連載
大艦隊を組み上げ,シナジーで勝つSFオートバトラー「銀河の暗い隅」(ほぼ日 インディーPick Up!)
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彼を待つのは英雄譚ではない。漂流船の回収,違法な取引,そして命がけの戦闘。すべては雇い主である巨大企業のため。
辞職は許されない。この会社では,辞めることと死ぬことは同じ意味を持つのだから。
本日は,Brick-Up Studioが手掛ける「銀河の暗い隅」を紹介しよう。
本作は宇宙を舞台にしたオートバトラー系のローグライトだ。プレイヤーは巨大企業に雇われた「ビジネス調査員」となり,自らの艦隊を率いて危険な宇宙空間での任務に挑む。
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このゲームの特徴は,艦隊編成にある。プレイヤーは20隻以上もの艦船を指揮でき,戦闘前にそれぞれの船をどこに配置するかを決める。
ここで重要になるのが「隣接ボーナス」だ。支援船や支援モジュールを積んだ艦船は,隣り合った味方に様々な恩恵を与える。
武器のチャージ速度を上げる船の周囲に戦闘機を並べる,タンク役の後ろに回復支援船を置く,といった具合に,シナジーを考えた配置が勝敗を左右する。
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戦闘は半自動で進行し,プレイヤーは戦術コマンドで介入できる。事前の編成がものを言う一方で,戦況に応じた判断も求められるバランスだ。
ランを重ねて資金を稼ぎ,より強力な艦船を揃え,次のランではさらに大規模な艦隊を組み上げていく。このサイクルがローグライトとしての手応えを生んでいる。
隣接ボーナスが生む編成の奥深さ
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支援船の効果は隣接した艦船にしか届かない。だから配置が重要になる。火力を集中させたいのか,生存力を高めたいのか。大所帯の艦隊の中で,どの船を誰の隣に置くかを考える時間が,本作で最も頭を使う瞬間だ。
「最強編成」を崩すランダム要素
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シナジーを突き詰めた編成ができあがると,通常の戦闘は楽に感じられるようになる。だが,突然発生する高難度の戦闘イベントが,その自信を打ち砕いてくる。完璧だと思っていた布陣の穴が露呈する瞬間は,悔しくもあり,次の編成を考える原動力にもなる。
戦闘中の判断も問われる半自動バトル
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配置を決めたら眺めているだけではない。戦闘中もプレイヤーは戦術コマンドを発行できる。事前準備と現場判断の両方が求められるため,編成段階で考えたシナジーが実際の戦場でどう機能するかを見届ける楽しさがある。
「銀河の暗い隅」は,艦隊編成の楽しさを軸に据えたオートバトラー系ローグライトだ。大艦隊を支援船の隣接ボーナスを考えながら組み上げていく過程は,パズルを解くような面白さがある。
完璧な編成を目指しつつも,ランダムイベントで崩されるローグライトならではの緊張感も健在だ。艦隊を組み上げる喜びを味わいたい人におすすめしたい。
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