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[GDC 2014]デンマークの開発チームBetaDwarf Entertainmentが「Forced」のXbox One版と,次回作の情報を公開
今回の移植は,Microsoftのインディーズ開発者向け支援プログラム「ID@Xbox」のタイトルとして行われるもので,発売時期は現時点で未定となっている。同社のプロデューサー,Christoffer Greulich(クリストファ・グルリッヒ)氏によると,Forcedは元々コンシューマ機でのプレイを想定して操作を簡略化していたとのことで,実際にXbox 360用のコントローラでプレイしてみると,ゲーム本来の面白さが損なわれることなく,快適にCo-opモードを楽しめるようになっていた。
BetaDwarf Entertainmentは,このForcedをPlayStation 4にも移植したいと考えているようで,現在そのリリースに向けて働きかけを行っているという。
ちなみにグルリッヒ氏によると,同社は現在新作を開発中だという。Forcedの開発終盤にどうしても資金が必要になり,20万ドルほどを銀行から融資してもらったことは先の連載記事でも紹介したが,そのときの資金がまだ残っているのだそうだ。14人の開発チームで,Forcedの移植作業と新作の開発を両立するのはさすがに難しいとのことで,現在新しい仲間を募集しているらしい。
Our Next Projectのリリースは,BetaDwarf Entertainmentというやんちゃな若者の集団にとって,大きな分岐点となるに違いない。Forcedのコンシューマ移植版だけでなく,新作の開発状況にも注目していきたいところだ。
「Forced」公式サイト
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