DbDの世界観でプレイするホラーアドベンチャー「The Casting of Frank Stone」，開発者ビデオダイアリーを公開

　Behaviour Interactiveは，「Dead by Daylight」の世界観でプレイするシングルプレイ用ホラーアドベンチャー「The Casting of Frank Stone」（PC / PS5 / Xbox Series X|S）の最新開発者ビデオダイアリーを公開した。


　「Until Dawn - 惨劇の山荘 -」などのリアルな人間描写で知られるSupermassive Gamesによって開発が進められている本作。アメリカ北西部にあるという廃れたシダーヒルズの町を舞台に，都市伝説化している連続殺人鬼フランク・ストーンの存在を，軽い気持ちで調査するためにやってきた若者の集団に起る恐怖を描いている。
　“シネマティックアドベンチャー”と銘打たれているとおり，プレイヤーキャラクターの選択や判断が，ほかのキャラクターとの関係や体験，その末路にも影響していくようだ。


　今回の開発者ビデオダイアリーでは，シダーヒルズという架空の町についての解説が行われている。シダーヒルズは元々は林業で発達した町だが，近くで鉱山が見つかったために製鉄業者により無節操な発展を遂げた。しかし，そこに現れたフランク・ストーンによって引き起こされた狂気により，この町に住む人々の家族や，その次の世代にも大きな傷跡を残すことになったという。


　本作ではUnreal Engineの最新版を利用しており，照明効果や環境表現がさらに豊かなものとなり，過疎化した町から廃坑，製鉄所内部までのステージが，美しく不気味に描かれている。


　本作は2024年9月4日にリリースされることもアナウンスされ（関連記事），開発は佳境を迎えているようだ。日本語のフル音声で完全ローカライズされるとのことなので，ゲーム実況と相性の良いSupermassive Gamesのシネマティックアドベンチャーシリーズとして，国内でも大きく注目されていくことだろう。

「The Casting of Frank Stone」公式サイト