Sony Online Entertainmentが独立。新社名を「Daybreak Game Company」としてXboxプラットフォームにも参入

　「H1Z1」や「EverQuest」「PlanetSide」などのオンラインゲームのブランド名として日本でも知名度の高いSony Online Entertainmentが，アメリカの投資会社Colombus Novaに売却され，今後は「Daybreak Game Company」という新たな社名で活動することがアナウンスされた。

Sony Online Entertainment Becomes Daybreak Game Company

　Sony Online Entertainmentは，Sony Computer Entertainment Americaの内部開発スタジオSony Interactive Studios Americaとして，今から20年前の1995年に発足し，1998年の「EverQuest」では，勃興期のMMORPGジャンルにおいて大きな存在感を示した。
　しかし，続く「EverQuest II」や「Star Wars Galaxies」などは大きなヒットにつながらず，2011年には推定2460万アカウントがハッキングされるという被害にあったりしたが，同年に登場した「DC Universe Online」などからFree-to-Play化を進めてサービスの立て直しを図り，2014年末にはゾンビアポカリプスを描いた「H1Z1」のアーリーアクセス版をリリース。さらに2015年には，満を持して「EverQuest Next」が公開される予定になっている。

　今のところ公式サイトは以前のままだが，運営や新作タイトルの開発は継続されていくという。さらに公式フォーラムに掲載されたメッセージには，PCやPlayStationばかりでなく，「Xboxやモバイルプラットフォーム」に乗り出していくことが明言されているので，さらに多くのゲーマーにDaybreak Game Companyの名を知らしめることになるかもしれない。