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[COMPUTEX]ASUSの据え置き型ゲーム機向けディスプレイが4K&HDR対応で登場
HDR表示規格としては「HDR10」および「Dis
垂直リフレッシュレートは最大60Hz。VESAの提唱するディスプレイ同期技術「Adaptive Sync」(≒FreeSync)に対応し,40〜60Hzの範囲では据え置き型ゲーム機主導の可変リフレッシュレート制御を利用できる。
気になる表示遅延は13msで,一般的なゲーマー向けディスプレイと比べるとやや遅めに感じるかもしれないが,ASUSは「一般的なテレビ製品だと遅延は27〜50ms」として低遅延を謳っている。
製品ボックスにはOSDメニュー操作用のワイヤレスリモコンが付属する。ディスプレイから少し離れてプレイすることの多い据え置き型ゲーム機のことを考えるとありがたい仕様だ。
ゲーム機のワイヤレスゲームパッドを置いておく台をスタンド台座部の左右手前側に,ワイヤレスゲームパッドを充電するためのUSB Type-Aポートをスタンド台座部の後方側にそれぞれ用意するデザインも,据え置き型ゲーム機用を謳うだけのことはあるといったところか。
Amazon FireTVシリーズ用を彷彿とさせるOSDリモコンが付属する |
ゲームパッド台とDUALSHOCK 4。使わないときはここへ置いておける |
本体背面側は左右と上にはイルミネーション用のLEDが点在しており,「Halo Sync」と呼ばれる機能により,画面状況に合わせて壁を照らす環境光の色が変わる点も特徴と言えるだろう。
世界市場では2018年後半の発売予定で,価格未定。価格次第では据え置き型ゲーム機用ディスプレイの本命になり得る存在と言えるだけに,「国内発売があるのかどうか」も含め,続報に期待したい。
ASUSのCG32製品概要紹介ページ(英語)
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