紹介記事
Nintendo Switch Liteが本日発売。本体の特徴やSwitchとの違い,2台目として使うときの気になる点などを紹介
Switch Liteは,本体とコントローラを一体にすることで,小さく,軽く,持ち運びやすくした携帯モード専用機だ。4Gamerでもさっそく購入したので,本体の特徴やNintendo Switchとの比較,2台目として使用する際の気になる点をお伝えしよう。
「Nintendo Switch本体」公式サイト
まずは基本的な本体の情報から伝えていこう。価格はSwitch本体より1万円安い1万9980円(+税)で,カラーはイエロー,グレー,そしてターコイズという3色が用意されている。
また,11月1日には,「ポケットモンスター ソード・シールド」デザインの「Switch Lite ザシアン・ザマゼンタ」の発売も予定されており(関連記事),今後もこういったコラボモデルやカラーバリエーションの展開も期待できそうだ。
内容物はとてもシンプルで,Switch Lite本体とACアダプタ(+セーフティガイドの用紙)のみ |
Switch同様,箱を開けると簡単なセットアップマニュアルが記載されている。こちらもシンプル |
本体は“Switchがそのまま小さくなったという感じ”で,Switchでは前面下部あったスピーカーが本体下になったことや,テーブルモード用のキックスタンドがなくなったという点以外,電源ボタン,吸気口,ゲームカードやmicro SDのスロットといった場所は基本的にそのままだ。
だがしかし,忘れてはならない大きな変更点が1つある。それは上下左右で個別だった方向ボタンが「十字ボタン」になった点だ。個人的にこれは嬉しい!
なお,本体の初回セットアップ方法はSwitchと一緒なので,詳細を知りたい人は2017年3月掲載の[こちら]の記事を確認してみよう。
十字ボタン。これには「待ってました」と喜んだ人も多いのではないだろうか |
「Nintendo Switch」開封から初回セットアップまでの流れを写真付きで紹介
ついに本日(2017年3月3日)発売となった任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch」。朝から並んで手に入れた人は,すでにセットアップを済ませていると思うが,4Gamerでもさっそく開封してセットアップしてみたので,その手順を写真とともに紹介していこう。
ここからはSwitchとSwitch Liteを比較してみよう。サイズは,Switchが縦102×横239×厚さ13.9mmで,Switch Liteが縦91.1×横208×厚さ13.9mm。重さはSwitchが約398gで,Switch Liteが約275g(SwitchはどちらもJoy-Con取り付け時)となっている。実際に比べてみると,数字で見る以上に小さくて軽い印象だ。
画面の大きさはSwitchが6.2インチ,Switch Liteが5.5インチで,画像解像度はどちらも1280×720ドット。解像度が同じとはいえ,画面が小さくなったことで表示……とくに文字の大きさが気になるという人は多いかもしれない。タイトルによっても違い,視力など個人差もあるためどんな印象を受けるかは人それぞれだと思うが,携帯モードでSwitchを使用することが多い筆者はそこまで気にならなかった。
なお,Switchの意外と知られていない機能に「画面のズーム」がある。HOMEメニューの「設定」から「本体」「画面のズーム」と移動し,画面のズームをONにすると,ゲームプレイ中にHOMEボタンをすばやく2回押すと画面を拡大できるのだ。こちらも活用すれば,いろいろ解消できるだろう。
任天堂公式サイト内Q&Aページの「Q【Switch】画面をズーム(拡大)することはできますか?」
バッテリー持続時間は,Switchの従来モデルが約2.5〜6.5時間,新モデルが4.5〜9.0時間に対し,Switch Liteは約3.0〜7.0時間。遊ぶソフトや使用状況によって開きがあるのでこれも何とも言えないところだが,外で長時間使用する際はモバイルバッテリーを持っていったほうがいい。
あらためて注意したい点は,Switch Liteは携帯モード専用で,さらにサイズも違うため,Nintendo Switchドックを使ったTVモードで遊ぶことはできないところ。ほかに外部出力がない点も,気になる人はいるかもしれない。また,携帯モード非対応のゲームもプレイできないので,購入を検討している人は気を付けてほしい。
また,キックスタンドがないため自立できないが,Joy-Conをつないで使用することは可能だ。ただ,いくつかのゲームを調べたところ,タイトルによってはJoy-Conが使用できないものがあったのでこちらも注意しよう。
Switch Liteを購入を検討している人が気になるのが,「2台目として購入し,いま持っているSwitchで使っているニンテンドーアカウントを連携できるか」だと思う。すでにこちらの記事でも触れているが(関連記事),もちろんSwitch LiteもSwitchと同じ扱いとなり,アカウントを紐づけることで複数のSwitch本体で購入済みのダウンロードソフトや追加コンテンツの利用が可能だ。
2台のSwitchそれぞれ本体のHOMEメニューの「設定」から「データ管理」「セーブデータの引っ越し」を開くことで,セーブデータの移動もできる。ニンテンドーアカウントの連携は,2017年3月掲載の[こちら]で,本体の基本操作と合わせて確認しておこう。
SNSとの連携やスクリーンショットの撮影など,ゲーム以外のNintendo Switchの機能を確認
本日(2017年3月3日),任天堂の新型ゲーム機Nintendo Switchが発売された。本稿では,SNSとの連携やスクリーンショットの撮影,保護者による使用制限といった,ゲーム以外の機能を確認していこう。ニンテンドーアカウントとの連携は,Nintendo Switchの機能をフルに使うなら必須となるので,作成しておいたほうがいいだろう。
Nintendo Switch Online会員であればより便利に,オンラインでのセーブデータ管理と共有ができる。有料となるが,ファミコンやスーパーファミコンのタイトルが自由に遊べるサービス「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」が利用できるため,人によってはけっこうお得である。また,オンラインでの協力プレイや対戦などに必要となるので,まだの人はこの際に入会を検討しよう。
初期20タイトルが収録された「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」が9月6日配信。「スーパーファミコン コントローラー」の予約販売も
任天堂は本日(2019年9月5日),Nintendo Switch Onlineの加入者限定ソフト「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」を明日2019年9月6日に配信すると発表した。合わせて「スーパーファミコン コントローラー」(税込2980円)の予約販売が本日スタートしている。
複数のSwitchを本体にニンテンドーアカウントを紐づける際は,メインとして使用するSwitchを「いつもあそぶ本体」に設定する必要があり,それによって2台目以降のSwitchのゲームを遊ぶ条件が異なっている。詳しい内容を知りたい人は,任天堂公式サイトのサポートページ内にある「2台目本体の購入後にやること」のページに目をとおしておこう。
小さくて軽く,持ち運びやすくなったSwitch Liteの登場で,Switchはより「いつでも,どこでも,だれとでも」遊びやすくなり,さらなる広がりを見せてくれそうだ。Switchを買うかそれともSwitch Liteにするか迷っているという人は,遊びたいゲームや自身のプレイスタイルなどをしっかり考えて購入するといいだろう。
任天堂公式サイトのサポートページ内「2台目本体の購入後にやること」
「Nintendo Switch本体」公式サイト
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