設計画を考えなければいけない。
また,栽培するミラの花の種や,新たな建物などは,探査船に乗り込んで世界を探索することで入手できる。より効率よく建設や研究を進めるためには,探査船を強化するのも重要になりそうだ。
YouTubeチャンネルでは,本作のシステムを紹介したチュートリアル動画が公開されているので,詳細が気になる人はそちらも合わせてチェックしてみよう。
空気を生みだす
魔法の"花"で街づくり!?
“海底”を舞台にしたシミュレーションゲーム
【ヘレの海底都市計画 〜箱庭に空気を植えるSLG〜】
10月6日12時にSteamで配信開始
ドット絵のSLGを主に制作しているインディーゲーム制作サークル「GameProjectN&T」から、海底街づくりSLG【ヘレの海底都市計画 〜箱庭に空気を植えるSLG〜】を、2023年10月6日(金)12時にSteamで発売しました。
Steam
https://store.steampowered.com/app/2502940/_SLG/
■【ヘレの海底都市計画】とは
人がいなくなってしまった海底の街を舞台に、主人公『鯨津見(ときつみ)ヘレ』と共に街の復興を目指す海底街作りシミュレーションゲームです。
<ミラの花>と呼ばれる空気を生成する建築物を活用し、周囲の土地を開拓しながら街を拡げていき、街に本来の活気を取り戻すことが目標となります。ゲームクリアまでの想定プレイ時間は、10時間〜12時間となっています。
●物語のあらすじ
舞台は空まで海に覆われた海中都市「ガーデン」。遥か昔に炎に包まれた大地から逃れてきた古き民が築き上げた都市で、エアーを生みだす「ミラの花」が住民の暮らしを支えています。
ガーデンを統治・管理する責任者である久治良ヨナの失踪、150年に一度街を更地から作り直す「遷宮」と呼ばれる神事――
それらの影響で、ガーデンで平穏に暮らしていた多くの住民が他の海中都市に流出する事態に。
建物・住民、すべてを失った海底の街でただひとり、『鯨津見(ときつみ)ヘレ』が街の活気を取り戻すために奮闘しています。
そんななか「ひつじのぬいぐるみ」に姿を変えたプレイヤーは、ひょんなことからガーデンへと送り込まれることに。
ガーデンを再び立派な街にするため、鯨津見ヘレと一緒に街づくりをしましょう!
■ゲームのこだわり
●「空気(エアー)」と「土地開拓」について
建築物は、「エアー」を消費して稼働するため、「ミラの花」と呼ばれる植物で「エアー」を生産し、供給する必要があります。
「ミラの花」を植えるためには土地等級を2等級まで上げる必要があるため、「土地開拓」が必要となります。土地等級を上げるためには、繁茂値を獲得する必要があります。繁茂値は住人が施設を利用すると、施設周辺の土地にランダムで獲得することが可能となっており、繁茂値を一定以上獲得すると土地等級が上昇する仕組みになっています。
土地等級の高い場所に建てた建築物には、生産ボーナスがありミラの花の建築条件以外にも生産効率をあげるための重要な要素の1つになっていることも特徴の1つです。
●建築物について
本作に登場する50以上の建築物はそれぞれ4つの種類に分類されます。
住民を街に呼ぶことができる「住居」、資源が埋蔵されている特殊地形周辺に設置することができ、住民が訪れると資源を入手できる「生産施設」、資源を資源と引き換えにお金を獲得できる「加工施設」、住民が利用するとお金を獲得できる「商業施設」の4つに分類され、同分類の中でもそれぞれ特徴を持つ建築物も多く存在しています。これらの施設は「エアー」の供給と道との接続がないと機能しなくなってしまうため、注意が必要です。
●「ミラの花」について
海底都市にエアーを供給してくれる「ミラの花」には、「供給マス範囲」「マスへの供給量」のほかに「エアボンベの蓄積量」があり、資源として供給とは別に摘み取ることができるエアーの量を示しています。ミラの花にはいくつかの種類があり、それぞれ異なった特徴を持っているため、環境や進行度に合わせて、様々なミラの花を活用しながら都市開発していくことが攻略のカギです。
●探索機能について
新しい建築物のレシピやミラの花の種、ストーリー解放に必要な謎のオーパーツ、エリア解放アイテムを手に入れるために探索を行う必要があります。探査艇に乗り込み、深海に潜む敵やトラップを掻い潜りながらアイテムの入手、踏破が目的になります。
探査艇には、HP、エアー、積載量の3つのパラメーターがあり、それぞれお金を使って強化が可能です。また、探索を助けてくれるアイテムもお金で購入することができ、これらの要素を駆使して攻略や都市開発を進めていくことになっていきます。
●研究について
探索で手に入れたアイテムは、研究することで使用することが可能になります。アイテム以外にも特定の条件を満たすと「エリア解放」や「観光客イベント」などの特殊な研究もできるようになるため、積極的に研究を行い、新しい機能や建築物を解放していくことがゲームをさらに楽しむためのポイントになります。
その他詳しいゲームの遊び方はゲーム内および下記YouTubeにて動画で解説をしておりますのでご覧ください。
「ヘレの海底都市計画」チュートリアル動画(Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=pHxkPdTNZP0
■ネイティブの翻訳で3言語に対応
英語と中国語(簡体字)にネイティブの翻訳を導入しており、日本語、英語、中国語(簡体字)でゲームを楽しむことができます。
■ローンチセール開催中
通常1480円(税込)のところ、10月24日までリリース記念として20%オフの1184円で購入できるセールを開催中。この機会にぜひ手に取って楽しんでください。
■GameProject N&Tおよび制作スタッフについて
ゲームクリエイター中村彰吾、ノベル編集者・堤由惟による同人ゲーム制作サークル。本作のキャラクターデザインにイラストレーターの“逢編いあむ”氏、メインデザイナーに“Kabao”氏を起用。
開発エンジニアには前作【エマの武器屋さん】から引き続き“のどかもめ”氏、“CosmoTomato”氏に加え、本作は【たのしいさんすう】のメインプログラマである“Yuu”氏をはじめ、“korombus”氏、“ソラ”氏が新たに参加。
また本作の世界観設定、シナリオライターとして“まなざし防御服”氏、音楽制作には第一回CHUNITHMオリジナル楽曲コンテストで受賞歴もある“うしろぎよあ(dawn-system)”氏が担当。
開発を支えるスタッフとして前作【エマの武器屋さん】でシナリオを担当した“瀞昧幹”氏がクリエイティブディレクターとして参加。広報・PR/マーケティングデザイン全般として、X(Twitter)の運用に強い“りっちる”氏が新たに参加。
外部のクリエイターとの橋渡し役として“すいみんかた”氏がADを担当し、バランス調整及びテストプレイヤーとして“有斗”氏が参加した。ほか、建築物のデザイナーなどのスタッフが外部発注を含めて7名ほどが携わっている。
基本情報 |
製品名 |
ヘレの海底都市計画 〜箱庭に空気を植えるSLG〜 |
ジャンル |
街づくりシミュレーションゲーム |
対応機種 |
Windows(PC) |
対応 プラットフォーム |
Steam |
プレイ人数 |
1人(シングルプレイ専用) |
価格 |
1480円(税込) |
制作 |
GameprojectN&T |
代表者 |
堤由惟、中村彰吾 |
公式X アカウント |
https://twitter.com/GamePJ_NandT |