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第76回「黒川塾」のテーマは「世界一売れなかったゲームハード・ピピンアットマーク!」。オンライン配信にて5月30日開催
今回は「世界一売れなかったゲームハード・ピピンアットマーク!」をテーマに,1996年3月28日にバンダイ(当時)から発売されたゲームハード「ピピンアットマーク」の開発背景や,アップルコンピュータ(当時)との交渉などについて,当時プロデュースに関わったF2の黒川文雄社長に話を伺うそうだ。
ゲスト:黒川文雄氏 |
司会進行:黒川文雄氏 |
「黒川塾 七十六(76)」
2020年5月30日 黒川塾OPENREC.tvオンライン配信
ふたりの黒川文雄が過去に学ぶ
「世界一売れなかったゲームハード・ピピンアットマーク!」
アップル&バンダイの真実
【今回のテーマ】
新型コロナウイルス(COVID-19)が世界的に猛威を振るう中、「2020 東京オリンピック」開催が延期、日本政府に拠る緊急事態宣言の発令により、企業はリモートワーク、飲食店は休業を余儀なくされています。そのようななかでセミナーやイベントも同様に開催中止か、オンラインでの配信開催となっております。
今回の黒川塾は本来であれば3月に開催を予定しておりましたテーマを配信にて開催します。テーマは、24年前、1996年3月28日に株式会社バンダイ(当時)/株式会社バンダイ・デジタル・エンタテイメント(1998年解散)から発売されたゲームハード「ピピンアットマーク」を振りかえり、ピピンの開発の背景、アップルコンピュータ(当時/現アップル)とのし烈な交渉、惨敗と言われたゲームハードは何を目指していたのか、バンダイの目指したものとは何かに関して、当時ピピンアットマークのプロデュースに関わったF2(エフツウ)の黒川文雄社長にお話を伺います。黒川文雄社長は、当時アップルコンピュータのMacOSの日本側代理人でした。
黒川文雄社長の経歴は、1972年の「ぴあ」創刊に関わり、チケットぴあ、ぴあフィルムフェスティバルなどを立ち上げ、その後はバンダイの映像事業のコンサル、ビクターS-VHSビデオ、東芝DVD導入などに関わりました。その他に、TSUTAYA映像事業に関わりカルチュアパブリッシャーズ社長(DVDタイトル&SIMPLE1500)、エスクァイア(Esquire)マガジン社長、任天堂アドバンスムービー立ち上げ(フラッシュメモリコンサル)、電子書籍コンサルタントなど多岐にわたる活躍をされています。なお、黒川文雄社長と黒川文雄は同姓同名の別人です。
今回は、ふたりの黒川文雄にて、「My first Mac」と称された「ピピンアットマーク」に関してすべてを語ります。「ピピンアットマーク」はどのようにして生まれ、当時のマルチメディア・ゲーム市場にどのような影響をもたらしたのか、アップルコンピュータや日本の家電メーカーをも巻き込み、ゲームチェンジャーの可能性を秘めていた「ピピンアットマーク」の失敗の本質とは何かを語ります。
今回の黒川塾はリアルでの開催ではなく、OPENREC.tvにて配信をいたします。黒川塾は、どなたでも参加可能です。皆様のオンラインでのご視聴とご参加をお待ちしております。
登壇ゲスト 敬称略)
■黒川文雄 (くろかわふみお)
1950年4月19日生まれ、1972年にエンタテインメント情報誌の先駆け「ぴあ」創刊に関わる、ぴあ株式会社取締役、1984年には「チケットぴあ」事業を開始、映画事業を強化し「ぴあフイルムフェスティバル」を行う。1987年にはぴあを退任し、株式会社F2(エフツウ)創業、バンダイの映像事業のコンサルを始め、マルチメディアにおけるコンサルを行う。その後、メディアの変革にともない、日本ビクターが推進したS-VHSのコンサルタント、1995年にはバンダイ・デジタル・エンタテイメントのピピンアットマークのプロデュースに携わる、1997年には東芝DVD導入コンサルタント、1998年TSUYATA関連のコンサルタントを始め、カルチュアパブリッシャーほか4社の代表取締役を歴任、2005年にはam3代表取締役として任天堂アドバンスムービーの導入に携わる。電子書籍のコンサルタント、タカラ、DNP、凸版、紀伊國屋書店、富士フイルム等のコンサル行い、現在は医療とエンターティメントの融合を目指しコンサルティング業務を国際的に活躍している。
