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三次職を含めた「RO」の今後と,クエスト&PvPを強化するRO2の展望。Gravity Festivalのプレスカンファレンスから
もちろん「ラグナロクオンライン」(以下,RO)「ラグナロクオンライン2」(以下,RO2)もこの例外ではなく,物販コーナーやサークル(?)物販スペースすら設けられているのだが,それとは別に両作品の今後に関するプレスカンファレンスが21日11:00AMから実施され,海外メディアがそこに招かれた(韓国国内メディアは別の時間帯)。そこでの発表内容を,資料画像を交えつつお伝えしよう。
■Episode 12.X以降
■ドキドキメモリアルダンジョン
■新しいPvPシステム
■シーズモードのVer.1.5
■インタフェースの改良
また,シュバルツバルド地域にある生体工学研究所では,またも人の倫理を問うエピソードが描かれ,新たな秘密が明かされる。
次のドキドキメモリアルダンジョンとは,要するにパーティプレイ向けのインスタンスダンジョンのこと。同時にアイテムバインドシステムも追加予定で,そのアップデートは韓国では10月中に200アイテムに及ぶという。
また,「Ancient Seal」と呼ばれるミッションも追加される。これは「Baphomet advents!」の一環であり,修道院の地下に隠された聖なる印を,守りきるのが任務となる。そのほか,「無限の塔」と呼ばれる新しい地形も導入されるようだ。
新しいPvPシステムはシーズモードとは異なる目標が設定されたもので,ある種の得点ないし素材をめぐって行われる。韓国においては2007年11月に,2種類の戦場マップが追加されるとか。
その一方で,シーズモード自体もバージョンアップする。より広いマップと,多数の目標を備えた新マップが,シュバルツバルドとアルナベルツの両地域に,それぞれ9月と11月のタイミングで追加され,旧来のシーズモードはそのままに,韓国ではVer.1.5の開催日が週二日用意される。
それ以降の長期的な予定に関しては,三次職が導入され,それに見合った難度に改修されるエリアが出る。なお,三次職関連のアップデートの対象となるキャラクターレベルは,Lv99〜Lv150あたりになるという。
加えて動作の最適化パッチや,クエストをより受けやすくするNPCの再配置が考えられているほか,戦闘メッセージをチャット欄から切り分けるバトルメッセージウィンドウや,クエストウィンドウの導入も予定されている。
また,ここでもシーズモードと異なる広大な戦場マップが用意され,目標によって異なる報酬がプレイヤーを待っている。
さて,注目の三次職とはどんな内容なのか。カンファレンスではハンターの三次職「レンジャー」,ブラックスミスの三次職「メカニック」がラフスケッチとともに示された。三次職には二次職から転職でき,ひとたび三次職に就くと上位二次職(転生職)にはなれない。これが,事実上転生以外の道を示したものなのか,それとも転生後に三次職に就くことが独自のメリットを発揮できるのかは,説明および資料では分からなかった。また,転職によってキャラクターレベルは変化しないが,レベル上限が伸びる。三次職の導入は,3-1職が2008年前半,3-2職が後半を予定しているとのこと。
三次職という目を引くアップデートもさることながら,今後のROはPvP要素の充実させつつ,敵勢力を通じて陣営利害の側面を導入するという方向性のようだ。
そこで,そもそもの操作方法について聞いてみた。過去に触れたプレビューバージョンのRO2では,マウスのみではほとんどプレイにならず,キーボードの併用が前提になっていた。日本サービスをにらんだとき,いささか心配になったのだが,実際のところこの点はどう考えられているのだろうか? Park氏の回答の要点は以下のとおりだ。
■キーボードですべての操作が可能
■マウスだけでも,ジャンプを除く全操作が可能
■ゲームパッドはサポートしないが,キーボードエミュレーションで主要な部分を代用することは,実質可能と思われる
といった感じ。イベントの機会などにRO2を触ってみて,その点に不安を抱いていた人も,まずは安心してよさそうだ。(Guevarista)
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