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「Firewatch」で知られるCampo SantoをValveが買収
これはCampo Santoの公式ブログで明らかになったもので,現在開発中の「In the Valley of Gods」はValveブランドでリリースされることも明らかになっている。
2013年9月にアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで起業したCampo Santoの主要メンバーは,Telltale Gamesのディレクターとして「The Walking Dead: A Telltale Games Series」の開発を指揮をしたショーン・ヴァナマン(Sean Vanaman)氏,ゲームメディアIdle Thumbs出身のジェイク・ロドキン(Jake Rodkin)氏,デザイナーのネルス・アンダーソン(Nels Anderson)氏,グラフィックスアーティストのオリ―・モス(Olly Moss)氏らで,現在はロサンゼルスやイギリスで在宅勤務する人たちを含めて12人のメンバーがいるようだ。
一方のValveは,現在だとSteamの運営元として知られる企業ではあるが,古くからのPCゲームファンにとっては「Half-Life」(1998年)などを送り出したデベロッパのイメージも強いだろう。
ただ,人材強化ではプロのゲーム開発者になる前のMODクリエイターや学生を引き入れることが多く,Campo Santoのようなゲーム業界で名を知られる開発チームをまるごと買収するのは珍しい。このあたりにValveの方針転換のようなものを感じるのは考え過ぎだろうか。
果たして,2019年にリリース予定となっている「In the Valley of Gods」が,Valveにとってどのような意味を持つことになるのか,今後の動向に注目したいところである。
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