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「テラミスティカ」独立型拡張セット“Age of Innovation”のルールが公開中。個人ボードがモジュラー形式となり,新リソースも登場
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印刷2023/04/03 19:40

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「テラミスティカ」独立型拡張セット“Age of Innovation”のルールが公開中。個人ボードがモジュラー形式となり,新リソースも登場

 ドイツに拠点を置くボードゲームメーカーのFeuerland Spieleは2023年3月31日,同社が手掛ける「テラミスティカ」の独立型拡張セット「Age of Innovation」ルール(英語,ドイツ語)を,ボードゲームコミュニティ“BoardGameGeek”で公開した。

「Age of Innovation」パッケージ
画像集 No.001のサムネイル画像 / 「テラミスティカ」独立型拡張セット“Age of Innovation”のルールが公開中。個人ボードがモジュラー形式となり,新リソースも登場

「テラミスティカ」パッケージ
画像集 No.002のサムネイル画像 / 「テラミスティカ」独立型拡張セット“Age of Innovation”のルールが公開中。個人ボードがモジュラー形式となり,新リソースも登場
 テラミスティカは,エルフやドワーフをはじめとする異種族が生活するファンタジー世界を舞台に,各種族が文明を拡大していく重量級ボードゲームだ。

 各種族は入植可能な土地のタイプが決まっていて,リソースを支払うことで土地を段階的に変化(テラフォーミング)させられる。プレイヤーは自分が担当する種族の特性を活かし,ラウンドごとに提示される目標を達成したり,支配領域を拡大したりしながら,勝利点を稼いでいくことになる。

 最大の特徴は,プレイヤー同士の直接戦闘要素が一切存在しないこと。それどころか,相手プレイヤーの建物と,自身の建物を隣接して配置することでボーナスが得られるので,相互に良い影響を与え合いながら文明を発展させられる。

 ルールが公開されたAge of Innovationは,そんなテラミスティカの独立型拡張で,基本システムや世界観はテラミスティカから引き継ぎつつ,基本セットを必要としない単体で楽しめるゲームとなっている。

 最大の特徴は,これまで種族ごとに固定されていた個人ボードがモジュラー形式に変更された点だ。種族の特性や,入植可能な土地の種類,砦を建設した際に発揮できる能力などを,選択して組み合わせる形式となったため,よりリプレイ性が高まっている。

 また,4種類のBooks(本)と呼ばれる新しいリソースも登場し,これを消費することで実行できる特別なアクションも用意されているようだ。

 Age of Innovationの対応言語に日本語は含まれていないが,テラミスティカや関連商品の日本語版は,これまで国内パブリッシャのテンデイズゲームズが手掛けてきた。もし日本語版が登場するとしても原語版の発売から少々ラグが出る可能性があるが,そちらにも期待しつつ続報を待とう。

BoardGameGeek
「Age of Innovation」紹介ページ

Feuerland Spiele 公式サイト

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