SIGGRAPH 2012
楽譜をスキャンしながらリアルタイムで演奏できる!? SIGGRAPH 2012「Emerging Technologies」展示セクションレポート(4)
SIGGRAPH 2012の「Emerging Technologies」展示セクションレポートも今回が最後となる。今回のレポートでは,楽譜をスキャンしながらリアルタイムで演奏できるDTMシステムや,紙に書いた文字をコピー&ペーストできるシステムなど,ちょっと変わった面白い展示をピックアップしてみた。
3枚の液晶パネルで多視点対応の裸眼3D立体視を実現。SIGGRAPH 2012「Emerging Technologies」展示セクションレポート(3)
SIGGRAPH 2012の「Emerging Technologies」展示セクションレポート第3弾となる今回は,ディスプレイに関連した展示を集めて紹介しよう。3枚のディスプレイを用いた裸眼3D立体視多ディスプレイや,シャボンの膜に映像を表示するシステムなど,最先端のディスプレイ技術が公開されている。
電気信号で手を自在に操る技術が登場。SIGGRAPH 2012「Emerging Technologies」展示セクションレポート(2)
SIGGRAPHで毎年注目を集めている「Emerging Technologies」,通称E-TECH。次世代技術や最先端の研究成果がいち早く披露される展示セクションである。E-TECHレポート第1弾の掲載からだいぶ間が空いてしまったが,第2弾となる今回は触覚学(HAPTICS)関連の展示にスポットを当ててみたい。
OpenGLはDirectX 11を超え,OpenGL ESは据え置き型ゲーム機と同等以上に。Khronosの最新動向レポート
2012年夏,Khronos Groupから,オープンなグラフィックスAPI「OpenGL 4.3」「OpenGL ES 3.0」が発表になった。実のところ,今後のゲーム開発において,両者は非常に重要な存在といえるのだが,具体的にはどのあたりがポイントなのか。西川善司氏による解説記事をお届けしたい。
[SIGGRAPH]スクエニの「Luminous Studio」やEpicの「Unreal Engine 4」などに関する技術解説が行われた「Real-Time Live!」レポート(2)
開発者や制作者がリアルタイムレンダリング技術を披露し,プレゼンテーションを行う「Real-Time Live!」。後編となる今回は,スクウェア・エニックスの「Luminous Studio」や,Epic Gamesの「Unreal Engine 4」といった,次世代ゲームグラフィックスのデモをメインにお届けしよう。
[SIGGRAPH]秀逸な映像作品が集まる「Electronic Theater」レポート(後編)。今年の最優秀作品は日本人監督による「Reflexion」
SIGGRAPHでは毎年,「Computer Animation Festival」という映画祭的なイベントが行われ,そのなかから優秀な作品が「Electronic Theater」で上映されている。レポートの後編となる今回は,優秀作品に選ばれた作品を中心にお届けする。ちなみに,最優秀作品に選ばれたのは,日本人監督による「Reflexion」だ。
[SIGGRAPH]ポストエフェクト対応の「MAESTRO-4G」や,画角90度の湾曲ディスプレイなどが披露された「Exhibition」展示セクションレポート(後編)
2012年8月15日に掲載した前編に引き続き,「Exhibition」展示セクションレポートの後編をお届けしよう。後編では,ニンテンドー3DSのグラフィックスプロセッサコアを提供しているディジタルメディアプロフェッショナルブースのほか,前編で予告していたとおり,PCユーザーに馴染みの深いAMD,Intel,NVIDIAといった企業のブースをレポートする。
[SIGGRAPH]秀逸な映像作品が集まる「Electronic Theater」レポート(前編)。ゲームからは「DiRT」シリーズのオープニングが入選
SIGGRAPHでは毎年,「Computer Animation Festival」という映画祭的なイベントが行われており,優秀な作品が「Electronic Theater」で上映されている。今年もそれら作品の中から,とくに印象深いものを紹介しよう。ストーリーだけでも楽しめる作品が多いので,「技術的なことは分からない」という人も気軽に観てほしい。
[SIGGRAPH]DirectX 11級のグラフィックスがスマートフォンに。「Mali-T604」の実動デモが公開された「Exhibition」展示セクションレポート(前編)
SIGGRAPH 2012の展示セクションから,一般企業がブースを構える「Exhibition」のレポートを2回に分けてお届けする。前編で取り上げるのは,ARMブースとImagination Technologiesブース。ARMブースでは,「Mali-T604」の実動デモが行われていたが,披露されていたグラフィックスを見る限りは,なかなか期待が持てるクオリティだ。
[SIGGRAPH]Pixar,「OpenSubdiv」によりCatmull-Clark法のテッセレーション技術をオープン化。DCCツールからゲームエンジンまでがPixar品質に!?
CGアニメーション制作スタジオとして著名なPixarだが,実はCG映画業界で広く使われているレンダラー「RenderMan」をはじめとするCG制作関連ツールや,ベースとなる技術開発を行っている会社でもある。そんなPixarが,SIGGRAPH 2012で同社初のオープンソースプロジェクト「OpenSubdiv」を発表したが,これは一体何か。レポートしてみたい。
[SIGGRAPH]最先端のリアルタイムレンダリングデモが多数披露される「Real-Time Live!」レポート(1)
SIGGRAPHでは,看板イベントともいえるいくつかの映像品評会が毎回開催される。「Real-Time Live!」もその1つであり,実際にリアルタイムレンダリングのデモを実機で走らせ,開発者や制作者らが技術ポイントを解説していくというイベントだ。その中から注目のデモを数回に分けてレポートしていこう。
[SIGGRAPH]Kepler相当のグラフィックス性能をスマートフォンで実現。Samsung,「Samsung reconfigurable GPU based on RayTracing」を披露
Samsung ElectronicsはSIGGRAPH 2012で,同社が開発中であるスマートフォン向けプログラマブル・レイトレーシング・グラフィックス・プロセッサ「Samsung reconfigurable GPU based on RayTracing」の研究報告を行った。実験ボードによるシミュレーションベースの結果だが,その性能はNVIDIAのKeplerに相当するという。
[SIGGRAPH]骨組みなしのぬいぐるみが動く!? 最新技術が披露される「Emerging Technologies」展示セクションレポート(1)
SIGGRAPHの展示セクションで毎年注目を集めているのが「Emerging Technologies」,通称E-TECHである。ここでは,次世代技術や最先端の研究成果がいち早く展示され,最新のテクノロジーを体感できるのだ。そんなE-TECHから,西川善司氏が気になったものをピックアップし,数回に分けてレポートする。今回はその第1弾をお届けしよう。
[SIGGRAPH]CGとインタラクティブ技術の学会&祭典「SIGGRAPH 2012」が開催に。初日に行われた「Game Worlds」の模様をレポート
北米時間2012年8月5日,コンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術の国際会議と展示会「SIGGRAPH 2012」が開幕した。開催初日には,「Just Cause 2」「SSX」「ソウルキャリバー5」といった3タイトルのゲーム開発技術が語られる「Game Worlds」というセッションが行われたので,その模様を西川善司氏がレポートする。