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「2002FIFAワールドカップ」のプレスカンファレンス速報。あの人気アイドルも応援に!? | - 03/20 13:03 |
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というわけで,今回も我々が訪れたのは,いつもの秋葉原Necca……,ではありません! 「2002FIFAワールドカップ」「プロジェクトFIFAワールドカップ」のプレスカンファレンス会場に選ばれたのは,恵比寿ガーデンプレイス内にそびえ立つ某高級ホテルのイベントホール。いつもとは打って変わって(というのは失礼かもだが)落ち着いた雰囲気でのタイトルお披露目となった。 この日お披露目されたのは前述の2タイトル。一つはサッカーゲームファンの人ならばすでにチェック済みと思われ,世界的に見てもサッカーゲームの連続リリースが予測されるワールドカップ前後においても,断然注目度が高い「2002FIFAワールドカップ」。そして,残念ながらPCのタイトルではないが,代表チーム監督に扮することで別の角度からワールドカップを楽しもうという趣旨のゲーム「プロジェクトFIFAワールドカップ」だ。 カンファレンスはEASq代表取締役の山本氏のスピーチによって幕を開け,その後,バイスプレジデントCS事業部長(日本語版のプロデューサー?)の高橋氏によって,両タイトルの詳しい情報が公開された。 まずは,当サイト読者お目当ての「2002FIFAワールドカップ」の情報をば。 「2002FIFAワールドカップ」(以下,FIFA2002)は,EASqのスポーツゲームブランド「EA SPORTS」の「FIFAサッカーシリーズ」最新作。2002年5月31日より開催される日韓共催の「2002 FIFA ワールドカップ韓国・日本」を背景に,各国の代表イレブンを操作してワールドカップの雰囲気と興奮を体験できるアクションスポーツ……というかいわゆるサーカーゲームだ(ちなみに,昨年同メーカーから発売された「FIFA 2002 ロード・トゥ・FIFA ワールドカップ」とは,同シリーズながらも別タイトルなのでご注意)。 この「FIFAサッカーシリーズ」といえば,ワールドカップを主催するFIFAに加盟する32か国の代表チーム,20都市にわたる開催スタジアムを全て実名で塔載しているのがウリ(もちろん"2002 FIFA ワールドカップ公認"というのがなせるワザだ)。しかも開催日程やマッチスケジュールまでも完全再現し,ゲームファンのみならずサッカーファンの心を鷲掴みにしてきたある意味"PCサッカーゲームのスタンダード"ともいえるタイトルだ。いうまでもなく,今回お披露目されたFIFA2002は2002年の日韓共催ワールドカップを元にしているため,選手の個人データやスタジアムもすべて最新のソレが用意されている。 また,高橋氏が「やってナンボ」というだけあって,スルーパス(スペースへのパス)を始めとした洗練されたシステムや,リアルなキャラクターのモーションなど,"ゲーム性"においても同ジャンルのタイトルでは群を抜いているといっていいだろう(ちなみに,1999年からはモーションキャプチャーのアクターに"中田英寿選手"を起用しているのも有名なハナシ)。 打って変わって,この日お披露目されたもう一方のタイトルは,PS2専用ソフト「プロジェクトFIFAワールドカップ」。 実をいうと,本作は完全にEASqのJapanスタジオのオリジナルタイトルで,プレイヤーがサッカーチームの監督に扮して,チームの運営,スケジュール管理,そして采配を行うというもの(一時期流行したセガの「さかつく」を想像するといい)。サブタイトルもズバリ「〜それなら君が代表監督〜」と挑発的なもので,時折世間の冷たい風当たりを受ける代表監督に「それだけいうならやってみれば?」的なノリで体験させようというものだ。 同タイトルの開発プロデューサーの大橋氏は,「代表チームを外から見るのと,内から見るのとではワケが違う」「負けたくないという気持ちが先行して,どうしても地味な試合をしてしまう」など,実際にプレイしたときの心境をプレイヤーの視点から語ってくれた。さらに,「日頃テレビを見てヤジってる人にもぜひプレイしてもらいたい」とのこと。"プロジェクトFIFA"はアクション性を排除し,主にシミュレーションに重点を置いているため,アクションよりもサッカーの知識の量で勝負したい人にもオススメとのことだ。 残念ながらPCでのリリースは予定されていないが,2002年のワールドカップをより楽しく観戦するアイテムとして,プレイしてみてもいいのでは。 高橋氏のタイトル紹介の後,特別ゲストに迎えられたのは,なんとCMや映画で活躍し,押しも押されぬ超人気アイドルの「真鍋かをり」さん! 真鍋さんは,「2002FIFAワールドカップ」を使用して開催されるサッカーゲームの世界大会「ワールド・サイバー・カップ」(説明は後述)のキャンペーンガールとして起用され,同タイトルを盛り上げるため一肌脱いでくれるそうだ(一肌です)。 ゲーム内容に対する質問と同じぐらい(?)真剣に質問攻めに出るプレスに対して,真鍋さんは「このタイトルやりました! 選手の動きやスタジアムの臨場感が素晴らしいですね」「プレイしただけでホントにワールドカップの雰囲気に浸れるんですよ〜」と,思いがけず(?)アツく語ってくれたぞ(その後に行われたフォトセッションでも,FIFA2002のパッケージを手にニコやかに微笑む彼女に,多くのプレス関係者からフラッシュが浴びせられたのはいうまでもない)。 さて,話に出た「ワールド・サイバー・カップ」だが,これはFIFA2002を使用してのサッカーゲームの世界大会のこと。世界各国での予選を勝ち抜いた16名の精鋭により,世界一のプレイヤーを決定しようという試みだ。しかも,ワールドカップの試合開始前に実際のスタジアムを会場にして行うという,文字通り"ワールドクラス"の大会(試合の模様は,お馴染みのオーロラビジョンにデカデカと映し出されるらしい)。 開催日時はある程度決まっているものの,この世界大会はまだ企画段階。応募要綱やレギュレーションなどは,追ってEASqより告知されるとのことなので続報を待とう(とはいえ開催ほぼ間違いないと思われるので,心構えはしておくべきかも)。 さて,足早にお届けしたがいかがだっただろうか。 筆者が思うに,EASqが本作にかける意気込みはハンパではない。カンファレンスの規模や雰囲気で語るもナニだが,少なくとも,開発者といいプロデューサーといい,彼らの熱意がヒシヒシと伝わってくるプレス発表であったことは間違いない(余談だが,会場には二つの巨大なスクリーンが用意されており,オープニングで流された「2002FIFAワールドカップ」のムービーなどは,荘厳なオーケストラも相まって,筆者も鳥肌モノの演出がなされていた)。 誰しもが,そして6月の開催に向けてその何倍もの人が注目するであろう「2002 FIFA ワールドカップ韓国・日本」。それを一足先に味わえる本作は,サッカーファン,ゲームファンのどちらにもオススメのタイトルといえる。逆に,このタイトルをキッカケにワールドカップそのものに興味を持てるのであれば,これ以上喜ばしいことはない。(Gueed) |
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