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「DAoC」ファンイベント第2回Round Tableレポート
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印刷2005/09/20 23:59

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「DAoC」ファンイベント第2回Round Tableレポート

左からアヤカ・ハーンさん,キャメログイン氏,Murayama氏
 9月19日,東京・秋葉原で「ダーク・エイジ・オブ・キャメロット」(以下,DAoC)のファンイベント,"Round Table#2"が開催された。Round Table,つまり円卓である。キャメロット宮廷の騎士団に,上下の序列がなくみんな平等に話ができるようにと据えられた円卓にちなみ,プレイヤーとメーカーが等しく語り合える場として開催されているイベントの国内版で,今回で2回目となる。

 会場には40名あまりのDAoCプレイヤーが集まり,司会進行は第1回に続き,本誌連載(「こちら」)でもお馴染みMurayama氏。彼の軽妙なトークでイベントが進められていった。
 まずは,米国でこの冬リリース予定の拡張パック「Dark Age of Camelot:Darkness Rising」の最新ムービーが公開された。そして新拡張でのトピックについて,Mythic Entertainmentのアヤカ・ハーンさんから説明が行われた。
 耳新しい情報をかいつまむと,まず,新たに実装されるというChampion's Weaponは,各国の王様から受けるクエストとなるようだ。ちなみに「絶対にTrials of Atlantisほどはヘビーになりません」ということなので,ToAでのあまりにも過酷なクエストに疲れた人には朗報だろう。
 拡張内容は,やはり「馬」がメインとなり,鎧を着せたりエンブレムを付けたりといった既報の内容のほかに,馬用のバックパックを取り付けて荷物を持たせられるということが分かった。 日本版については,パッチ1.78への対応を最優先で作業している。詳しくは, 「こちら」「こちら」を参照のこと。



 続いて,プレイヤーが作成したムービーの発表が行われた。残念ながら,日本版で募集したものはトラブルで再生できなくなってしまったとのことで,海外版での作品がいくつか上映された。
 最初の作品は,非常に情感のこもったセリフがアフレコされた,力の入ったもの。英語で切々と何かを訴える登場人物の姿に,どういったストーリーが展開されているのかと思っていたら,どうも,この人はキルト商人で,キルトが売れないことを延々と嘆いていたのだとか。うーむ。
 どの作品もキャラクターのエモーションをうまく使っており,3アカウントから,へたをすると10アカウント以上を使っての力作も多かった。
 印象的だったのは,「My Immortal」という作品。これはコボルドのスピリットマスターを主人公とした話で,亡くなった奥さんの魂を召喚しようとするものだ。召喚される魂はランダムなので,何度も失敗を繰り返すものの,ついに召喚に成功する。
 合間には,二人の馴れ初めから仲睦まじいシーンの数々,奥さんが人間のアサシンに殺されてしまうシーンなどが挿入されている。そしてせっかく奥さんの魂を召喚したものの,またもやアサシンに奥さんの魂を殺されてしまう。怒りのままに仇のアサシンを葬り去り,人間の砦に向かって突撃してコボルドも死ぬ。ラストシーンでは,別々のスピリットマスターに召喚された二人が束の間の逢瀬を迎えるものの,それぞれのマスターに連れられて行ってしまうという,もの悲しいストーリーだ。
 この作品は,
http://vnfiles.ign.com/camelot/videos/sept2004/MyImmortal.avi
から入手できる。ただし,著作権的に問題のある楽曲が使われているので,ここではURLの記載のみに留めておく。



 しばしの休憩のあとは,クイズ大会に。所属国ごとに分かれてチーム対戦となった。事前登録ではアルビオン10名,ヒベルニア11名,ミッドガルド7名ということだったのだが,蓋を開けてみるとミッドガルドが大増殖しており,20名近い集団となっていた。
 クイズは,スクリーンにDAoCのマップが表示され,各国が領土を広げていくというRvR風の構成。侵略を受けた国は防衛問題を出題され,正解なら防衛,間違えると領土を取られてしまう。もちろん,問題はDAoCのゲームに関するもので,
 
「この声はなんの音?」
「ギャ〜オゥ」
「メデューサ!」
「残念!」
「ゴーゴン?」
「正解! 実はサウンドファイル違うんですよね」

などと,マニアックな出題が続くものの,全体的にはほとんど正解。問題が簡単すぎたかとMurayama氏が嘆く場面も見られた。なぜか防衛問題のときに簡単な問題が続いたため,全体に膠着状態に陥っていたものの,問題が尽きた時点で1か所領土を増やしていたアルビオンが勝利を収めた。

 賞品には,エルザジャパン製GeForce 7800や同6800搭載グラフィックスカードといった豪華な品が用意されており,ゲームクライアントを立ち上げてアルビオン参加者全員でのRoll大会の末,上位2名がグラフィックスカード,ほかのメンバーはWebMoneyを獲得した。

 最後はMythicからの大プレゼント大会で締められた。アヤカさんと全員でジャンケンし,勝ち残れば特製ノートや帽子などがもらえる。
 会場内で人気の高かったのは,錫製の聖杯形ゴブレットだろうか。健康上危険なので,コップとして使ってはいけないと注意があった一品。そのほか,Mythic Entertainmentデザインチームの寄せ書き(?)といった貴重な品も提供されていた。



 現在Mythic Entertainmentでは,Dark Age of Camelot:Darkness Risingのリリースに全力を上げている。NPCとの会話テキストが6000行ほど追加されているので,日本語化には手こずっている模様だが,2006年春には投入予定とのことなので,楽しみに待ちたい。

 Round Tableらしく,途中でMythic Entertainmentへの意見も求められ,最初はみんなおずおずしていたものの,徐々に発言が多くなり,もっとこうすればよくなるといった積極的な意見が述べられていた。
 DAoCという作品が,ゲームとして非常に面白いものの,いま一つ人気がないことを残念に思っている人が多いようだった。各種族,あと100人ずついればもっともっと面白くなるといった意見も出ていた。それとToAの拡張は,一般人にはハードすぎるという認識もみんな強く持っているようだった。イベント後の2次会参加者も多く,プレイヤーのまとまりは非常に強いものが感じられた。

 次期拡張Dark Age of Camelot:Darkness Risingでは,キャラクターグラフィックスも一新され(なぜか会場では誰も言及がなかったのだが),前述のように馬という新要素も追加される。これまで癖の強かったグラフィックス周りが改善されれば,新規ユーザーの導入にもつながってくるかもしれない。いま一つ恵まれない良作だけに,新拡張での新規勧誘キャンペーンなどにも期待したいところだろう。(aueki)

  • 関連タイトル:

    Dark Age of Camelot

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