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「UNDERTALE」「VA-11 Hall-A」「Moon」「ゆめにっき」から影響を受け,野球ゲームの要素も入ったビジュアルノベルがクラウドファンディング中
プレッジ(支援)の受付は日本時間2026年2月14日9:20まで。ビジュアルノベルと野球ゲームを組み合わせたゲームシステムと,個性的なビジュアルが特徴の作品になるようだ。Steamでは,ストアページがすでにオープンしている。
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「Everything I Know, and Everything I'm Ever Gonna Know」の主人公はリアリティTVに出演するIcarusという青年だ。ラザニアを愛するプロ野球選手でもあり,なぜか顔に目線が入っている。そんな彼は,謎めいた女性Flissaや,世界を救うクエストに呼ばれることを願うOne,さまざまな知識を持つJunpeiといった人びとと出会いながら,物語をたどっていく。
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本作の特徴は,ビジュアルノベルと野球ゲームを合わせた個性的なゲームシステムだ。Icarusが誰かと話す際,画面の右側で野球ゲームが始まり,ヒットを打てば会話の選択肢が増えるが,アウトになると1つしか選べなくなる。また,野球ゲームを有利にするさまざまなカードが配られ,製品版ではそれらのカードを組み合わせたデッキのカスタマイズが可能になるようだ。
制作者によれば,「VA-11 Hall-Aよりも複雑だが,Undertaleほど複雑ではない」とのこと。
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物語では,青春時代や失恋,野球などさまざまなテーマについて語られるという。キャンペーンページには,「子供向けのノベルではない」「人生のあらゆる段階のすべての人に読んでほしいものではない」「このノベルを読んで誰も驚かないことが重要であり,少なくとも一度は驚くシーンがあるが,物語として必要な範囲を超えるものではない」と,なんとも謎めいた説明が書かれている。
Icarusがプレイヤーに話しかけてくるなどのメタ的な描写もあり,どのような物語になるか期待がふくらむ。
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「Undertale」からはビジュアルのミニマリズム哲学を学び,「off」「ゆめにっき」「Lisa」からは実験的なゲームデザイン,「VA-11 Hall-A」からは物語の構成を,「Moon」「チュウリップ」からはキャラクターの会話や性格を学び,楽曲は平沢 進氏から影響を受け,制作中に「カラマーゾフの兄弟」を読んだことで物語の幅が広がったという本作。いずれも個性的な作品で,ゲームの雰囲気がなんとなく想像できるのではないだろうか。
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開発者のDaniel Clute氏は,ゲーム好きだが現代の作品に飽きており,「Modern Visual Novel(モダン・ビジュアルノベル)」という新たなジャンルを立ち上げるべく「Everything I Know, and Everything I'm Ever Gonna Know」を制作したとのこと。
Modern Visual Novelは「文章を読むことが中心」「Obstacles(障害や邪魔)があっても,ユーザーは逆戻りしたり止まったりすることがなく,分岐していく」「例外的なケースとして,意図的であればこれらのルールを破っても良い」という3つのルールから構成されている。おそらくは,野球ゲームで結果を出せなくても物語が止まることなく分岐していく……ということらしい。
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プレッジは10ドル(約1600円)でSteamのキー,15ドル(約2400円)でKindle版の書籍,25ドル(約4000円)で物理版の書籍が加わる。発送は2026年3月に行われる予定だ。なお,Steamではデモ版も公開されているので,対応言語は現段階で英語のみだが,気になる人はプレイしてほしい。
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- 関連タイトル:
Everything I Know, and Everything I'm Ever Gonna Know
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