※ピピンアットマーク
バンダイ・デジタル・エンタテイメントがアップルコンピュータと共同開発したMacintosh互換のマルチメディア機。名前の「ピピン」の意味は青いリンゴという意味に依拠する。Mac OS(7.5.x)と互換性を持つpippinOSとCD-ROMドライブを搭載し、ピピンアットマーク用ゲームの他にMacintosh用ゲームも遊べる、また、標準でモデムを搭載し、ダイヤルアップ接続でインターネットに接続できるものだった。
■【配信日程】
2020年 5月30日 土曜日
19時30分 配信開始
21時00分 終了 (開演) 90分〜程度
■【配信】
OPENREC.tv 黒川塾チャンネル@OPENREC.tv
https://www.openrec.tv/user/98aGLjgelOb
【視聴費無料】
今回の黒川塾はOPENREC.tvでの初配信ということあり、視聴参加費用は無料で、どなたでも視聴可能です。事前にOPENREC.tvでの黒川塾チャンネル@OPENREC.tv フォロー登録をお願いします。なお、よろしければ、OPENREC.tvのシステムによる「エール」(投げ銭)での皆様からのご支援をお願い申し上げます。
【主催・司会 ナビゲーター・コメンテーター・黒川文雄】 黒川塾 主宰
東京都生まれ。音楽、映画、ゲーム、ITのエンタテインメント系コンテンツのグランドスラム達成者。現在は映像制作、ゲーム開発などをサポートする株式会社ジェミニエンタテインメント代表取締役、並行してメディアコンテンツ研究家としてゲーム系エンタテインメントの取材執筆活動を精力的に行う。また、エンタメ系企業複数社のコンサルタント事業を行う。DMMオンラインサロン「黒川塾」も開催中。近著には書籍「プロゲーマー、業界のしくみからお金の話まで eスポーツのすべてがわかる本」
あらゆるエンタメジャンルに精通したメディアコンテンツ研究家であり、本イベント・キュレーター。コラム連載など、多岐にわたる人脈と長年のナレッジの蓄積で新たな地平を切り拓いてきました。参加する皆様方とともに成長をしていきたいと思います。 ツイッターアカウント ku6kawa230
【黒川塾@OPENREC.tvとは】
ゲーム、音楽、映画、IT、すべてのエンタテインメントの原点を見つめなおし、歴史を振り返り、来るべき未来へのエンタテインメントのあるべき姿をポジティブに考えるトークイベントが黒川塾です。
過去から明日へのエンタメビジネス、自らのライフスタイルへの気付きを与えられる勉強会にしたいと考えます。毎回 多才なゲストを招待しての事例紹介、クロストーク、リスナー参加型の質疑応答形式もあります。
※)通常の黒川塾は観客参加型のライブ開催ですが、昨今の新型コロナウィルス禍につき、OPENREC.tvでの公式配信を行います。
■「OPENREC.tv」とは
「OPENREC.tv」は、CyberZが運営する、ゲーム実況やオリジナル番組、eスポーツ大会の配信が楽しめる、ゲーム動画プラットフォームです。国内最大級のeスポーツスタジオを完備した「OPENREC STUDIO」を2018年に都内にオープンいたしました。
公式Twitter:https://twitter.com/OPENREC
WEB:https://www.openrec.tv/
【ぜひご覧ください!】
あらゆるジャンルのクリエイター、プロデューサー、ディレクター、起業家、営業、販売促進などすべてのポジティブなマインドをお持ちの方を歓迎します。もちろん、それらの職業の方に限定するつもりはありませんので、一般の方も奮ってご参加ください。エンタメ業界に所属していなくても結構です。ここが何かの「入口」になるかもしれませんし、「出口」になるかもしれません。 積極的な参加をお待ちしております。
■配信会場協力 QLQLcafe
https://www.qlcle.info/qlql-cafe
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